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「小泉改革の負の遺産」という神話 - 菅原琢『世論の曲解』 2009年12月27日00時00分

今年の総選挙の大きな争点は、小泉改革の評価だった。民主党は「改革によって格差が拡大した」と自民党を攻撃し、これに自民党も「改革の負の遺産を改める」と呼応し、どちらも小泉改革を否定した。この背景には、2007年の参院選で民主党が一人区で圧勝した原因を「小泉改革で地方が疲弊したため、農村票が自民党から離反した」とする世論調査の分析にあった。しかしこれは本当だろうか?

素直に考えておかしいのは、農村票にそれほど大きな影響があるのかということだ。農村がいかに「固い票田」であろうと、日本の農業人口は300万人と人口の3%にも満たない。しかもそのほとんどは兼業農家で、主な収入源はサラリーマンだ。「一人区は農村」などというのは昔の話で、地方の選挙区でも都市部の票が圧倒的に多い。つまり都市住民の支持を得られない候補は勝てないのだ。

本書はこうした事実を、統計データで具体的に分析する。その結果あきらかになるのは、この「逆小泉効果」の神話を信じたことが自民党の総裁選や選挙戦術に深刻な誤りをもたらしたという結論だ。安倍内閣はまだ小泉改革を継承する意思があったが、造反組の復党が有権者の反発をまねき、支持率が急速に下がった。むしろ小泉改革を否定したことが、安倍政権の敗因だった。


こう言うみっともない言い訳記事を読んだ。構造改革を絶賛していた馬鹿どもが、自己弁護のために本を出したと言う事だ。
個人主義 | 復活!三輪のレッドアラート!

以前に、アメリカの多くの州が、財政均衡を義務付ける法律で縛られている事を述べた。
EUも加盟条件に財政均衡を明確に義務付けている。その結果がどうなったか?

  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成22年(2010年)2月9日(火曜日)参
        通巻2869号 
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(速報)
 ユーロを狙えと投機筋が80億ユーロを空売りへ
  ギリシア、スペインの経済危機でユーロの脆弱性が投機対象に
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 英紙フィナンシャルタイムズ(電子版、9日)が速報している。投機筋がユーロの空売りに動き出した。投機資金は80億ユーロ(9800億円)。

 BRICSだのNICS(NIESの前身)といわれ、今度はPIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシア、スペイン)。
 ユーロに加盟したが、赤字財政の上限などの基準を守れず(たとえば財政赤字は単年度GDP3%以内とか)、統一通貨であるために猛烈なインフレの襲来に経済がガタガタになった国々。とくにギリシアとスペインが筆頭。

 ギリシアの貿易赤字は432億ドル(同期のドイツの黒字は1817億ドル)。
 経常収支の赤字はギリシアが対GDP比でマイナス12・4%,ドイツはプラス4・2%。つまり、統一通貨は貧困諸国を逆に脅かし、ドイツもこれ以上の犠牲に耐えられなくなって悲鳴を挙げる(数字は英誌「ECONOMIST」、2月6日号)。

 いずれ破綻がくるだろうと予測されてはいたが、統一通貨のバランス維持が不可能とみた投機筋が一斉に空売りに動き出した。投機筋が動かしているカネは80億ユーロと推定される。


最近よく思ってしまうのだが、この財政均衡と言う考えは、アメリカの支配を維持する為に仕掛けられた毒素ではないのかと。
耳障りが良く、世間知の誤謬に見事に嵌る言葉であり、考え方でもある。

この世界のどこかに、悪の天才達が居て、そいつらが世間様を嘲笑し、支配階級の利益のために悪質極まりない罠を作り上げ、我々を雁字搦めにしている。
そう信じたい気分にどうしてもなってくる。そうでなかったら、この世の中の統治者やら知識人やらは揃いも揃って愚物揃いで、政治がどうやってもまともにならないと言う事なのだから。

悪の天才達が居た方が、まだしも世の中に救いがあると思われる。しかし、どうやら、事態はより深刻なのだと思われてならない。
日本、アメリカ、オーストリア等の一向に過去の失敗を反省できない国々や、ドイツのような過去の失敗を克服して更に過去よりも手酷い輸出依存にのめり込む国々。フランスやオランダの様に原理主義的な民族融和を唱えて国内を移民に荒らされて大変な事になっている国々。

どの国も恐ろしいばかりに政治が貧困なのだ。
「我慢しろ、我慢して!我慢すればきっと良い明日が来るから!」そう叫び続けた自民党は敗北して壊滅寸前。
「どうして我慢できなかったんだ!我慢すれば、もっと我慢すれば素晴らしい日本が来たのに!」
「私達は間違ってなかった。我慢できなかった日本国民が悪いんだ。えーん、えーん。」

みっともない限りである。
こんな原理主義的な考えの蔓延こそが、世界の抱える最も大きな問題なのだろう。

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