独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
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道州制云々でいろいろと北海道について調べてみた。
ここって、歴史的に凄い変遷がある所なんだと再認識した。
北海道 - Wikipedia


近代
1888年建設の道庁旧本庁舎(札幌市)

1868年(明治元) に、新政府は蝦夷地に箱館裁判所を置くことを決め、直ぐにその名を箱館府と改めた。但し、戊辰戦争のひとつ函館戦争(一時、「蝦夷共和国」成立)が起こり、すぐには蝦夷地は新政府の下に統一されなかった。
榎本武揚総裁の五稜郭の降伏後、蝦夷地は1869年(明治2年)に北海道と改称され、11国が置かれた。同年7月館藩(松前藩)領以外を管轄する開拓使が設けられてから北海道の開拓は本格化した(屯田兵)。
1870年(明治3年)、根室国の花咲郡、根室郡、野付郡が東京府に編入されたが、同年末に廃止。明治4年(1871年)7月14日 廃藩置県に伴い館藩の旧領(爾志郡・檜山郡・津軽郡・福島郡)に館県設置。
同年9月 館県は道外の弘前県などと合併、弘前県(青森県)の一部となり消滅。
明治5年(1872年)10月 福島郡など四郡(旧館県)が青森県から開拓使に移管。これにより北海道全域が開拓史の所管となる。
開拓使は1882年(明治15年)に廃止され、代わりに函館県、札幌県、根室県の3県が設けられたが、その行政効率の悪さから1886年(明治19年)には再び統一行政機関として北海道庁が置かれた。

明治政府の政策により多くの人が移住し、道内各地に開拓の波が押し寄せた。もっとも、和人の「開拓」はアイヌにとっては土地収奪と強制移住を伴うものであり、「日本による侵略」であったとする見方もある(本多勝一など)。また、鉄道や国道が建設されたが、網走刑務所に代表されるように、懲役刑の一環として行われた面もある。石炭が産出されることから、数多くの炭鉱が開発され、輸送するための鉄道が縦横に張り巡らされた。



「函館県、札幌県、根室県の3県が設けられた」
この理由は何か?北海道は今も原野が圧倒的に多い、美しいが未開拓の大地である。
100年以上前の交通網の未整備さは想像を絶していたのだろう。
明治政府の官僚達は、交通網が未整備ならば、分割して統治するのが効率的だと思ったのだろう。

しかし、北海道は当時ロシアが虎視眈々と狙う場所であり、そこに道路を可及的速やかに整備し、屯田兵を充満させ、ロシアの侵略を防ぐべし。
国防上の要請から北海道は大きな行政区として整備される必要があった。
各県がてんでばらばらに統治して良い場所ではなかったのだ。

そして、その国防上の要請を全く無視する愚か者が100年後に現れた。
効率化、行政改革を標榜する自民党の中の弱い派閥の長、中曽根康弘である。
彼はケーキ屋さんの故郷である紋別への鉄道を撤去し、3万人の人口の紋別は現在2万人の町に退化している。
紋別の町は高校さえも維持不可能になり、一つの高校を廃校する事となっている。
全く、地方、とりわけ国防の要地と言える場所を放棄する理由としては全く立派な事ではないか。

効率を重視した結果が地方の衰退をもたらした金ぴかの例であろう。
ところで、今回の私の言っている事は、道州制を擁護している様に聞こえるだろうか?
実はその真逆なのだ。
道州制は、国家と言う最も大括りの計画単位がその実力を失い、無為無策にならんとする危険な道への一里塚としか私には思えないのだ。
地方に自治を強めさせ、国は税金だけ取る小さな政府になり、各道州が勝手に競争を行い、勝手に衰退し、繁栄する。
この方向性は、アメリカの中西部が潜在的飢餓世帯を凄まじい数で抱えている現在の状況を日本にももたらす事だろう。

また簡単に考えても、福祉を各自治体に行わせる事は恐ろしい事ばかりを引き起こすだろう。
豊かな福祉を地方が行えるか?自力で行えるか?
共産主義みたいに福祉漬けになる自治体やら、見事な資本主義に走ってアメリカみたいな福祉しか行わない自治体やら。

日本の強さは均一性にあり、競争や多様性にないのだと言う、極簡単な事を理解できない者が世の中には多過ぎるのだ。
よだれを垂らして愛国!愛国!と叫んで狂った題目を空中に向かって吠え立てる狂人達はもちろん気が付く事もできないだろうが、普通の理性を持った人間失格でない日本国民ならば、自分達の国の強み、現在働いているまだ正常な制度についての理解はできてしかるべきだと、私は思うのだ。

道州制は日本から均一性を奪ってしまう。カオス化としか言えない、歪な地方格差が生まれてしまう素地にしかならない。
この上に、地方の外国人参政権など導入されてしまった後は、日本国の中に違う国ができる有様に成り果てるだろう。
今この時こそ、地方を強力に繋ぎ止める政府の力が必要なのだと思う。
中央集権と言う事ではない。単一の価値観に従って国を統治する、当たり前の政府こそが必要なのだ。
自民党の敗北は、地方と都会は違って当然と言う、混濁した価値観の提起から始まっている。

逆に、小沢一郎と言う地方の政治家が、自民党の放棄しようとしている地方を拾い上げる政策を提起し、自民党の票田、自民党の勝利を齎し続けて来た基盤をそっくり継承してしまった事を見ても、自民党の政策は全くの愚作だったと総括できる。
私にはその様に総括できるが、それができないのが、できなかったのが、今後もできないだろう事が自民党の敗因なのである。
要は現実を全く見る事のできない、カルトスコープを全員が着用しているのが今の自民党なのだ。

それだけではなく、自民信者全員が「まだ自民党が心を改めたら」とか思い込んでいるのも問題なのだろう。
私の様に自民党批判をきっちりする事もできずに、ひたすら自民党を甘やかして恥じないのが自民カルト、ネット右翼の限界なのである。
北海道の歴史は、特に近代以降ドラマチックであった。そして、北海道の成功要因にこそ、日本の戦後の勝利に関わる要因を多く含んでいる。
そんな北海道を何十年も前に見捨ててみせた自民党。今日の敗北はあるいは遅すぎたのかも知れない。
歴史に学ばない者は、歴史から報復を受ける。最初は悲劇として、最後は喜劇として。

現在の自民党の敗北の有様はさながら喜劇だとしか評する事ができない。
負けるべき者は負けるべき理由を備えているから負けるのである。
そして、その敗者が自分達の敗北の原因すら総括できない。
今回の自民党の敗北は、次回の参院選で更に拡大されて行われる事だろう。

賭けても良い。

では、このエントリーはこれで終わります。
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コメント
この記事へのコメント
負けるべくして負ける自民党
武部という人もダメの見本のような方だった。あれで惜敗率一位というのだから、民主党も大したことはないということでしょう。しかし、谷垣というダメ総裁では、そのダメ民主党にも勝てないのも事実でしょう。
2009/10/27(火) 01:55 | URL | ケーキ屋 #DL0dExLA[ 編集]
やたらと足を引っ張ってる人
北方領土を返せ!とか、竹島!竹島!と叫んでよだれを垂らしなら憂国を叫んでる人には韓国人の対馬土地買収についてはどのような感情で見ているのか?

「拉致被害者奪還の為に経済制裁すべき」と叫んでいる憂国オヤヂは北朝鮮との交易で生計を立てざるを得なかった境港の人々についてどのような感情で見ているのか?

とも言いたいです。

対馬が最前線である以上は、その様な第三国からの土地買収に対しては警戒すべきだし、最前線である以上はその代価としての保証金ぐらいは支払うべきですし、境港においても経済制裁による損失を補填する為に補助金を出すべきではなかったの
でしょうか?

それも考えずに「補助金は人間をダメにする」とか「自助努力でなんとかしろ」と突き放したのが小泉政権で、それを支持したネット右翼です。

この様な状態が続いたからこそ、ああしてまでしなければ生活が出来ないという事を想像したのでしょうか?これは韓国だけではなく、もしかすれば中国がやればもっと凄い事になっていた事ぐらいは考えてほしいです。

そう言う事でも国防に対してやたら足を引っ張っているのは護憲派サヨクの方ではなくネット右翼の方だと思います。
2009/10/28(水) 02:50 | URL | レッドクリフ #-[ 編集]
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2009/11/10(火) 00:28:41 | 東京のばかやろーブログ
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