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憲法違反の裁判員制度 | 復活!三輪のレッドアラート!

このエントリーに関して、重要なコメントを頂きましたので、補足方々一つのエントリーとして挙げて置こうと思います。
先立って野次馬様に申し上げておきますが、決して貴方をこき下ろそうと言うつもりではないのです。
貴方の指摘はもっともな指摘でありますが、典型的な法解釈の誤謬を含んでいるのです。
しかし、貴方の憲法解釈の誤謬こそ、この裁判員制度が提起された端緒なのだろうと得心しました。
貴方は私が気が付いていなかった、問題の中核を指摘なさったのです。

では、その問題のコメントを以下に転載致します。


憲法違反の裁判員制度

三輪さんへ
いつも?風が通り抜けるようなスキッとした御意見を楽しみにして読んでいます。

さて今回の裁判員制度への御意見ですが、少々 ? と言う感じでした。

確かに憲法の第六章には、どこにも「国民に司法権を与える事ができる」とは書いません。

しかしながら、日本国憲法第一条に国民主権を宣言しています。
このことは、統治権即ち国権(司法権・立法権・行政権)は、国民がもっているという事です。

と言うことは、司法権は元々国民が持っているのであって、
国民に与えられるものではない訳です。


また、第六章には「裁判は裁判官のみで行われる」とは書いていませんから
陪審員とか参審員とか、はたまた裁判員とかを裁判に参加させる事はなんら排除されていません。

司法制度改革なる事から要請・デザインされた制度でしょうけど、正直言ってややこしくメンドウ~
という感触を持つ方が恐らく大半と思います。

しかしながら、それは日本人の大半が持つ「観客民主主義」と思います。

今の崩れ落ちそうな日本にしたのは、大半の国民が天に向かって唾を吐く「観客民主主義」
がもたらしものです。

そういう意味では今回の裁判員制度は、「観客民主主義」からの脱却のきっかけになれば
と言う風には考えられないのでしょうか????
2008/08/26(火) 20:36 | URL | 野次馬 #VPKIOURk[ 編集]


このコメントは非常に重要な誤解を示しています。
国民主権と言う憲法に定められた事柄そのものについて、一般市民が誤解をしている。
そして、更に重要なのは「立法府である国会」「行政府の一部である法務省」が同様の誤解をしていると思われる事です。
私としての解釈は以下のとおりです。


>野次馬様
それは国民主権を拡大解釈しています。
司法権を主権者である国民が持っているのが国民主権なら、行政権も国民が持っていることになります。

また、国民は主権者なので軍事力や警察力を備える事もできる事になります。
(注:警察は行政の権限です。また、国家と同じ権限を国民が持っているなら”主権の発動を行わないと言う条件”で自衛隊も国民個人が保有して良いと言う事になります。)

普通に考えて、国民の主権は国家に負託付託されているのです。
個人個人が主権を持っていると考えるのはおかしな事です。

また、観客民主主義と言いますが、その様な言葉も奇妙です。
自分達国民が観客ではなく、演者であるべきと言うのは、国民が国家を演じるべきと言う事でしょうか?

そんな事は普通に考えて不可能なのです。

また、最初に戻りますが、国民の個々人が司法の権限を持っていると考えるなら、それ以外の立法の権限や行政の権限も持っていない理由がありません。
その気になれば、租税の徴収も国民が行って良いと言う事になります。

その様な恐ろしい「主権者」等は、普通に考えて存在それ自体が奇妙に思えます。
私の言う事がご理解願えますでしょうか?
2008/08/26(火) 22:33 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]


主権者と言う事が、国家に付託された権限を行使できる存在であると言う事とイコールではない。私はそう解釈しております。
陪審員と言うのは実は日本帝国にも存在していました。あまりに問題があるので廃止された制度なのですがね。(有罪の率が95%になってしまい、陪審員が関わったら即有罪と言う死神みたいな存在に成り果ててしまったのが廃止の理由でした。)
そう言う経緯を見ても、確かに司法に国民が参加すると言うのは排除されていないのかも知れません。
しかし、これは確かな事ですが、日本の司法は「以前に行った陪審員制度の失敗」を永らく記憶しており、陪審員制度の復活については否定的な意見を持っていた筈です。
私が大学で法律を学んだ時にその様に教えられました。

実際、陪審員と言う代物は国民主権とは関係なく存在できるのです。(アメリカが国民主権の国ではない事はご存知でしょうか?)
国民主権と言う憲法の規定、陪審員の存在を排除しない理由、それらは本来的に区別して考えるべき事かも知れませんね・・・・。
(まあ、そう言う私なんかは以前のエントリーで裁判員は憲法違反だと言った訳ですがね・・・。やはり筋が悪い難癖だったか?)

それはそうとして、私には今回のどう考えても筋の悪い裁判員制度と言う制度の提起が、すなわち国民主権と言う事柄に対する立法と行政に携わる者達の誤解から生じた代物ではないか?と思えるようになりました。

真にそう言う意味では重大な示唆だと思えます。青天の霹靂の様な気付きでした。
野次馬様、本当にコメントでその事を指摘して下さって感謝します。
ご指摘がなければ、この事を私はずっと気付かないままに過ごしていたかも知れません。

今回の指摘で、今まで私の心の中でわだかまっていた「何故だろう?」と言う疑問について、一つの解答が得られた様に思えます。

そして、その気付きに基づいて検索をやり直してみると・・・・。

http://www.dpj.or.jp/news/?num=10610


国民による司法参加を可能にする 裁判員制度

裁判員制度は被告のためになるか
うひゃー・・・・。これは疑惑が確信に変わりましたね・・・。

私は根源的な事柄について無知だった様です・・・・。
と言うか、私なんかの想像を絶する誤謬から裁判員制度なる代物が発生して来た・・・・と言うのが事の真相なんですね・・・・・。

「過ちを改めざる これを過ちという」――疑問だらけの裁判員制度は延期を

ちなみに、裁判員制度に一旦賛成していた共産党と社民党は、その賛成を撤回あるいは保留すると言う方向に舵を切ったみたいです。
上記記事をご覧下さい。

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