独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
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まず浪人様のエントリーについて。
小沢党首はずっと以前から、自民党の弱点は何か?と言う事を研究して来たと思われます。

自民党の弱点とは何か?
端的に言うと、「現在の自民党が構造改革派に乗っ取られている」と言う事に尽きます。

何故そうなったのか?
元を質せば、小泉時代の自民党では平沼、亀井等の構造改革に反対する派閥が存在していました。
小泉元総理の目の上のたんこぶであり、小泉純一郎個人としては「できたら追い出したい」と言うメンツだったのでしょう。
彼の周囲には、亀井や平沼等の勢力のアンチが集まっていました。
「自称経済通」の面々で、それらが俗に言う小泉改革の絵を描いた人達です。

元来の構造改革派とは、民主党に巣食っていた松下政経塾等の頭でっかちの問題児揃いでした。
岡田前民主党党首等は、自身が財界の大手スーパー等の利益を代表する立場の人ですらあったのです。
彼等が小さな政府、少ない税金に異常な執着を示すのは当然でしょう。私利私欲を追求すればそうなるのです。

橋本竜太郎と言う男も、言ってみれば構造改革派でした。何故か?彼には確固たる地方の地盤がなかったのです。
小泉純一郎もそうでしたが、言ってみれば構造改革派とは地方に地盤が無い者が必ず選ぼうとする選択なのです。
逆に返してみましょう。つまり、構造改革派とは地盤であるべきホームグラウンドに何の執着も持ち合わせていない人達が揃っているのです。
更にそれを噛み砕けば、彼等は地盤であるべき選挙区の利益を代表しないと言う傾向も持ち合わせているのです。

彼等の考え方は、極端な中央集権論者が揃っています。
小さな政府論者=企業優先の物の考え方の持ち主は、中華文明圏同様、首都だけ栄えていれば良い、「首都は地方都市を搾取し、地方都市は農村を搾取する」と言う中国流の考え方に非常に親和できる人達が揃っています。
日本の場合は首都に大企業の本拠地が集中しています。だから、小泉改革の様に首都だけ栄えていれば地方なんかどうでも良い。
そんな理屈に陥ってしまうのです。利益を代表すべき存在ばかり見ているとこの様な”倒錯”が当たり前に思えてしまうと言う事なのでしょう。

前段が長くなり過ぎましたね。
ともかく、小沢党首の目から見て、自民党の混乱ぶりは笑えて仕方ない有様なのでしょう。
自民党は「地方自治体の予算を破壊してガソリンの価格を下げるか?」「それとも庶民に迎合してガソリンの価格を下げるか?」の二択を迫られていたのですが、それに対して理性が勝利を収め、ガソリンの価格を上げる事に踏み切りました。

そもそも、小沢党首にしてみれば、年初の段階で民主党との対話路線を福田が選んだ時点で、こう言う自民党の悪評を招く路線にがっちり嵌め込む事ができた訳です。
一旦ガソリンの価格を下げ、再度上げる、しかも全部自民党のせいと言い張れます。

笑いが止まらない展開なのですが、福田は周囲の人達が止めるのもかまわず、民主党の描く対話路線の罠に飛び込んでしまいました。
いや、私はざまあみろと思ってますが、それにしてもチョロ過ぎます。

高齢者福祉の問題でも「私は歳取ってますが元気なもんですよ」と、ほぼ他人事のレベルで答弁。
生活の安心を謳いながらも、中国産毒ギョウザに「中国が努力している」と庇い。
チベット問題でも「中国が努力している」と庇い。
保守からも革新からも、高齢者からも若者からも、サラリーマンからも主婦からも見捨てられてしまいました。

それもこれも、中国共産党との父親時代からのコネクションにしばられている事。
そして、最近では新自由主義者のトレンドが中国に奴隷制の工場を作成すると言う方向である事。
それらの複合要因が特に小泉内閣以後の自民党を呪縛しているからです。

次回の選挙は誰が看板に立とうとボロ負けでしょう。(今更マンガ太郎が立ったとしてもどうにかなる訳ありませんね・・・。)
それにしても、本当に痛いのは実は政治家よりもマスコミの方かも知れません。
ここからはろろ様のエントリーの方に移ります。


勘違いしないでほしい。国民は賃金が上がらないなか、苦しいやりくりでしのいできた。何の工夫もなく無策だったのは政府の方ではないか。歳出削減を徹底すれば、暫定税率を見直す余地はあったはずだ。


こんな事を言っている。歳出削減を徹底すれば、日本国内の総需要は決定的に減少します。
今の状況より更に酷い状況に叩き込まれるのに、それを全く理解していない。
正直な話、現在の日本の苦境はマスコミがカルト経済理論を信じ込む程度の知識と常識しか持ち合わせていない事とも無関係ではないでしょう。

なにしろ、「政府の間違った政策を指摘できないマスコミ」と言う、世界レベルで見ても笑い話の様な代物なのですから。
戦後の日本マスコミは「面白い報道だけに特化した」芸能タブロイドレベルの粗悪品でしかないと言うのがまずもって問題なのです。

全然マスコミとしての使命を果たしていないと言うか、そもそも果たす能力と資質を持っていない模様ですし・・・・。(溜息)

 この派遣労働の拡大というのが、総需要の減少に拍車をかけているという風に考えれば、派遣労働の規制強化や、紹介料への課税強化なども検討してみていいかもしれません。
 小泉や竹中のようなカイカク真理教信者が跋扈している自民党がそういう政策を採らないのは不思議はありませんが、「大衆(=生活者)とともに」などというキャッチフレーズを掲げている某連立与党は一体何をやっているんでしょうね。


何をやってるんでしょうねと言う事なら、彼等は道路建設関係の利権を守る為に奔走している訳です。
当然の事ですが、某政党がここ数代の内閣で一貫して国交省の大臣を勤めているのは、言ってみれば某政党の下部あるいは上部団体が道路建設の利権を一手に握っていると言う事の証明でしょう。

フライデーに写真入で晒されていた「安倍道路」とやらは、キロメートルあたりの建設単価が異常に高い事で有名ですが、その高い理由は全てあっち側の団体に公金が湯水の様に注がれているからでしょう。
そして、その金の一部が迂回されて自民党に還元されているのでしょう。ミエミエの図式です。

彼等は日本の総需要が減っても良いのです。自分達だけが肥え太る事ができるなら、日本国内に外国人が溢れても良いのです。
日本がどうなっても良い、そう思っている連中が今の日本を牛耳っているのは間違いありません。

ともかく、最後の経済コラムマガジンについては皆様熟読をおねがいします。
失政また失政、それでも特定の業界を擁護すれば、その業界からの広告料でマスコミが潤い、批判は行われなくなる。
今の日本の苦境は全てエゴイスティックな集団が、頭悪くあからさまに日本国民を無視した政策を求め、それに自民党がホイホイと応えてしまっている所が問題なのです。

以前の、15年程前の比較的正常だった自民党なら、今のようなあからさまで欲望剥き出しの下品な業界擁護、あるいは業界への特権付与は行わなかったでしょう。
日本の政治の混乱と、悪政の継続は、諸外国云々よりも先に、日本の政治家それ自体が日本国民を過剰に舐めている結果だと総括して良いでしょう。

まあ、政治ブログをいろいろ見てみると、ここまでの失政の連続にも関わらず、いまだに自民党マンセーのブログが沢山ある事からも窺い知れます。
日本国民が正しく怒る事ができないからこそ、今の日本は危機が断続的に襲い掛かって来るのです。
裁かれるべきは裁かなければなりません。

自民党再生の道は、小泉改革の否定から。私はそう思っています。
構造改革派の罪を糾弾し、以前の日本の方針である総需要増加の方向性に立ち戻る事が必要なのです。
カルト思想に嵌って、まともな人生が送れる訳がないのと同じく、カルト経済思想に嵌っていては、まともな国家運営ができる訳もないのです。

では、久々にちょっと長いエントリーを書いてしまいましたので少し疲れました。
今回のエントリーはこれで一旦終わろうと思います。
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コメント
この記事へのコメント
すばらしい
久々に読み応えがある三輪節でした。
2008/05/04(日) 19:05 | URL | ケーキ屋 #DL0dExLA[ 編集]
北海道はあのクーポン選挙でも民主党が強かったのですが
我が選挙区では、小選挙区では武部勤が勝利した。大都市大企業優先で、田舎を切り捨てる新自由主義の犬を勝たしているアホ選挙民は一回死んだ方がいいだろう。横須賀の小泉が勝つのとわけが違うのにさ。
2008/05/04(日) 19:19 | URL | ケーキ屋 #DL0dExLA[ 編集]
ご多忙中のエントリー、ご苦労様です。
 ろろ様のエントリーについて、「歳出削減を徹底すれば、日本国内の総需要は決定的に減少します。」とあるところで、歳出削減を徹底する>納税負担が減る>生活に余裕ができる>購買力上昇する(ここで需要が増加すると思ってました)>景気良くなる・・というのは甘いんでしょうか?勉強させてください。
 

 
2008/05/04(日) 23:03 | URL | ウヰスキー #LkZag.iM[ 編集]
>ウヰスキー様
甘いです。
歳出削減を徹底する>民間に回る金が無くなる>税収が減る>更に歳出を減らす>民間に回る金がどんどん減る>雇用と賃金が削減される>生活が苦しくなる>購買力が減る>需要更に減る>税収更に減る>以下日本国の支出がゼロになるまで続く。

で、日本国の支出がゼロになった時には、日本のGDPは半減いかになっており、危険な政策で自分達の国を徹底的に痛めつける様な狂人政治家の巣食う日本には投資が全くされなくなって、日本は三等国に転落します。

財政支出削減など、ノイローゼの14歳男子が考え付く良い日本の政策ではありますが、正常な教養と、正気の世界観を持った政治家の考える政策ではありえません。

>ケーキ屋様
お褒めに預かりまして光栄です。
ところで、この夏は多分北海道に旅行に行きます。
よろしければ、一度貴方とは会って話をしてみたいですね。
詳細は後日、メールで連絡いたしましょう。
2008/05/04(日) 23:32 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
紹介ありがとうございます
  ご紹介いただきありがとうございます。
  今秋田ですが、今までの復習的なエントリーを上げておきました。TBしたのでご一読ください。
  カイカクマンセー派(マスコミや御用学者、アメリカ真理教信者、一部ブロガー)の陥っている最大の陥穽は、「いつの時代でも国家は最大の経済主体である」ことを失念あるいは意図的に無視し、最大の経済主体たる国家を意図的に経済循環から撤退させることで全てが解決すると勘違いしていることなのではないでしょうか。
  三輪さんの文章や、経済コラムマガジンさん、晴耕雨読さんの記事で勉強して、曲りなりに理解できたことはそこに尽きます。まだまだ勉強が足りないですが・・・。

  ちなみに、

>勘違いしないでほしい。・・・

  のくだりって、私の記事の文言じゃないですよね?
2008/05/05(月) 00:13 | URL | ろろ #2pDzSWe2[ 編集]
悪循環ですね・・
 私の歳出削減の捕らえ方がそもそも間違っていたみたいです。(マスコミが突っつくような官僚などによる税金の無駄使いをなくせという小さいレベルの話ではない)
 三輪様の返答を頂き、お金を血液、政府を心臓、国民を体細胞に置き換えるイメージが浮かびました。静脈から入ってきた血液がきちんと動脈から出てきて循環していればいいのに心臓から一部漏れでたり、心臓の細胞自体が消費したり、あるいは特定の臓器にのみ血が送られたりして、健康が損なわれている状態なのか・・・、うーん未熟で表現できません。こつこつ勉強します。
 
 
2008/05/05(月) 00:58 | URL | ウヰスキー #LkZag.iM[ 編集]
合成の誤謬
個人も民間企業も国家も皆財布のひもを締めたら、合成の誤謬となり深刻な状況になります。これは三面等価の原則という単語でも説明できる事柄です。だから、与謝野が確信犯なら相当な悪党だし、本気で日本が良くなると思って言っているのなら羞恥心以下のバカ者です。
2008/05/05(月) 02:57 | URL | ケーキ屋 #DL0dExLA[ 編集]
>ケーキ屋様
経済のイロハのイですからね。<合成の誤謬
これを理解できないのなら、経済を語る資格は無いのですが。
ちなみに、私は彼が確信犯の悪党だとは思ってません。
彼のスポンサー、あるいは親玉がそうしろと言ってる。その程度の理由だと思ってますがね。

一時改心してたんですが、その後また元に戻りましたし。
ああ言う人には正義を貫く事なんかできないんでしょうね。

>ウヰスキー様
その考えでほぼ正しいのですよ。
そもそもですが、市場は行き過ぎる事が多く、国家が少しだけ関与して市場の行き過ぎを抑制しなければならない。
それが20世紀の世界が経験した教訓でした。
竹中とかが信じる古典経済学は世界恐慌を惹起して、恐るべき悲劇を何回も世界規模で招きました。

その事を全く反省していないか、あるいは世界規模の混乱を待望しているか、古典経済学派=構造改革派と言うのはそう言う人達です。
その事を理解して下さい。

>ろろ様
危険に気が付けば、その時点で私は合格だと思っていますが?
なにしろ、いまだに自民党というか小泉内閣の経済運営について「もっと徹底的にやっていれば良かった」と言い張る輩が多いのですからね。

マスコミしかり、福田総理しかりです。
それと、その件はろろ様のエントリー内の北海道新聞の引用から取っています。
2008/05/05(月) 07:45 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
結局の所、政府なんてものは金をばらまき借金を積み上げていくものなんだと、そういう認識でよいのでしょうかね。そうやってポテンシャルをばらまき、循環させ、最後には消えていく。そのあとは、別の誰かが政府を作ればいい。鎌倉幕府が経済難で滅んでも、室町幕府は豊かだった。金を国内で循環させているうちは何の問題もない。

緊縮財政なんてのは、歴史上成功したためしがない。心臓が疲れたからといって全身に送る血液量を減らしたら、そのまま死亡するのと同じことだから。今の日本は、政府が自己の延命のため、あるいはもっと邪悪な目的のために、血液量を減らしている、そんな感じでしょうかね。
2008/05/05(月) 11:28 | URL | 水 #EBUSheBA[ 編集]
>水様
>ポテンシャルをばらまき、循環させ、最後には消えていく。そのあとは、別の誰かが政府を作ればいい。

これについて説明して下さい。
良くわからないんだけど、そう言う事例ありましたか?

鎌倉幕府は元寇の後の恩賞の問題と、貨幣経済に武士が適合できなかった事、やけくそのインフレ政策が見事に外れた事で終わりました。
幕府が信用を失った事で崩壊したと言う事です。

室町幕府が金持ちだったと言うのは初耳ですが、南北朝時代からの後、応仁の乱で命脈が断たれました。
つまり、法令をキチンと行き渡らせる実力がないと言う事が明白になった時に終わってしまったのです。

金(文字通りの金)を国内で循環させていると言う事よりも、金の増産の手段があった事が重要です。
そして、江戸時代には金山銀山はあらかた掘りつくされてしまい、その後に萩原氏などが「信用創造」で更に経済規模の拡大を図りました。
新井白石とかに潰されちゃいましたがね。

その後の倹約財政その他の政策はよろしくない循環を作ってしまい、江戸時代末期に至って経済成長がストップしている有様になりました。
その後に外国の影響等もあって明治政府ができる訳ですが。

ともかく、経済は価値が増加しないと停滞して悪循環に入っていくと言う事です。
現在の日本も政府がまともな政策を実行できず、国民が一喜一憂するだけの刹那的政策を与野党で出し合っているだけに終わっています。

何故か?
経済的に無知、あるいは基本的な人格に欠陥があって知識がカルト化しているのに気が付けない人物ばかりが揃っているからですね。
日本国の国富を食べたい外国にとっては美味しい面子ばかりが経済の舵取りを行っているから。
それでFAでしょう。
2008/05/05(月) 12:01 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
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