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「宇宙で太陽発電、衛星からビームで送る」実験、パラオが関心
2008年1月15日(火)22:00 Loretta Hidalgo Whitesides

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西太平洋の小さな島国パラオが、インドネシアのバリ州で開催された『気候変動枠組条約第13回締約国会議(COP13)』(2007年12月)において、宇宙太陽発電の実験台になることを申し出た。

宇宙太陽発電にかかる費用はまだ非常に高く、一般への応用は不可能だ。しかし、二酸化炭素を一切排出することなく、必要な場所に直接エネルギーを送れるというユニークな特性は、用途によっては非常に魅力的かもしれない。そうしたニッチ市場の1つが、おそらくこの島国なのだ。AP通信の記事によると、パラオのTommy Remengesau Jr.大統領が関心を示しているとう。

起業家のKevin Reed氏は、超小型の実証実験用衛星を低周回軌道に打ち上げることを提案している。それによって、1000世帯の家庭の電力をまかなうのに十分な量のエネルギーを、毎日地球に放射することが可能になるという。

エネルギーは、まずパラオの無人島の1つに置かれた発電所に送られ、バッテリーの充電に使用できる直流電流に変換される。Reed氏は現在、プロジェクトの遂行に必要な8億ドルの資金調達先を探しているところだ。

宇宙太陽発電には、米航空宇宙局(NASA)をはじめ宇宙開発の関係者たちが以前から関心を抱いてきた。宇宙の太陽エネルギーは、大気を通過した後の太陽エネルギーの8倍にもなるからだ。

気候変動への特効薬にはならないとはいえ、宇宙太陽発電を利用する未来はもはや空想ではない。衛星の打ち上げ費用が安くなりつつある現状を考えれば、なおさらだ。

静止軌道には大型のシステムを打ち上げることができるため、地球上から見て常に同じ位置から、5ギガワット(AP通信の記事によれば「フーバー・ダムの2倍」)の電力を放射することが可能だ。

電力はマイクロ波に変換されて地球に放射されるが、このマイクロ波自体は「電子レンジの扉から放射されるエネルギーと同程度の強さにすぎない」という。

宇宙太陽発電は、米国防総省の国家安全宇宙事務局(NSSO)が2007年秋に75ページにわたる報告書をまとめたことで、さらに追い風を受けている。同報告書は、米軍の国際活動向けの電力供給源として宇宙太陽発電を利用する可能性を検討したものだ。

国防総省にその有用性を納得させることができれば、宇宙太陽発電はさらに大規模な「実証プロジェクト」となるかもしれない。

AP通信の記事「電力を求めて宇宙へ」を参考にした。


実際問題、この8億ドルと言う価格は高過ぎる。ペイするのに何十年、何百年かかるのだろう?
パラオは全住民をあわせても、2万人とか言う国だから・・・・。無茶でしょ?

それよりも、日本はパラオと合同して、ロケットではなく、マスドライバーを建設すべきではないのだろうか?
住友かどこかの企業が以前に、「赤道近くの南洋の海中に、長さ数キロの電磁加速装置付きのパイプを設置すれば、大重量の物体を第一宇宙速度まで簡単に加速できるようになる」と言う計画を策定していたのだけど、その為の場所としてはパラオが最適ではないだろうか?

一万トン程度の重量の発電衛星を、静止軌道まで移動させる事ができれば、それだけで日本の電力問題は全て解決すると言う。
もうエネルギーで問題が起きる事はなくなる。そう言う未来があれば、戦争や紛争は少しは緩和されるのではないかと思う。
何かが足りない事、それが争いの大きな原因なのだから。

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コメント
この記事へのコメント
こんにちは、隣の島の話なので反応しました。
パラオのTommy Remengesau Jr.大統領は、フットワークの軽いアイディアマンですので、こういう話にはすぐ手を挙げたのでしょう。もちろん1000戸に8億ドルがペイするかどうかは問題外です。どっかの援助で実験に参加すれば(もちろん返すことは考えてない)、とりあえず油代の高騰で苦しんでいるわれわれ島の住民は少し救われるのですから。

それにしても、電磁波で大容量のエネルギーを地球に送るのは、なんか恐い気がします。これからのエネルギーは、小規模に地域ごとに確立するのが理想では?小さな島では潮間差を利用してタービンをまわして発電するという手もあります。年中貿易風が吹いているし、太陽光もふんだんにありますので、潮間差、風力、太陽光を組み合わせれば、島の需要は簡単に賄えるはずなのです。

太平洋の小さな島々で全く自然エネルギー発電が発達しなかったのは、ひとえにモービルなど独占油会社と米政府の思惑によるものです。そこら辺をつかないと、この地域はエネルギー的にも独立できないでしょう。
2008/02/16(土) 15:05 | URL | suyap #-[ 編集]
マスドライバーのみでは大気によって減速してしまうとか。
なので常に噴射し続けるロケットが有効あのです。
軌道エレベータが可能になればいいのですけどね。
2008/02/16(土) 15:49 | URL | 御厨 #-[ 編集]
>御厨様
クラークの「楽園の泉」ってご存知ですか?
あの作品中で書かれているんですが、軌道エレベーターはテロの標的になりやすいと、随分以前から指摘されています。
補助用の推進ロケットも当然併用でしょうね。でも飽くまでもブースターだと思います。

>suyap様
自然エネルギーは、言ってみれば安価だけど、ペイしないようにできている模様です。
そんなものより、軌道上からマイクロ波で電力を送信してくる方が正しいでしょう。

電子レンジの扉から漏れる位の輻射であるならば、ほとんど人体に影響は無いものと思います。

日本で使うなら、工業地帯のすぐそばに受信機を置いて、それで変電所なしに送電できますね。
私はこの方法が史上最強のエネルギー獲得方法だと思います。
2008/02/16(土) 19:09 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
う~ん...
太平洋にぽつんとある小さな島では、基本的に自給自足を原則に生活しておく必要があるように思うんですよ。だから、究極電気も無くて良い(爆)。ペイしない(つまりお金のからんだこと)という発想ではなく、島の人口に必要なものだけあれば良いという発想...を忘れないようにしたいと思います。
2008/02/16(土) 20:35 | URL | suyap #-[ 編集]
テザーで連結してステーションへ引き上げる軌道遷移方法はどうでしょうか? X-プライズで有名になった、飛行機の背中から打ち上げる宇宙船と組み合わせると良さそうな気がするのですが。軌道エレベーターやオービタル・リング・システムは捨てがたいですが、残念ながら三輪様の仰るとおりテロがネックですね。
2008/02/16(土) 20:47 | URL | RAS #-[ 編集]
「未来少年コナン」の世界
ついに、小さな独立国家とはいえ、新エネルギーが、現実のものとなりました。マスドライバーと固形燃料ロケットを組み合わせて、大規模な宇宙開発を安価に出来るようになって欲しいです。
2008/02/17(日) 15:38 | URL | ケーキ屋 #DL0dExLA[ 編集]
>皆様
私の前々からの持論ですが、「宇宙開発とは、詰まる所はエネルギー問題の解決が根源的に行える唯一の方法」であり、その後には「莫大な量の小惑星の資源を露天掘りできるようにもなる」と言う風にもなるでしょう。

実際、これは凄い事だと思うのですがね。
2008/02/18(月) 07:44 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
ガンダムの世界になってくるのでしょうか。

なんというか、本当にジオン公国みたいなのも出来るかもしれないですね、新たなグローバリズムが出来るのは怖いのですが…
2008/02/18(月) 09:37 | URL | む~ #-[ 編集]
>む~様
私はスペースコロニーには否定的です。
バイオスフィア2と言うのをご存知?
あれの巨大版にしかならないのではと・・・。
少なくとも、難儀な課題はてんこ盛りでしょうね。
2008/02/18(月) 12:48 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
宇宙開発の意義
とりあえず、アバオアクーは地球の熱水鉱床が枯渇してからでも間に合うような気がします。コロニーは、人間が地球の生態系を知ってからでしょうね。一番実現可能なのは、マイクロ波で太陽エネルギーを得ること。得たエネルギーは、水素→メタン→メタノールあたりで貯蔵する。
2008/02/18(月) 14:19 | URL | ケーキ屋 #DL0dExLA[ 編集]
三輪さま

知らなかったので調べました、自然環境の循環というのは今の科学では無理そうですね。
とりあえずはジオンの独立問題の心配は無いですかね。

実のところ、なんのSF映画かと思いました。
2008/02/18(月) 20:32 | URL | む~ #-[ 編集]
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  ずいぶんお待たせしました。例のシリーズの続きです。   前回までのおさらいです。中国における商人の歴史、ということで見ていまし...
2008/02/18(月) 00:13:42 | 日々是勉強
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