余程”理解や評論”から逃げたかったからだろう。(嘲笑)
台湾民進党が何故負けたのか?非常に簡単な理由なのだ。日本と全く同じ。
格差社会問題である。
さて、この件については長くなりそうなので後半で。
↓ ブログランキング
ブログランキング
その「台湾の声」に掲載されていた佐藤守氏のブログエントリーに至っては、ほぼ呆れかえっている。
この世は「金」次第! - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記
この人も年老いたのだな、台湾人も落ちぶれたものだな・・・・と寂寥感にたえない。
佐藤守氏は言う。
ところで今朝起きると「留守電」に台湾の友人から何とも無念そうな声で「選挙はひどい結果でした。台湾人が国民党にこれほど金で買われるとは予想していませんでした・・・。
台湾人の中に金で国を売り渡すものが出てきました。残念です」と入っていた。
以前の選挙でも有権者に「2000台湾ドル」の金が飛び交い、資金不足の民進党は太刀打ちできなかった、という話を聞いたが、今回はどれほどの金が飛び交ったことだろうか?
米国大統領選挙にまでも黒い資金を提供するのが「国際政治謀略」なのだから、島国台湾で台湾人に2000台湾ドルくらいの金をばら撒くのは容易いことだろう。
友人は日本統治時代の方だから、モラル低下を嘆いておられるのだが、所詮この世は「金次第」!、本家の日本はそれ以上に腐敗堕落しているのだから純真な台湾人がそれを真似たのかも知れない・・・?
実際はそうではなかろう。
台湾人が今回の選挙で民進党にNOを言ったのは格差社会についてなのだから。
******
【不可解な台湾】後世の歴史家が知りたい問題
李 筱峰(国立台北教育大学台湾文化研究所教授)
原文中文 日本語訳 張 文芳
2008年1月13日自由時報より転載
昨日は立法委員の選挙が行なわれ、開票の結果、中国国民党が大勝し、民主進歩党が惨敗を喫した!
同時に行なわれた党産(国民党が不法取得した資産)を国が取戻す法案可決を問う住民投票も通過できなかった!
この結果、中国北京当局がほくそ笑んでいるばかりか、百年後の後世歴史家も理解に苦しむに違いない。
百年後の社会がなおも「黄鐘毀棄,瓦釜雷鳴」(※1)(賢人が重用されず、凡庸無才徳の人が高位に就いている)の時代であればだ。さもなくば後世の歴史家は必ずや以下の数多の問題について答えを解きたがるはずだ。
●なぜ曾てあれほど多くの人間を殺戮した政党が、正義への転換を拒絶したにも拘わらず、今なおも台湾人の支持を受けられるのか?
(現在の民進党政権が貧富の差を拡大し、経済運営に失敗したから。また、前総統が婦人が関与する汚職問題を起こしていたから。守屋被告と前総統は同じ様な批難を受けている。)
●なぜ長期にわたって反民主で、今に至るも直接民権(住民投票)に反対を唱えている政党が、なおも台湾人に肯定されているのか?
(直接民権に賛成する政党が経済運営に失敗したから。)
●なぜ台湾の独立主権をぶち壊すことを能事(なすべき仕事)としている政党が台湾人から唾棄されないのか?
(台湾の独立主権を擁護する政権が経済運営をまともにできないから。)
●なぜ台湾人は、過去において我々に「反共抗俄,消滅共匪」(※2)のスローガンを叫ばせ、今や「聯共制台」(中共と連合して台湾を制裁する)の政党に適応するのか?
(現在の与党が正常な経済運営を行えないから。誰でも良い理念を唱えながら悪政を行う為政者に対しては我慢がならない。)
●なぜ台湾人は、国家の資産を横領し、政党資産累積数千億元にも上る政党に投票するのか?
(国民党の汚職は裁判で無罪となったが、現政権の汚職は国民の目から見てほぼ間違いなくクロだから。)
なぜ中国国民党が国家の資産を横領した党産を取り戻すと非常に多くのメリットを得られるのか?(例えば:五歳の幼児の幼稚園費用は無料、小中学校の教科書代及び学校栄養給食は無料、高校高職の授業料は無料、大学の学資金及び青年創業貸付は全て無利息など)があるのに、 台湾人は取り戻したくないのか?
(それは一部の事例だが、現政権の格差社会の拡大政策は一般的だから。)
●なぜ国会(立法院)において、事々に難癖つけて妨げ、処々に反対を唱え(例えば、国家の重大な投資法案、軍備購入法案は反対、治水工事予算も反対、監察院長及び委員人事案にも反対などなど)、時々刻々さまざまな手段で政府の運営を麻痺させようとする政党が、なおも人民の支持を得られるのか?
(現政権の行った格差社会拡大政策を取りやめてくれると言う期待感があるから。)
●なぜ極力台商(台湾業者)に中国への投資を勧めている政党が、(中国投資の影響で失業などのため)暮らしが悪化したと自認している民衆の支持を得られるのか?
(その中国投資政策を座視傍観していたのが現政権だから。)
●なぜ政党関係者(党員籍の高官、ビジネスマンたち)の汚職犯や経済犯(彼らが横領した公金は数千億元にも達する)の指名手配者を多数抱えているにも拘わらず、なおも台湾人の投票支持を得ているのか?しかも彼らに追随して「反貪腐」(汚職反対)を叫んでいる。
(前総統が余りにも悪い意味で目立ち過ぎたから。長期政権で社会が悪くなると、それは与党の責任に帰されて当然の事である。)
●なぜ軍人家族の住宅改築条例などの「錢坑法案」(無法な支出法案)を提案して、台湾人に天文的金額の一兆三七六○億元を負担させようとした立法委員たちを、台湾人は又もや彼らを順調に再任させているのか?
(提案しているだけでまだやっていないから。)
●なぜ原住民に対して「君を人間として見ている……」と発言した馬英九集団が、なおも原住民の支持を受けているのか?
(原住民が今回の選挙で棄権する例が多かったから。結局、現政権が原住民を貧しくした事が全て悪い。)
●なぜ数人もの曾て汚職容疑或いは選挙違反(票買い)容疑者の現職立法委員を、台湾人は彼らの再任を成功させたのか?
(今回の選挙は現政権への経済の信任投票の意味合いが強かったから。)
●なぜあの株式売買で富豪になった揚げ句、国民党の党産売却に手を貸した立法委員を、台湾人は彼の望み通りに再任を果たさせたのか?
(現政権の経済運営がまずかった上に、総統の汚職、公金使い込みが酷いと思われたから。)
●なぜ曾て「耳たぶを舐めた」(※3)のデマを流した事件の立法委員が、依然として台湾人の肯定を受けて再任を果たせたのか?
(現政権が再任されない事をしたから。)
後世の歴史家は、多くの「なぜ」に戸惑うだろう。
これらの「なぜ」は、単なる「集団ストックホルム症候群」や、「奴隷性格」、或いは後藤新平が言うところの「台湾人は死を恐れ(高圧的な威嚇に弱い)、銭を愛し(利益誘導に弱い)、面子を重んじる(虚名虚位で篭絡し易い)」で解釈できえるものではない。
台湾人よ、我々は歴史の審判を待つとしよう。
全然不可解でも何でもない・・・・。結局、台湾の民進党は経済運営に失敗したのだ。
中国大陸と強い経済的パイプを繋いでしまい、大陸バブルとデフレ政策の実現に血道をあげてしまった。
それが中国の発言力を強める事は、誰に説明されなくても現政権は理解していた筈だ。
要するに、日米と同じく台湾も政権の経済運営能力がなかったのだ。
だから中国に主導権を取られてしまう。全ての「本来的に中国と敵対している筈の国」が同じ轍にはまっているだけなのだ。
「たかが金の事で国を誤ってどうする?」と日本と言わず、各国の保守派は全て同じ事を言う。
「たかが金」って何ですかその言い方は?
「貴方がたの様に苦労知らずだから保守派は負けるんです」と私は嘲りと共に言い返したい。
理念先行で、高所から人様を見下す様な口ぶりで、さも自分達が国を愛してる事が評価されないのが不満である、そう言う居丈高な物言いですね。
「こんな寝言を言っている限り、保守派はこれからも負けるでしょう」
経済なんて、言ってみれば正しい方法で運営すれば、そこそこの成果は挙げられる筈。
それができないのは、間違った方針、間違った考え、間違った手段で経済を運営したからであって、経済運営に失敗したら政権側の間違いない責任なのです。
ばーか!経済ってのは難しいんだ、机上の空論のとおりには行かない!と反論する向きもあるでしょう。
ですが、財政均衡だ、規制緩和で景気大爆発だ!と吼えていたカルト経済理論の信仰者、つまり小泉政権及び清和会の一同こそが、本来的に机上の空論で日本を恐ろしい不況のどん底に十年程も雨曝しにしていた張本人なのですがね。
そんな連中に「俗に言うネット右翼」とかがどれだけマンセーしている事か。
どの国でも保守派は負けつつある。全ての国が「雇用と賃金問題」「格差社会と社会不安」にあえいでいる。
保守派はそんな苦しんでいる人達を「俺達の精神に共感できない裏切り者」とだけ総括する。
「裏切り者=庶民」は保守派をますます見捨てる。
悪循環ですね。佐藤元空将閣下。所詮この世は金次第ですか。
それは一部当たっておりますな。
国民が働いても働いても、その努力に報いない国には、国民は必ず離反すると言う事です。
悪政の報いと言う事です。貴方の様なご立派な方々だけで国ができていれば良いのですがね。
そうじゃないと言う事を、その御歳になってもご理解できないのでしょうか?
いやはや・・・・。素晴らし過ぎる世界で生きて来た方々とは、これ程までに庶民と感覚が違うものなのですなと。
私などほとほと感服してしまいます。
まあ、ともかく国民に過剰な立派さを求める保守派は駄目ですな。選挙で勝てません。
これが共産党専制国家だと、国民に立派になるように国が強制する訳ですがね。
そう言う国家を貴方がたって、心の底で求めておられるのではないですか?
最近私は保守と言う人達を見て、そう感じる事がたびたびあります。
とりあえず、保守の方々には、世間をもう少し知って頂きたい。そう思います。
与党は
「台湾の独立のために庶民はどんなことでも我慢せよ」政策を敷き続けて負けたように見えましたね。
保守を名乗りながらも何を保守するかということを理念馬鹿になってしまって見失ったのだろうか?
自民党清和会の屑どもは保守を名乗りながらの売国でおもいきり保守の名を貶めてくれやがりましたが。
ところで、
民主党は本当に自民党に勝つ気があるのでしょうかね。
期待していた分もあるだけに実にがっかりだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080119-00000071-san-pol
http://www.asahi.com/politics/update/0118/TKY200801180364.html
自民は清和会の狂った経済政策の連発で日本経済崩壊、雇用崩壊。
しかも人権擁護法案を画策している。
民主は党の方針として在日外国人参政権の付与を訴えることを決めたようだし。
経済を破壊した後は国民の権利まで毀損しようとしている。
与野党ともに言えることだが、日本の政治に外国人が入る余地などないはずなんだがな。
日本人の日本人による日本人のためだけの政治をするものはいないのか?
どいつもこいつも売国奴・亡国奴で
ハラワタが煮えくり返る思いだ。
国賊どもは国民に詫びながら苦しんで氏ね
そして地獄へ堕ちろという思いだ。
保守って何なんでしょうかね?
人の生活ぶち壊しておいて『お前ら胸張れ、武士は食わねどナンタラ』
そんな最低なのが保守なら喜んでぶっ潰してやるんですがね(笑)
結局今の保守の問題は全てそこに凝縮されてるんですよね。
そんなモノに簡単に乗せられて庶民をバカにし続けるネット右翼は益々世の中から浮いていくと。
知らぬは(知りたくない目を背けてるかな?)本人達のみ・・・。
<国民党が圧勝?
民進党支持者の250万人が大量棄権したのが、総選挙の番狂わせだった
宮崎氏の説を信じ、親日民進党の最終勝利を祈ります。
豊かで安全な暮らしへのビジョンを示すことができなければならないと思います。
その合理的で実現性の高い経済・福祉政策への信頼によって、
国民はリーダーを支持し、国の舵取りを任せようとするのではないでしょうか。
爾後に、大多数の庶民はそれと意識せずとも、確固たる安全保障体制が築かれ、
御皇室への尊敬の念が自然と培われ、伝統文化が連綿と受け継がれる国づくりを粛々と進める。
そのような保守のリーダーの出現を望むことは、夢物語でしょうか?
庶民も日々闘っています、自らの糊口をしのぐために、家族の生活を守るために。
ま、結局、右翼だろうと左翼だろうと、経世済民に失敗したら、退場でしょう。ウリ党だろうと、民進党だろうと、独裁政党のシナの共産党だろうと国民に飯を喰わせられなければ、消滅でしょう。
わが国の自民党も、断崖絶壁ですね。キューバのカストロは経世済民に成功しているから、続くのです。
私など、共産党が政権とっても、明日が今日のように楽しく飯が喰えるなら結構です。小泉自民は喰えなくしているから、はい消滅してください。
砂糖閣下は、たっぷり年金貰って、無知な国民、お説教。阿呆らしか。
保守と国家主義、保守と国粋右翼を履き違えている輩が多過ぎるんです。代表的なのは、いきなり北朝鮮を叩けだの核武装しろだの選挙公報でぬかしていた新風っていう政党と、その熱狂的ファンの方々ですが。
自給率向上を共産党に提唱されて、保守を名乗ってるお利口さんたちは恥ずかしくないんでしょうか?まあ、外国や外国人に「日本は素晴らしい」「靖国神社オッケー」と頭を撫でられれば、国際化やグローバリゼーションに何の疑念も抱かない「保守」に、いまさら期待などしませんが。
金持ちが道楽でやるから悉く自爆してるんじゃなかろうかと思う今日この頃です。
そういえば、共和制ローマでも閥族派は元老院しか見ない愛国精神主義者でしたが、結局は単純に民衆に食わせる約束をした民衆派のカエサルが勝っちゃってますよね。(些事は省略)
政治団体には税金かからないんだってね。
寄付とみなすといって。
そりゃあ創価も頑張るよなあ。
明治維新から狂ってると思うよ。この国。
目的は国民の生活を守ること、国民の幸福を追求すること。
それを忘れて美しい国wの理念やらナントカ主義の理想やらの為に国民に犠牲を強いるのは政治ではありません。
狂った宗教です。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Copyright © 2006 復活!三輪のレッドアラート! All rights reserved.
Template by ブログ アフィリエイト SEO テンプレート