独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
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海上自衛隊の新型潜水艦「そうりゅう」が進水した。
「しお」と言う名前の潜水艦の方が、実は私の好みなのだが、まあ防衛省の人達は「りゅう」の方が良いのかも知れない。
なんとなく強そうって感じが彼等の好みなのかもねw

ところでこの「そうりゅう」はAIPと言う推進機関を備えた潜水艦である。
スターリング機関、内燃機関ではなく、外燃機関である。
実際、AIPは静粛であり、手堅い実績のある機関ではあるが「大きさの割りに出力は高くない」と言う欠点も持っている。
「そうりゅう」が自衛隊の潜水艦の中でも「飛びぬけて大きな」潜水艦である理由は、充分な出力のAIP機関を積むだけであの大きさになると言う事ではないだろうか?
そう考えてみると、もしかしたらこの「そうりゅう」は実験艦なのではないか?と言う思いも浮かんで来るのだ。

そして、この「そうりゅう」を見てみると、自衛隊が燃料電池潜水艦など考えてもいない事がわかる。
実際、自衛隊も燃料電池という代物が信頼性高く、安全で実用的な代物ならば利用を考える事だろう。
しかし、現時点では燃料電池に関わる大問題「水素脆化」が解決困難なのだろう。
「水素脆化」とは水素が鉄や鋼に触れる事で割れたり、歪んだりする現象であり、それを防ぐ方法は限られている。
・高価な触媒と材質をふんだんに使う。
・ドイツ人、ヴァルター機関で潜水艦を作って見せた「ハードコアメカニシャン」ならではのオールステンレス完全密封方式を試してみる。
他にもいろいろあるのだろうけど、やはり問題は根本的には改善できないと思われる。

そもそも、民生用産業機器の事故の80%は水素関係のトラブルであり、普通の技術者ならば「水素」と聞いただけで恐怖を抱くものなのである。生半な危険物ではない。

最近では、水素脆化を防ぐ為には「結晶化素材」を用いる事が有益だとはわかって来ている。
しかし、基本的に軍艦、しかも水中に潜って外気と遮断される潜水艦には燃料電池など論外と言う事なのだろう。

水素脆化の餌食になるのが「主に鉄や鋼」と来てはどうにもならない。
この傾向は多分大型の船ならば一般的な現象となる事だろう。
鉄や鋼をメインに使わない大型船などありえないのだから。
よって燃料電池の船と言うものも現時点では非現実的かつ危険が一杯な代物だと思われる。

まずもって、「結晶質で、安価で、成型がたやすく、振動や応力に強く」・・・・。
なかなかにそのような素材は実現が難しいものだろうと思われる。
加えて、水素の貯蔵、運搬、配給、何より生産が難儀であり、「水素は天然ガスから生産するのが実は一番効率的」と来ては、一体何をやっているのかわからないと言う事になる。

効率と実用の均衡と言う事では、水素の利用とは未だその道筋すら見えていないと言っても過言ではないのだろう。
「そうりゅう」と言う船を見て私が思ったのはそう言う事だ。

ともかく、自衛隊もいろいろと考えていると言う事であり、そしてやはり手堅い方法を採用し、それを育てる決意をしたと言う事なのだろう。
エンジンを止めようとしても止められない原子力潜水艦などより、よほど待ち伏せや追跡、監視に向いた静かな潜水艦なのだから。
日本は無理に原子力潜水艦など作らなくても良い・・・と私には思える。

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コメント
この記事へのコメント
確かイラクとかで亡くなった自衛隊の方々がいたと思いますが、彼等は本来国葬?(もしくは防衛省)されてもいいと思いますし、遺族に補助金をして当たり前です(靖国に祀るのを考えてもおかしくないのではとも思いますが問題はイラク派兵はイラク人と日本人の溝を深めるマイナスにしかならないし国の為に亡くなったのではなく、清和会の私兵となってアメリカの為に亡くなったという事実です。でも外国に踊らされるのは今回が初めてではないので、祀ってもいいのではないかと個人的に考えますが。国の為に亡くなったと思わないと亡くなった方々が不憫とも思います)。
しかし政府も自衛隊も、死亡者を今でも明らかにしてません。イラク派兵に後ろめたい感情があるからでないのか?イラクから見れば外国人の軍隊であり、侵略者に見えたと思いますので(平地に乱をおこすのは日本だって嫌がられるだろうに今回は外国人が自国を蹂躙してると見えたのでは)さぞかしイラク人から憎悪され嫌われたことでしょう。自衛隊の方々はイラクで亡くなった仲間をみて派兵を決めた政府や小泉元首相などの清和会と仲良くしていた自衛隊上層部に怒りを感じないのでしょうか?なんのために彼等がイラクで死ななければならないんだと。彼等清和会や自衛隊上層部は本来死亡者に対して責任をとるべきではないのか?(アメリカだって死亡者は明らかにさせてる)
マリと子犬の物語という映画を見たのですが、外国などで血を流すより国内で日本人の為に活動するほうが、自衛隊の方もやる気がでるだろうなと思いましたね。(いざという時に行動して普段の平和な時は暇してる位のほうが本来いいので)沖縄の時のように国民に銃をむけるようなことばかりしてては国民の心は離れるだけです。暴走は国民にも自衛隊にも不幸です。自衛隊内の清和会関連につながった方々や国土に変な仕掛け爆弾するといってた方々は責任とって、まともな方が上層部になったほうが国民も自衛隊も幸せではないのかと思いました。
2007/12/20(木) 03:14 | URL | 幸未来願 #-[ 編集]
>幸未来願様
イラクで人死にが出たと、私が「噂」を聞いたのは、実は2年前の事です。
インド洋でも、イラクでも、自衛隊は沢山死んでいる様です。

主に無力感、追い立てられる恐怖から来るパニックが原因だと思います。

その後除隊した方々の多数が自殺を遂げているとの事です。
インド洋での航海日誌破棄と言い、その他のこう言う事と言い、どうやら自衛隊の上層部は腐り果てているみたいです。

旧帝国軍の腐敗は、軍隊が官僚化したせいで始まったと聞きます。
結局組織がそう言う風になってしまい、武人がいなくなった事が、兵士がどれだけがんばっても勝てない戦場の設定、フザケタ作戦の数々に繋がったとも聞きます。

特に海軍、予算を思い切りぶんどって、陸軍には日露戦争当時の小銃を持たせていた海軍に問題が特に多かったのだとか。

ともかくも、制服組がこんな暴挙にしたがってしまうと言うのがね。
文民統制の文民からまず腐っているじゃないかと。

あと、幕僚間違いなしと思われていたあの人が政治家に転身したのを、私は少し不思議に思っていたのです。
イラクであれほど有名になった人なのに・・・なぜ?
と考えて、イラクでの仕事についてあれこれと想像するようになってしまいました。

あれはあらゆる意味で汚れた仕事だったのではないかとね。
まあ、ご本人は立派なお方だと思います。
あんな悲惨な身の上の部隊をきちんと統率しておられたのだから。

しかし、もう自衛隊に居られなかったのかも知れない。いろいろな意味で。
私はそう思いましたね。
2007/12/22(土) 22:03 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
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  どこの国でも「裏の最高権力」というのがあるものですが、我が国のそれは定期的に手の内を明かしてくれているので、ある意味ありがたいと言えます。   もっとも、その中身は...
2007/12/19(水) 11:09:04 | 日々是勉強
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