独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
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メルマガ台湾の声が産経新聞の記事を引用していた。
その記事について後半で述べる。

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【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(2)

 ■「関与すれば南西諸島攻撃」

 日本が北朝鮮の核問題に目を奪われている間に、台湾海峡のパワーバランスが大きく変わりつつある。

 「われわれは台湾独立を阻止するためなら武力行使も辞さない。その際、日本は絶対に関与すべきではない。関与すれば南西諸島を攻撃せざるをえなくなる」。
 昨年11月、東京で開いた民間団体主催の日中軍事フォーラム(非公開)で、人民解放軍のある将官はこう警告したという。
 「用意したペーパーにもとづく発言だった」(参加者筋)から、その場限りの脅しではない。
 南西諸島は九州南端から台湾近くまで続く島々だ。

 中国は10年以上前から台湾の武力統一を想定した準備を進めてきたのである。

 中国軍は1995年夏から翌春にかけて、台湾近海へのミサイル発射や上陸演習で台湾を威嚇した。
 しかし米国が空母2隻を派遣したため、演習中断を余儀なくされる屈辱を味わった。


 中国軍の動向を注視してきた自衛隊の退役将官によると、中国はそれ以来、台湾侵攻に対する米軍介入を阻む目的で南西諸島から小笠原諸島に至る海域での海洋調査を本格化させた。

 在日米軍が台湾防衛のため南下し、日本が米軍の後方支援に動いた場合、中国軍は南西諸島を占領、「機雷の敷設や潜水艦による待ち伏せ攻撃によって日米の台湾支援を遮断する狙いから」(退役将官)とみられる。あわせて台湾上陸の拠点を確保する。

 「台湾本島への侵攻には東からの正面攻撃と背後(西側)からの挟撃作戦が想定シナリオ」(台湾軍筋)だ。
 南西諸島西端の与那国島から、台湾本島まで110キロしかない。

 先の将官発言は、こうした中国の軍事統一作戦の準備に一定の手応えを得たうえでの日米分断策と受け取れる。

 台北市街北端、松山飛行場の北側に「衡山指揮所」と呼ばれる軍の秘密基地がある。
 核攻撃に耐えられる地下要塞(ようさい)で、中国軍の攻撃時には総統をはじめとする政府・軍首脳が立てこもる作戦本部となる。
 内部は光ファイバーの通信網が縦横に走り、中国軍の侵攻時は超大型液晶スクリーンを通じて敵の動向を一望できるハイテク装備が満載されているという。
 ハワイの米太平洋軍司令部ともホットラインで結ばれた台湾防衛の中枢だ。

 ところがこのハイテク基地が「網軍」と呼ばれる中国のハッカー攻撃に振り回されている。
 台湾軍は衡山指揮所を中心に中国軍の侵攻に備えた軍事演習や情報戦の演習を毎年行っている。
 しかし、近年はその内容が網軍に根こそぎ盗まれ、システムが破壊されるなどの重大事件が頻発している。
 台湾軍は中国軍に装備や作戦システムの質的優位で対抗してきたが、この面でも次第に怪しくなってきたわけだ。

 中国軍の台湾侵攻は通信システム網の攪乱(かくらん)、破壊から始まり、ミサイル攻撃、上陸作戦に進むとみられている。
 しかし現状では緒戦の情報・心理戦で、台湾が大きな痛手を負う懸念が強まってきた。

 危機感を強める陳水扁政権は、「北京五輪までは中国も台湾を攻撃できない」とみて独立志向の動きを加速させている。

 陳総統は来春の総統選挙にあわせて台湾の名義による国連加盟の是非を問う住民投票を計画、中国はこれを「台湾独立の動き」と激しく反発している。
 お互いが相手の意思を読み違えると、台湾有事はいつ起きても不思議ではない。それは日本有事の事態でもある。

                   ◇

 ■米中のはざまで思考停止

 台湾が来春の総統選挙と住民投票を無事乗り越えたとしても、その後はさらに多難だ。
 中国軍の戦力が台湾軍を大きく引き離し始める2010年以降は戦争の危険がさらに増す可能性が大きい。

 中国は2000年から台湾に武力行使するケースの一つとして、「台湾当局が(中台)統一に向けた平和交渉を無期限に拒否する場合」を掲げ始めた。
 さらに05年3月には武力行使を合法化する「反国家分裂法」を制定、中国が国家分裂行為とみなす行為に対してはいつでも台湾を攻撃できる態勢を敷いた。
 中台戦争が勃発(ぼっぱつ)し、米軍が台湾支援に動き、日本が米軍の後方支援に回れば、日米中台を巻き込む大戦争にエスカレートする恐れがある。

 ところがこれほど重大な問題を前にしながら、日本国内は奇妙な沈黙に包まれている。
 「台湾問題は中国の内政問題であり、外国の介入は許さない」という中国の強硬な姿勢に圧倒されてか、政官各界は思考停止状態に陥っている。

 しかし、日本はこの難題の部外者では到底ありえない。
 台湾が一方的に独立宣言した場合を除き、中国が台湾武力統一に動けば、米国は台湾の安全への「重大な関心」を明記した台湾関係法に基づいて、台湾支援に乗り出すことはまず間違いない。

 在日米軍が動けば中国軍は沖縄や本土の米軍基地をミサイル攻撃するだろうし、日本が周辺事態法に基づいて米軍を後方支援すれば中国との交戦状態に入ることも避けられない。

 かといって日本が米軍支援を拒めば日米同盟は直ちに崩壊する。
 中国が台湾統一に成功すれば、日本のシーレーンは中国に抑えられ、東シナ海は中国の内海と化す。
 もちろん尖閣諸島も保てない。


 日本は台湾問題の重大性を直視し、自国の安全保障と地域の平和維持のために米中両国や台湾との対話、連携を強化すべき時を迎えている。
 しかし、現状はお寒い限りである。

 まず台湾有事に日米がどう備えるかについて両国外交、防衛当局の協議がほとんどなされていない。
 「米軍は中国の潜水艦対策で日本の支援を望んでいるはずだが、情報漏れを恐れてか何も言ってこない」(自衛隊筋)

 台湾は現役の軍人を日本に常駐させて防衛省、自衛隊との接触を働きかけているが、中国を刺激することを恐れる日本側の固い壁に阻まれている。
 米国は現役武官を台北に常駐させ、米台の軍事交流も活発だが、日本は蚊帳の外だ。
 日本にとって台湾有事はまさに「出たとこ勝負」(退役将官)の状態にある。

 一つの明るい材料は8月末の曹剛川・中国国防相の訪日で、日中が不測の事態回避に向けて防衛当局間のホットライン開設に原則合意したことだ。

 日本は東シナ海や台湾海峡の危機回避のために中国との信頼醸成に努める一方で、米台との安保対話や連携を強めるべきだろう。
 これからアジア太平洋地域の覇権をめぐる米中のパワーゲームがさらに先鋭化する。
 そのはざまで、日本には両大国にはできない独自の役割があるはずだ。(山本勲)

******

自分達の国の事をちょっとでも批判すれば、それが毒入り歯磨きや鉛だらけの食器や人形であっても怒り狂って報復を叫ぶ国。
それが中国。

けど、その報復を叫ぶのと同じ口で他国への侵略を口にする。
それも中国。

日本の過去の侵略を声高に非難し、靖国に大声で反対するのと同じ口で台湾への侵略を口にする。
それも中国。

ダブルスタンダード云々ではない。この国は器が本当に小さいのだ。
軍事や経済に自信を持った途端に自己を抑制できなくなる。
自負心で小さい器が一杯になって、既に異常人格を隠そうともしない。

世界中の他国を異常人格国家ばかりだと思い込んでいるからだ。(あるいは騙しの被害者として類別していると・・・。)
彼等のスタンダードは常に自国であり、自国よりも上の国は存在自体を許さない。

例として挙げれば、経済でアメリカや日本に負けているのがどうしても許せない。
だから嘘でも外貨準備は世界一としている。実際は、彼等が外貨準備と称しているのは「他国からの融資額」である。外貨準備ではない。
経済成長云々についても、たった2週間の「検討」で経済成長率が3%も上下するあたり、どう考えてもまともな統計を取ってはいない。

その中国の経済だが赤信号が点灯して止らない。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成19年(2007年)  9月15日(土曜日) 通巻 第1924号 

 米国は金利を下げ、中国は金利を上げた 中国が恐れ始めた猛烈インフレ、日本への影響も深刻に

 日本のスーパー・マーケットに異変が起きている。インフレが忍び寄っていることだ。
 原因は中国ばかりではない。猛毒食品と不良品が「国産」嗜好ムードを呼び込み、ならばと、たとえば魚介輸入業者は輸入鰻を「国産」と標示し始める悪循環。

 原因はもうひとつあった。
 米国や南米で、エタノール燃料ブームが起こり、トウモロコシ栽培が農家の主流となり、その分、大豆と小麦の作付けが減った。
 この遠因も中国の石油爆食の所為であり、間接的要素だろう。

 大豆を使う醤油、豆腐、マヨネーズ。小麦を使うパン、そばが値上がり。現在のところ商品パックの中身を縮小して値段を据え置くという姑息な手段で業者はしのぎ始めたが、この「忍び寄る」インフレが日本で顕在化するのは時間の問題だろう。

 だが、日本のインフレは、まだこの程度。深刻なのは中国だ。
 猛毒食品事件以後も中国の輸出は劇的な減少示しておらず、外貨は依然として溜まる一方である。

 外貨準備高の増加は相対取引で当該通貨と交換するから、国内へのマネーサプライが増える。
 つまり、中国は増えた外貨分を債券化し、その分のカネを市中にばらまく。
 カネ余り=過剰流動性が生まれ、これは株式と不動産へ向かう。商品投機へも向かう。
 構造的に中国の株式が崩落するタイミングは、先送りされる。

 中国のインフレは過日(先週)6・5%と発表されたが、この公式数字は基本的に怪しい。
 なぜなら不動産が27%上昇、株式は一年で二倍になっているではないか。
 さらに豚肉が50%値上がりし、野菜が30%近い値上がりを示し、どうしてインフレが6・5%なのか。誰も説明が出来ないだろう。そのうえ、この間の通貨供給量の伸びは17%近い。


 ▼バフェットはペトロチャイナ株保有を13%にまで減らしていた
 
 中国人民銀行は金曜日に金利を上げた。ことし五回目である。
 一方、米国は金利を下げる。ウォール街は、ちかくバーナンキFRBが、0・25%の金利下げを行って、FFレートを5%にするだろうと推測している(NYタイムズ、9月14日付け)。

 こうみてくると米中が、金利政策の一致こそないものの、経済運営でお互いの利益の保護が共通の利益であることを見いだしたかのようだ。

 全米最大の投資家ウォーレン・バフェットは、保有していたペトロチャイナの株式を、市中に売り抜け、劇的に減らしていたことが報じられている。
 バフェットの売却理由は、ペトロチャイナが国際非難の集中するスーダンの石油開発を行っているからで、米国の人権団体が問題視し、「ジェノサイドに手を貸すのか」と詰め寄られたからだ。

 バフェットはいきなり保有株を売却せずにタイミングを待った。「偶然」にも、ペトロチャイナは渤海湾で未曾有の石油埋蔵が確認されたと発表した。
「バフェットは7月12日から8月29日にかけて2億6240万株を売却した。
 相前後して中国は、国内投資家が香港でも株式取引ができるように規約を変更。このためいきなり58億ドル相当の投資資金が大陸内から香港へ流れ込んだ」(ブルームバーグ、9月14日)。
 こうして米中の阿吽の呼吸が、ペトロチャイナ株の暴落を防いだ。


 三輪の印象では、完璧にアメリカは中国への積極的擁護を行わない事に決めてしまった様だ。

 資源関係、エネルギー関係の最近の高騰は、ほとんどが「中国が原因」と説明されるようになって来ている。
 実際は違うだろう・・・そう思う。
 バイオマス関係で穀物が高騰しているのは、あれはアメリカが仕掛けた罠だと思う。
 穀物メジャーに取っては、在庫が払底して逼迫し、値上がりが起き、引き合いが強い事は何よりの材料だから。放置していても儲かる仕掛けが確立しただけだ。

 こんな情勢下では、穀物メジャーは笑いが止らないだろう。
 オーストラリアの干ばつによる不作、アメリカは実は豊作、それに加えて鬼の様な引き合い、もう毎日シャンペンの封を切らない日はないだろうね。
 そんな中で中国は強烈なインフレを味わっている訳だ。
 日本と言い、中国と言い、農産物を輸入してくれる国に取ってはたまらないが、買えなければ売らないだけで良いのだから・・・。もっと困ってくれて頼むから売ってくれと言われる方が先方に取っては嬉しいだろう。

 まあ、国際関係なんかこんなもんだ。
 何が金になるかを見極めて、方法を発明した者が儲ける為にアメリカは動く。それだけ・・・・。

 アメリカの資本家に言わせれば「台湾が燃えた方が儲かるか、イラクを核攻撃した方が儲かるか、どっちだろうな?」と・・・そんな考えでしかないだろう。
 アメリカが中国の毒入り製品に対して制裁をかけないのも同じ理屈。

・中国が虐殺を世界各地で支援していても、俺が殺される訳ではないので別にどうでも良い。
・中国は資源を無駄使いして、原材料を高騰させてくれる理性に乏しい良いお客様である。
・中国は戦乱を作り出す為の格好の手駒であり、彼等の起こす行動全てが金になる状況を作り出してくれる。
・よってアメリカは中国が本格的にアメリカの国益に障害を与えるまでは放置する。

この程度の考えだろうと思います。
 アメリカの「世界規模安全保障」の基本は何か?

 大事な事は絶対解決しない
 これに尽きるでしょう。各国には困っておいて頂かないとアメリカが甘い汁吸えないんです。
 かつてのイギリスの様に、本当に頼りになる、信義ある同盟を結んだら、沢山の問題は解決されますが、大戦争にアメリカも巻き込まれる事になると。
 そう言う訳で一強皆弱の世界情勢になったのだから、アメリカとしては自国の利益しか考えずに世界のパワーバランスをいじくれば良いと。
 そう言う考えしか持っていない様です。

 多分、これが後日のアメリカの衰退が見えて来た場合の、世界各国のアメリカに対する極度に冷淡な反応となって帰って来る事でしょう。
 ぶっちゃけ、アメリカって世界の人口の5%程の国ですが、それが世界の人口の何割から”憎悪”されているんでしょうか?
 とにかく陰湿で、暴力的で、不誠実で、強欲で、しかも独善的で、自分達を良いものであると他人に認めて欲しくて必死の国です。
 イギリスはがめつい商人と華麗な軍服で身を飾った軍人の二つの顔を持っていた国でしたが、一貫して同盟相手には誠実でした。
 しかし、世界の見るアメリカとは、嫌味な商社マンとギャングの顔で、一貫して利己的で不誠実な国、しかも尊大で人を陥れる為に敏腕の悪徳弁護士と毎日連絡を取り合っている詐欺商法の営業員の様にも見えるのでは?
 明白に世界各地の人達から、アメリカ=悪徳のイメージは定着してしまって、もはや拭えないレベルに達していると思います。

 アメリカンの悪い所は、それでも自分達が強ければ悪は許されると思い込んでいる所です。彼等が力の信奉者である理由はそれでしょう。
 それ以外に自分達の身を守るよすがはないからです。

 中国人とそう言う意味で良く似ています。
 アメリカが最初に中国を発展させようと考えた切欠は、おそらく「ソ連と同じアメリカの敵をもう一度作って世界を二分する対立を演出しよう」と言う事も一部だけあったのだと思います。
 そうすればアメリカの悪徳を覆い隠せるからです。

 ですが、ロシア人は独力でソ連を作り、アメリカと全く経済交渉を持たないままに数十年間東側ブロックを維持できました。
 しかし、中国はその最初からアメリカに依存した国であり、しかもアメリカとの対決はほどほどに、周辺部を侵略して自国化していく事が好きな国だと、最近のアメリカは気が付きました。
 こんな代物は日米他の国が援助を止めてしまえば潰れるしかないのです。
 結構いろいろな意味で美味しい国なのですが、何と言ってもソ連と違い、欧州にバチを被せて、アメリカと直接の対決はしないで済む国でもありませんでした。
 中国のバチを被るのが、重要な金蔓の日本であり、中国を許している事で、大人しい日本もアメリカを信用しなくなって来た。
 何しろ、中国が考えている事は台湾を攻め落とし、その次に日本も攻略しようと言う事だと言うのは明白になってきました。

 もしも台湾を攻略成功させれば、間違いなくアメリカの威信は地に落ちます。
 アジアの他の国々は間違いなくアメリカを見放すからです。(アメリカが太平洋に対して中国の進出を認めたと言う証拠になるからです。)
 日本もシーレーンを寸断されて危急存亡の時となります。

 こうなってくると、もしも台湾が攻め落とされたら、米中に確実に戦争の危機が生じます。
 まさに以前の日本と同じで、太平洋を押し渡って攻め寄せる必要のある面倒な国がまたできただけだったと言う事です。
 しかも、その中国の前に日本がありますので、戦う舞台は台湾海峡、東シナ海、日本海と言う、「グアムやハワイに基地があったとしても全然間に合わない遠い場所」であり「狭くて艦隊を配置するのも面倒な場所」と言う事になります。
 広い太平洋で戦っていた日米戦争が懐かしくなるような、そんな面倒な場所なのです。
 中国相手に陸上で戦うなど馬鹿馬鹿しくてどのアメリカ軍指揮官も考えないでしょう。

 台湾を押さえられたら、日米はマラッカ海峡までのほぼ全ての制海権を失います。マッカーサーの指摘したとおりの事態が発生するのです。
 マッカーサーは1964年に亡くなっていますが、その後10年で台湾を国連から追放する様な暴挙をアメリカが行うとは、全く思ってもいなかったでしょう。
 結局、アメリカはベトナム戦争の終息だけを願って世界戦略を間違えたのです。

 そのつけが今回って来ていると言う事でしょう。
 そしてその大事な時期に、日本国の総理大臣は「中国原潜の日本領海侵入を黙認していた福田」なのです。
 憂慮と言うレベルではないでしょう。
 こんな時期にアメリカはイラクで足を取られて未だに立ち往生です。愚か以外の言葉が見つかりません。

 多分ですが、アメリカは世界の戦乱、終息不能な戦乱を招いている事を自覚していないでしょう。
 「もっと自分達の強さを見せ付ければ良い」「どんな事態でも対処してみせる」そう慢心している様に思えます。
 しかし、既にベトナムで負け、イラクの泥沼も抜けられない状態です。そう言う部分の自己分析が甘いと言うか足りないと言うか。

 今後、イランとの戦争を予測する向きもありますが、そんな事をしてはアメリカの命取りになるでしょう。
 最終的に「核兵器の使用」が必要となるでしょうから・・・。

 アメリカがイラクでの演説で良く使う言葉で「日本を民主化した様に」と言う妄言があります。
 この言葉は思っているより意味が深いと思います。
 アメリカには「日本が降伏したのは核攻撃を受けたからだ」と言う狂った伝説があります。
 それを大統領本人が真に受けている様なので、彼等が問題解決のための”合理的手段”として核攻撃を行えば、世界に「核攻撃はタブーではない」と言う誤解を与えてしまう事になりかねません。

 いずれにしても、今の状況は本当に危険なのです。全知全能を全てつぎ込んで、それでもなお解決可能かどうか判らないほどに。
 アメリカは順風満帆の時期をとっくに過ぎています。けれど、その過ぎた時期の美味しさを忘れられないでもいます。
 既に穢れ果て、欲以外の衝動と利己性でしか動けない超大国。それがアメリカです。
 日本はそう言う前提で道を決めなければいけない。そう思います。

 何にせよ、今の日本は大変な方向を向いているし、中国もアメリカも同じく危険な方向を指向しています。
 こんな中で理念的な平和主義を叫ぶだけの政府と言うのは、全く平和をもたらせないばかりか、戦争を誘発しかねない。

 まさに今の日本は第二次世界大戦前のイギリスとそっくりなのです。
 ポピュリズムとクーポン選挙で一世を風靡したロイド・ジョージ内閣は小泉同様に人気取りの為に他国を攻撃するふりをしていました。
 その後の政治的混乱と打って変わった平和主義宥和迎合主義がナチスドイツに誤ったメッセージを送り、イギリスは第二次世界大戦を誘発してしまったのです。

 まさに歴史を学ばない者が歴史を繰り返すと言う事です。
 その事を日本人は思い起こさなければならない。そうしないと破局を回避する可能性がなくなってしまう。

 日本に出来る事とは、まず最初に歴史を思い出す事だと私は思います。
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コメント
この記事へのコメント
外資に強烈に依存している中国ですが、本当に有事になった際、中国は経済面からの他国の圧力に耐えれるのでしょうか?

あとは内乱の可能性も、今は金を持っているから良いですが、他にリソースを回すとなると果たして今までどおり鎮圧できるのでしょうか。

まあ、中国が崩壊する前に日本にミサイルが打ち込まれかねないですが……。

2007/09/29(土) 02:41 | URL | ico #.wkWn3KA[ 編集]
海洋国家同盟といっても・・・
  現在の太平洋西部のパワーバランスは、相当いびつなので、困ったものです。
  アメリカは冷戦期にスパイクマン(スピークマン)のリムランド理論をそのまま適用し、アメリカとシーパワー各国の個別同盟だけでソ連を封じ込めてきたという戦略をとってきましたね。それ自体は非常にバランスの取れたやり方でした。
  しかし、冷戦終結とそれに伴う中国台頭があっても、集団防衛体制に移行しなかったツケが、もうここに来て出まくっているという感じです。アメリカは自分たちが永遠に成長し続けると思いこんで、リムランド諸国との個別同盟でも自分たちの軍事力が増大すればトントンだろうと踏んでいたと思うのです。金がかかるなら、日本に出させればいいのだし、何ならバックパッシングで中国の脅威を煽っていろいろ買わせりゃいいんだと・・・。
  なんだかね、今の太平洋西部のパワーバランスが、アメリカの「ご厚意」のおかげで成立しているという危険な状況に思えるんですよね。あの国が「俺もういいや、やーめた」とモンロー主義を宣言してしまったら、日本も台湾も途方に暮れてしまいます。かといって、対等の同盟樹立や自主防衛に動くと、全力でそれを邪魔する・・・。
  ほんと、アメリカはDV夫みたいなもんですよ。しかし、いきなり離婚すると隣家の異常者に強姦されかねませんから、日米安全保障条約を維持しながら少しずつ武器の扱いを覚えていくしかないんでしょうねぇ。
  台湾との共同の対テロ海上演習、アメリカ第七艦隊で退役するキティホークの買い取り、陸上攻撃機の国産化とパイロット養成、それに「核議論」の活発化。
  この辺りが揃えばなんとか対馬と沖縄で封じ込めができると思うんですが、肝心の「意志」が日本にない。いつになったら、この意志が芽生えるのか・・・江田島さんがよくおっしゃるトインビーの孫引きですが、「自己決定を出来ない民族は滅びる」を地で行くことになりそうで怖いです。
  首相が媚中で、野党のトップがわけもわからず国連国連・・・これならまだ「自由と繁栄の弧」のあの方がよかったという気がします。
2007/09/29(土) 07:21 | URL | ろろ #2pDzSWe2[ 編集]
こんにちは!
ただいま様々なブログを応援しています!
応援ポチッ!
2007/09/29(土) 15:05 | URL | マルコ #-[ 編集]
三輪様、お久しぶりです。最近覇権主義を振り回す中国がやっと本性を露骨に表してきましたね。三輪様が指摘なされているように、第二次戦前のイギリスの状況と日本の状況は酷似していますね。イギリスもランドパワーのドイツの脅威を受けている中で戦争準備を始めたのは、ドイツがチェコスロヴァキアを併合してからでした。もし日本が台湾を侵略されてから、軍備拡張に乗り出したとしても、中国の脅威を封じ込めることは出来ずに戦争が勃発しそうな状況です。日本が歴史から学んで、台湾に対して明確にコミットしていくと同時にろう様が指摘しているように核議論を活発化させた上での核武装を強く望みます。
2007/09/29(土) 20:19 | URL | エキゼエル #-[ 編集]
しばらくぶりに失礼します。
三輪さまのエントリーのパーツ、パーツは理解できそうですが、中心の流れが理解できません、恥ずかしい限りです。

とにかく冷静にですかね、馬鹿が騒ぐのは始末が悪いですし、ハア~。
2007/09/29(土) 20:55 | URL | 武士道 #-[ 編集]
今のビルマの騒動は……
「逆援蒋ルート」(=支那のインド洋覇権)の寸断とも見えますが
2007/09/29(土) 21:36 | URL | のらくろ #-[ 編集]
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私が読ませて戴いているメールに「カナダこのごろ」と言うのがあります。今日のテーマは、「変貌する家族像」。カナダでも恐ろしいほど、家族の崩壊が始まっているようですね。日本も全く同じと言えますね。以下ご紹
2007/09/29(土) 07:51:24 | 草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN
  思わず眉をひそめたくなるようなニュースというものがあります。以下の引用記事を見て、みなさんはどう感じたでしょうか。日本の大学間協定の相手国 中国トップ、米国抜くhttp://www.chunichi.co.jp/article/nati
2007/09/30(日) 11:41:18 | 日々是勉強
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