独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
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おととい、元禄霊異伝シリーズの第三巻「妖臣蔵」が届き、今日読み終えました。

伝奇小説を読んでここまで感動したのは初めてです。
彼の心から発せられた血潮は熱く、その血潮に漂う善性にも感服致しました。

力ある作者の書かれた言葉は作者の血潮なのです。
断じて漢字仮名、アルファベットの羅列ではない。
作者の血潮なのです。

朝松健氏がこのブログを見ているとは思いませんが、私は彼に対して賛辞を述べたいと思います。

私はクロウリーの著作を何冊か読み、その内の一冊は「ムーンチャイルド」でした。
アブラメリン魔術を極めたと言う彼の内面は、国家の諜報員に任ぜられたサマーセット・モームに対する嫉妬、文学の権威に序せられたイェイツに対する憤懣で一杯であったのだろうと、そう私には読めました。

彼の血潮は卑しく、私はそれ以上彼の血潮を浴びる事を拒否してしまったのです。

そしてイェイツ。私は思います。彼は時代に乗っただけの人物だったのではないかと。
世代を超えて響く何かを私は感じなかったのです。

それに比べて、貴方の血潮は最高の香りを含んだネクタルであったと。
貴方の作品がどれ程私の精神を賦活した事か。
善と美を表す余裕、読ませて疲れさせぬ技巧、与えられる活力、そのメッセージ性は人の心に訴えかけ、神との対話を仲裁する。

酔わせて頂きました。感謝致します。

貴方に加護と長寿を!
そして更なる血潮を人々の為に流されます様に。

HEROとは、高貴な血を流す者の意味です。
貴方の高貴な血潮が更なる人々の目に留まり、その意味が膾炙する様、三輪は微力を捧げます。常に貴方の功績を賛美いたします。

私はAMAZONのお勧め商品は彼の三作の「祐天上人奇瑞シリーズ」の紹介のみに留め、それ以外の作品は紹介しない事にします。

ありがとう、朝松健様。感謝致します。感激致しました。

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コメント
この記事へのコメント
涙なしでは読めない最期
三輪耀山さん、こんばんは。
私は、最初の2冊を数年前、数ヶ月前に三巻目を読んだんですが、三巻目は涙なしには読めませんでした。
普段は、北方謙三の水滸伝シリーズ、楊家将シリーズくらいしか小説と名のつくものは読まないのですが、この元禄霊異伝だけは例外です。
政治ランキングで、この書籍の名を目にするとは思いませんで、思わずコメント入れてしまいました。
2007/01/13(土) 18:02 | URL | ナルト #v9aamH/k[ 編集]
>ナルト様
人の気高さへの賛歌、妖臣蔵の主題はそう言う事だと思います。

あの人の見事な生き様とその最期は本当に涙なしには見られませんね。
祐天上人にしても、あば安さんにしても、刀根流之進、大岡越前、そして二刀流の清水一学、皆素晴らしいのです。

日本人の為に書かれた、日本人の精神性を表した本、この作品はそう言う事でしょう。

ご賛同頂きまして感謝致します。
他の方々にも是非読んで頂きたい作品だと思いますね。
2007/01/13(土) 18:21 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
ナルト様
しかしなんですね・・・。
いや、わかる人が居てくれたと言うのはうれしい事です。

私は貴方があの本の意味をわかる人だと知って嬉しいですよ。
本当に・・・・。

保守と名乗る者には、特に最近は野蛮で下衆な「怒りや不満」だけを述べ立てる者が多いですからね。

人に必要なもの、それは善と美に感動する余裕です。
それが無い者には何を訴えかけても相互の理解などありえない。
人は美しい言葉を書かれた書物を読み、美しい言葉で邪な気から身を守り、美しい心で人に尽くす事を知るのですから。

私は貴方を盟友の一人として数える事にしました。
貴方も瀬戸様の新党維新に共感を覚えるお方の様です。
今の私は小泉政権からこちらの悪政に対抗すべく政権批判に走っていはしますが、日本人の為の日本を取り戻したい、そう願う者の一人です。

今後とも協力し合い、交流を持てればと思っています。
リンクに「東洋の魔笛」を加えて置きます。
今後ともよろしくお願い致します。
2007/01/13(土) 18:45 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
憂国の心と自己犠牲
三輪耀山さま、こんばんは。
スタンスは違えど、憂国の心があれば共感は生まれると私は思います。

瀬戸さまも、憂国の士であり、三輪さまとスタンスを異にするように見える多くの保守系ブロガーの方々も、「異にしている」のはアジェンダの面が大半であるように感じます。理想的だという理由で安倍政権を支持している保守系ブロガーはいないだろうと思います。

私は、妖臣蔵のうち、特にあば安さんの生き様、死に様に感動しました。彼の死に様の部分は何回読み返しても、また今、ここで思い出すだけでも心が震えます。

もとは遊郭に住まうヤクザものだったあば安さんが、最期は自己犠牲を厭わず、身代わりとなって死んでいく様は、元々高い徳性を有していた祐天上人の生き方より、私などには共感ひとしおでした。

その意味で、老齢の刀根流之進が数十年後に現れる小説最後のくだりも、何かこう、手を合わせたくなるような気になります。

以前、拙エントリでダライ・ラマ法王の話を取り上げましたが、そのご姿勢には祐天上人に通じる忍辱慈悲を感じて、これまた手を合わせたくなる想いでした。

私も三輪さまが指摘されているように、怒りにまかせてエントリを書きなぐってしまうときもありますが、最終的には忍辱慈悲の心でエントリが書けるようになりたいと思っております。それは祐天上人の、妖怪どもに厳しく接しながらもそれらの成仏を願う気持ちに通じるものがあると感じます。

今回、思わぬところで三輪さまと共感でき、嬉しく思います。憂国の心を共にし、こちらこそよろしくお願い致したき次第です。
2007/01/13(土) 19:36 | URL | ナルト #v9aamH/k[ 編集]
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2012/10/11(木) 14:59 | | #[ 編集]
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