独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
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最近のマスゴミのトレンドと言うと「報道しない自由の行使」であるが、実はミスリーダーの基本とは「自分の都合の良い様に様々な先人の知恵を改変する事」であった。

特にその傾向が顕著なのは「ネオリベ経済学者のケインズ叩き」に現れています。

今回の話は難しい上に、数回続きます。

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うん、やはりこの人も危ない人なんだなと再認識できる記事です。

中岡望の目からウロコのアメリカ » ミルトン・フリードマンの思い出:私にとって忘れられない言葉
http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=192

>フリードマンが経済学者としての地位を確立したのは、『A Monetary History of the United States』(1963年刊)です。これはAnn Schwartzとの共同研究で、膨大な統計データを使って通貨と経済の関係を統計的に分析し、通貨供給量とインフレの間に密接な関係があることを証明したのです。

はい、この時点でアウト。
フリードマンは代表的なマネタリストです。

マネタリスト

【マネタリスト(monetarist)とは、貨幣供給量(マネーサプライ)は物価水準を変化させるだけで実物経済には影響を与えないとする現代版貨幣数量説を唱える経済学の一派およびその主張をする経済学者である。
マネタリストの理論および主張の全体をマネタリズム(monetarism)と呼ぶ。
裁量的な経済政策の有効性を疑い、固定的な貨幣供給ルールの採用を主張する。】

裁量的な経済政策の有用性を疑うと言うのは、即座に「神の見えざる手=アダムスミス」に連結します。
このマネタリストの考え(あるいは思想、信仰と言って良いか?)は、フィッシャーの貨幣理論からの良い所取りです。
自分達の思想に都合が良い様に改変、捏造した「教義」なのです。

そもそも、アービング・フィッシャーがどんな人なのか・・・。
知ってる人なら、こんな人物の理論は眉唾だとしか思えない。

アーヴィング・フィッシャー 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

【フィッシャーの精力の大部分は「原因」へ向けられており、彼の科学的な努力の大部分は金融経済学に向けられたが、彼は今日では価格理論と資本理論によって最も名が知られている。
彼が現実世界の考察に用いた理想的な(理論的な?)世界に関する彼の研究は、暗黒の木曜日という歴史的な現実の災害の影響により逸脱してしまった。】

要は結果論の人なのです。この人も・・・。
そして、その方向性は同じく結果論を分析するトンでもない人物に引き継がれて、より説得力を持った訳です。

ちなみに、私がはい、ここでアウトと先ほど言ったのは、統計学のとある基礎的な原則にマネタリストの理論構築の過程が合致しているからです。
「過去のデータをどれだけ分析しても、未来を占う事はできない」と言う原則です。

もし過去のデータを分析する事で、未来を占えるのだとしたら「100発100中の競馬予想方法」が成立する事になってしまいます。
そんなものが無いのは、普通の人間なら当然理解できるでしょう。

つまり、後付で構築された理論であるマネタリズムとは、決して未来を予測する方法にはなりえないのです。

さて、本論回帰です。フリードマンは、中岡望氏のコラムを読んでもわかるとおり、変人ではなかったのですね。
それ故に、「スタグフレーションと言う経済学者の悪夢」を経験したアメリカで、ケインズ批判が行われ、その中心的な役割をフリードマン等のネオリベラル、マネタリストが果たして行きます。

>フリードマンはコロンビア大学で博士号を取得し、教鞭を取っていました。実はシカゴ大学は独特な知的伝統を持ち、そこで活躍する一群の学者は「シカゴ学派」と呼ばれています。
>それは経済学に限らず法学の学者も、同じような社会理解、歴史理解を共有し、「シカゴ学派」と呼ばれています。

あの竹中平蔵も「シカゴ学派」だった事は有名です。
私がマネタリスト、ネオリベラルを「教義」と呼ぶ理由は、社会理解、歴史理解にまで踏み込んで来る思想体系であるからです。
そこまでの包括的な相互理解を求められて、それに応えるならば容易にある種の宗教になります。
(教祖が居て、経典があって、コロニーを作れば、経済学でも宗教に似て来るという意味です。比喩ですので、そのままの意味に取らないように。)

経済学者と法学者が手を組めばどんな事をしでかすか?

グラム・ラドマン法

悪名高き「財政収支均衡法」って奴です。

実は竹中平蔵も「日本国憲法に財政均衡を国家の義務として記載しようとしていた事」を知る人は少ない。

それにもう一つ、日本国民にわかっていない事がある。
「現在の増税路線とは、”税収”=”予算”と同じになるまで続けられる計画」だと言う事だ。
国民を富ませて税収を上げるのではなく、税収を上げて国民を貧民靴に叩き込んで、均衡財政を行うのが今の日本の方向性だと言う事だ。

狂ってる!だが、現実に今の路線はそう言う事だろう。

誰もその事を指摘しない。だから私が指摘する。
では次ね。

>通貨とインフレの関係に関しては、アービング・フィッシャー(1867~1947)が「フィッシャーの交換方程式」を使って通貨供給量がインフレと密接な関係があることを主張していました。
>フリードマンは、膨大な歴史的データを使って通貨とインフレの間にある関係を証明したのです。
>彼が「マネタリスト」と呼ばれる経済学者の代表的学者と見なされているのも、こうした研究があったからです。

貨幣数量説とはアーヴィング・フィッシャーの貨幣数量方程式の変形版
Mv=PY

しかし、そもそもですが、これには前提条件があります。
【費用超過収益率>利子率 → 投資増加 → 好景気 → 物価上昇】

こう言う図式がフィッシャーの理論において、好景気をもたらす前提条件なんです。
この理論は、彼の著作の【利子論】で述べられています。
利子論は、1930年に発表された著作です。
当然ながら、世界恐慌を分析した結果が含まれて居ます。

ですが、マネタリストと呼ばれる経済学派は、この利子論のフィッシャーの前提を無視しています。

当然でしょうね。
【資本の限界効率>利子率 → 投資増加 → 好景気 → 物価上昇 】
これも某経済学者の好景気をもたらすと想定されるシチュエーションです。
某経済学者とは誰か?

ケインズです・・・・。フィッシャーは結果的に、世界恐慌を研究した結果、ケインズと同じ理解に至ったのです。

この事を指摘している人って、ネットに誰か居たかな?
居たなら、その人のブログなり、ホームページなりを教えて下さい。

ちょっと長くなりすぎですが、まだこのエントリーは続きます。

>通貨とインフレの関係とは、通貨供給量を増やしても一次的に経済活動が活発になって成長率が高まっても、最終的にはインフレ率を高めるだけだということを証明したのです。
>それと同時に彼の主張で注目されるのは、大恐慌の原因です。
>大恐慌の原因に関しては今でも学者の議論が続いています。

いや、結論は出ている。
フィッシャーは結論を出している。
マネタリスト達がそれを無視しようと、強く決意しているだけだから。

>余談ですが、バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長は、大恐慌の研究家で知られています。
>フリードマンの主張は、大恐慌はRRBの政策の失敗によって引き起こされたものであるということです。
>こうした考え方は、ケインズ経済学の裁量的な政策に対する彼の批判的な立場につながっていきます。

それは違う。
日本経済復活の会「バーナンキ氏の提案の要約」

中岡望の目からウロコのアメリカ » 新旧2人のFRB議長論:グリーンスパンからバーナンキへ

バーナンキはケインジアンで、RRBの経済失策が世界恐慌の原因だと言う事では意見は同じ。

それにしても、フリードマンは貨幣市場での需給についての考え方が甘過ぎる。
貨幣を増やせばインフレになると彼は主張する。
有名な「ヘリコプターで札をばら撒けばインフレが来る」と言う暴論の元祖はフリードマンなのだ。
しかし、貨幣の需要が無い場合は、貨幣が幾ら増えてもインフレは起こらないだろう。
現に、日本ではジャブジャブに貨幣を増やして金融緩和を行ったがデフレが進行した。
その説明を竹中平蔵はおろか、フリードマンですら説明する事はできなかった。

翻って、貨幣供給が現在より少なかったバブルの時代に、あれほどの土地インフレが起きたのは何故かを考えれば良い。
そこに貨幣の需要があったからこそのバブルだったのだ。
そして、その需要を満たさないと言う日銀の判断があり、需給を満たせないと知った市場は縮小した。それが事実だろう。

私が「通貨発行により、政府が公共事業によって需要を創設する事が景気回復をもたらす」と常から主張している根拠はそこだ。

需要に注目するだけでも、供給に注目するだけでも駄目なのだ。
需要は作ってなんぼ・・・需要を作れる市況ならば放置で桶、日本人はその実例を見てきたではないか。

>そして最終的に金融政策は一定の割合(X%)で機械的に通貨を供給すべきであるという「X%ルール」へと発展していくのです。
>裁量的な政策には様々な問題が含まれています(問題の認知ラグ、政策立案ラグ、政策効果ラグ)。
>そのため裁量的な政策は市場を混乱させるだけであり、金融政策は明確なルールに基づいて行なうことで、市場の予想形成を妨げるべきではないという主張につながります。
>それは後の「合理的期待の論理」に引き継がれていきます。

つまり未来を予測する作業を諦めたと言う事だ。

>フリードマンは、最近では「インフレ・ターゲット論」を支持していたと言われます。
>それも、彼の「裁量的政策よりもルール」という考え方に一致するのでしょう。

裁量と言うのが未来予測と需要の創設計画だとしたら、それを阻止する事こそ、阻止してきた事こそが現在までのアメリカの活力後退の原因であろうかと。

「神の見えざる手」、いい言葉かも知れません。
キャッチフレーズとしては素晴らしいかも。
でも、「俺はなんもしらねー」と両手を挙げているだけとも言えます。

やけくそとか無責任を美辞麗句と難解な言葉で飾りつけた言葉。
私はそう思っています。

もし本当に「神の見えざる手」とかを信じているのならば、明日から経済企画の公務員は配置転換すればよろしい。
要らない人員でしょうから・・・。

馬鹿な事を真面目な顔で口走る輩など、私に言わせればただの狂人です。
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