独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
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日本経済は何故左前だと言われるのか?

それについて簡単に論証する。
ほとんど経済コラムマガジンの受け売りではあるが、彼の方々の論説こそ、簡潔にして的を得ているから、私の長口上よりも余程判り易い。

さて、では後半に。

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現在の日本が何故不況なのか?

それは前のエントリーでも書いた。
「所得の伸びが無く、特に中高年の就職の機会が少ない」からだ。

これは中国とほとんど同じ経済運営の形に、日本がはまりかけていると言う証明でもある。
中国の経済成長率は年間10%と言われている。
しかし、中国の賃金の伸びはゼロ、あるいはマイナスであり、その反面税金や教育などの負担部分は右肩上がりに上がっている。

三輪のレッドアラート再確認 | 復活!三輪のレッドアラート!

安倍総理あたりは、日本の究極の姿と、日本の高度成長の手本として中国の成長パターンを見やっている模様だ。
貴方は青年期に、日本の高度成長時代を見てきたのではなかったのか?
いや、そんな庶民に目を向けるほどに貴方の視線は低くなかったのかな?

まあ良い。どっちにしても安倍総理その他が、何もわかっていない事だけは確実だろうから。
繰言は言うまい。

参院選後に、新しい参議院を選出しなおした後、その後に日本はどう運営されるべきなのか?
瀬戸様やとくら様の勝利を祈りつつ、私の方から提案を行おうと思う。

経済コラムマガジン 07/5/28(483号) 荻原重秀と新井白石

明治政府の最悪の行いは、その前の江戸時代を暗黒時代と決めつけ、新秩序の建設を目指して過去の封印を行った事だろう。

結果、江戸時代に行われていた様々な営みから、沢山の教訓を得る事をできなくした。
その教訓を経済コラムマガジンはずばり指摘している。

江戸時代は高度な文化文明と、経済運営がなされた社会であった。
反乱を抑えるために、様々な公共事業(大名行列もしかり)がなされており、赤字運営の地方自治体は格差に悩み、負担の増大を抑えようと各種の施策を行っていたのだ。

それらの成功例は、現在の世界に適用不可能なものも多い。
しかし、古今の失敗例とは、実は根源的な原因を含むものが多く、その失敗例を検証する事で、未来の為に資する事のできる教訓が沢山含まれているのだと思う。

特に、ここなんかは現在でも通じる江戸幕府の失敗例だ。

>将軍綱吉の時代は、徳川幕府が開びゃくしてから約100年経った頃で、幕府にまだ威信があり国内に大きな争乱もなく平穏な日々が続いていた。
>しかし経済の面では、当時佐渡金山の金はほぼ掘り尽くされ、通貨の供給量が増えなかった。
>また幕府の財政は慢性的な赤字で、幕府の莫大な蓄財(200万両の江戸城御金蔵)も底を尽き始めていた。

>一方、安定した時代を背景に新田開発が進み、米の生産量は増えた。
>しかし米の供給が増えたことに加え、通貨の供給量が増えないことによって、米の値段は長期低落傾向にあった。
>このように荻原重秀の登場した時代はまさにデフレ経済下にあった。

もう、このまとめを読んで下さいよ。
ここなんか完全に今の日本の情勢と同じなんです。
通過の供給量が増えない、つまり成長の上限が定まってしまっている。(これについては、誤解のない様に、現在の日本の問題点の中枢ですから。)

「安定した時代を背景に新田開発が進み、米の生産量は増えた。」と言う部分もしかり、日本の現在の生産力は世界最高であり、おまけに物財の供給と言う事では、近くの中国から、遠くの南米まで、食品も物資も入り放題入ってきています。

「しかし米の供給が増えたことに加え、通貨の供給量が増えないことによって、米の値段は長期低落傾向にあった。」物財が入ってくるにも関わらず、通過の供給量が増えない事がデフレの原因だと言っています。

生産力をどれ程増やしても、それに見合った通貨の供給量が無ければ、その後に来るのはデフレだと言う事です。

明快な論です。これについては間違いは全くありません。

>幕府の財政が赤字になった原因は、まず金の産出量が減ったことや綱吉の散財があげられる。
>しかし江戸の大火(1657年明暦の大火)の復旧費用やオランダとの貿易による金の流出(1664年金輸出解禁・・日本は貿易赤字国だったので金が流出)なども影響した。
>さらに米価の長期低落も大きな打撃となっている。幕府だけでなく武士社会はまさに米の生産高の上に存在していた。

前提について述べます。当時の日本は米によって立国していた社会でした。
しかし、世間のトンデモ説に言われるような「米本位制」ではなかったという事です。
江戸幕府の財政難は、放漫経営ももちろん一因としてありますが、根本的な問題は別にあったのです。

>もっと正確に言えば米の売上高が武士の収入に直結していた。
>米の生産高は生産者である農民と武士の間で分配される。
>四公六民なら、米の生産高の4割が武士の収入になる(米の生産量の評価方法は時代によって異なったがここではこれ以上言及しない)。
>この大切な米の値段がデフレで低迷したのだから、幕府の財政が苦しくなるのも当り前である。

デフレ経済の最も恐ろしい現象が、江戸時代に既に起こっていたと言う事です。
この事は「日本の歴史教科書では全く指摘されてない」らしいです。
私が学校で学んだ教科書にも、このような指摘はありませんでした。

>将軍綱吉は勘定吟味役の荻原重秀に幕府の財政の立直しを命じた。
>なんと重秀は小判の改鋳を行った。
>当時の日本で流通していた小判は金の含有率が84~87%の慶長小判であった。
>1695年(元禄8年)荻原重秀は、金の含有率が56.4%の元禄小判を作って流通させようとした。
>ちょうど慶長小判二枚で元禄小判三枚作ることができた。

重秀は貨幣の流通量を無理やり増やす作戦に出たのです。
この政策は、私の読んだ歴史教科書では、「重秀は貨幣の改悪によってインフレをもたらした」と書かれてありました。

>重秀はこの元禄小判に1%のプレミア(慶長小判100枚と元禄小判101枚を交換)を付け流通させようとしたがうまく行かなかった。
>そこでプレミアを20%に増やした。
>すると途端に元禄小判は流通し始めた。
>荻原重秀の改鋳作戦は成功したのである。

当然、重秀の政策は悪政と書かれてあったので、その後の新井白石が正しいとなっています。

>重秀の小判改鋳は幕府に利益をもたらしただけでなく、市中に出回る貨幣の量を増やすことになった。
>通貨の流通量が増えることによって、日本経済はデフレ経済を脱却し活況を呈した。
>経済の活性化に伴って、元禄文化が花開いた。
>ちなみに赤穂浪士の吉良邸討入りは、元禄14年(1701年)であるから、荻原重秀が改鋳を始めた6年後であった。

以前に取り上げた「妖臣蔵」の世界は元禄の世界ですが、新井白石は確かにその当時はまだ無役であり、その後に将軍交代があり、その際に政治家として士官しています。

>歴史教科書ではお決まりのように荻原重秀の政策がインフレの元凶ということになっている。
>しかし米価については、下がり過ぎたものが元の水準に戻ったという解釈ができる。
>また米価だけが上がらず(他の商品は上がり)、幕府の財政が一層苦しくなったという説がある。

これは日本の高度成長期にも見られた現象でした。
米や卵といった、生活必需品、あるいは戦略物資と言われた物財は値上がりしなかったのです。
物価の優等生と言う言葉が、この米と卵には使われています。
ひとえに、昭和の日本政府が国民の困窮を回避する為に、最低限の生活保障として米は価格を据え置かれました。
昭和日本国政府なりの生活関係セーフティネットだったと言う事でしょう。
卵の価格据置きについては、私は詳しく知りません。知ってる人教えて下さい。

>しかし筆者の調べた限りでは、やはり米の値段もある程度上がっているようである。
>むしろ幕府の収入が増えたことによって、幕府の散財がさらに増えたというのが真相であろう。
>ただデフレ経済からの脱却に成功したことと、それが行き過ぎてバブルを生んだ可能性はある。

私の調べた限りでは、米の値段は物価の上昇なりになっているとは思えません。
やはり、デフレを抜け出て、それによって江戸幕府経済が活性化したのが元禄景気の主たる原因でしょう。

>もっともデフレ経済が続いていたなら元禄文化などは生まれなかったであろう。
>また人々の消費が生活必需品に限られるのなら、華やかな文化が花開くということは無理である。
>歴史書や歴史教科書では、突然元禄文化が生まれた印象を受ける。
>しかしこの背景には町人の経済活動が活発になり、農民も消費を増やしたという経済的裏付けが必要と考える。
>筆者は荻原重秀の通貨増発政策抜きでは、元禄文化の出現は考えられないと思う。

そのとおりです。
その重秀の凄さ、透徹した視線の向けられた所はここです。

>重秀は「貨幣は国家が造る所、瓦礫を以てこれに代えるといえども、まさに行うべし」と言い切っている。
>今日の管理通貨制度の本質をみごとに突いている。ちなみに今日の一万円札の原価は20円程度と思われる。

金本位制をアメリカが放棄したのは何時か?1970年代です・・・。
江戸時代の最中に、20世紀末の経済を目指した重秀。
彼の功績をもう一度日本人は思い起こすべきです。

>新井白石は荻原重秀の追い落としを何度も試み、とうとう重秀を失脚させることに成功する。
>さっそく白石は小判の金の含有率を元の慶長小判の水準に戻した(正徳の治)。
>当然、経済はデフレに逆戻りした。
>ところが歴史教科書では正徳の治は世直しであり善政という記述になっている。

まさにそのとおりです。
元禄以後の「徹底倹約」「支出削減」「デフレ政策」によって、爛熟とさえ言える、そんな突然の元禄文化は崩壊していきます。
その後の江戸幕府は、何度も新井白石流の「改革」を繰り返し、その都度失敗して衰退して行きます。

経済コラムマガジン 07/6/4(484号) 金・銀の産出量と経済

>もちろん日本だけでなく、金本位制、銀本位制の国では金・銀の産出量の増減が経済活動に大きな影響を与えた。
>英国は1873年から1896年の23年間の長期に渡り経済は不調であった。
>もっと正確に言えば英国だけでなく、世界中の金本位制の国々の経済が低迷した。
>これは米国や豪州のゴールドラッシュが終わり、世界の金の産出量が減少したからである(その他にスエズ運河の完成による安い農産物の流入などが要因として考えられる)。
>金本位制の国々の経済が回復するには、南アフリカの金が本格的に採掘されるまで待たなければならなかったのである。

この現象を詳しく説明するまともな経済書は、どうやら日本では無いようです。
しかし、欧米の識者は気が付いているみたいで、現在の経済でキャッシュフロー抜きでの経済理論構築はありません。
金本位制とは、キャッシュフローの上限(価値の上限)が各国家の金の保有量で定義されてしまいます。

>マクロ経済の成長が金や銀の産出量に制約されるという事態が、ばかばかしいことは今日なら誰でも知っている。
>しかしこのばかばかしいことが、つい最近まで続いていたのである。
>それを考えると明治初期の政府紙幣発行や荻原重秀の改鋳は、先進的で開明的な通貨政策であった。

そのとおり、明治時代初期には政府紙幣の発行が行われていました。
この政府紙幣ですが、単に裏づけの無い架空の価値の紙幣を流通させると言う事ではありません。
経済コラムマガジン 03/5/5(第295号) 政府紙幣発行政策の誤解
特にこの号で注目すべきは
>教授は、デフレに陥っている日本経済に処方箋をいくつか提案している。「円安誘導」「銀行システムの立直し」と言ったありきたりの政策に加え、なんと「プリンティングマネー(政府紙幣)の発行」をスティグリッツ教授は提案した。
>これは各方面に衝撃を与えており、今日波紋がひろがりつつある。
>これはまさに筆者達が以前から主張していた政策である。

現在の日本の経済的苦境の根源はデフレ経済政策の継続だと、そうスティグリッツは述べているのです。
そして、この政府紙幣発効については、政治家ではなく、官僚の力量が問われる所なのです。

つまり、スティグリッツは日本の政治家に対して全く期待をしていないのです。

また、スティグリッツの著書は日米同時発刊された事でも有名です。
彼がその中で叩いていたのは「グローバリズムの恐ろしさ」が中心でした。
世界銀行の頭取であった彼は、日本のデフレを継続させているのが、グローバリズムのエージェントとなっている日本の政治家だと見抜いているのです。

そして、我々日本国民に対しての啓蒙を行おうと試みたのです。
私は江田島孔明様の戦略を実行するに当たって、日本経済の失速は大きな障害になると思っています。
だから、一時は江田島孔明様とさえ、チャンネル桜掲示板上で論戦を行いました。
戦略遂行の為に、経済の充実は非常に大きな要因となりますが、その経済の充実回復の為に、郵政民営化その他の小泉内閣の方向性は大きなマイナス要因になると私は看破していたからです。

彼と意見を違えたのは、この問題に関してのみでした。

さて、本題に戻ります。

>1929年の世界恐慌で金本位制は揺らぎ、第二次世界大戦後、各国は管理通貨制度に移行した。
>たしかに長い間貿易の決済には貴金属が使われていた。
>しかし貿易決済に英ポンドや米ドルといった主要国の通貨が使われるようになって、貴金属を貨幣に使う必要性は低下した。
>ただしばらくは金を外貨準備に用いることが続いた。
>しかしニクソン米国大統領が1971年8月米ドルと金の交換を停止し(いわゆるニクソンショック・・ただ同年7月の電撃訪中をニクソンショックと呼ぶ場合もある)、金本位制は止めを刺された。

そりゃそうでしょうよ。
「経済成長すればするほどデフレになるのが金本位性」なんですから。
むしろ良く世界恐慌以後40年間ももったもんだと・・・。

アメリカの経済が、ベトナム戦争以後10倍ほども拡大したのは、金本位性を捨てたからです。

「アメリカはドルが壊れて世界恐慌になったとしても、金を沢山持っているから新しいドルに変わる通貨を直ぐに作る事ができる」
「金本位制に戻れば、アメリカは世界最大の経済で居続けられる」
「やはりクレジット制は無理な制度なんだ。本当の経済は金本位制だよ」
こんな主張をする人をたまに見かけます。

大きな間違いですね・・・。

私はアメリカが金をフォートノックスに沢山溜め込んでいる理由を別の意味で捉えています。
ドル覇権やグローバリズム関連の文脈でね。ここでは口に出しませんが。
とりあえず、アメリカが「日本の所有している金地金」をフォートノックスに「保管」している意味も、その文脈で説明できるかと思っています。
IMFが韓国やアルゼンチンから、金地金のほぼ全てを略奪した事も。

>ところが今日でも金本位制や管理通貨制度について正しく理解されていないのか、時々大バカ者の経済専門家の発言が見受けられる。
>なんと松方政義が金本位制への移行にこだわっていたことを評価しているのである。
>政府紙幣の回収や日銀の創立もこの準備であった。
>日銀の創立は明治15年(1882年)であり、南アフリカで金が発見される4年前である。
>しかし前段で説明したように金本位制の国々が、まさに長い不況のどん底にあった頃の話である。


>日本は実質銀本位制であったからこそ、金本位制の国々からの不況の連鎖が断たれ助かっていたのである。
>もし松方の主張通り強引に金本位制に移行していたら、明治の日本の経済的発展はなかったと思われる。
>日清・日露の戦争の勝敗の行方もどうなっていたか分からない。

>さらに1886年にたまたま南アフリカで金が発見されたため、金本位制の国々の経済も1896年頃から回復できたのである。
>もし日本が早期に金本位制に移行し、南アフリカで金が発見されることがなかったら、明治の日本経済は壊滅状態になっていた可能性が強い。
>しかし日本の歴史教科書にはそのような解説は皆無である。

本当にそうですね。
つまり、今の日本人には現在のデフレの本当の原因がわかっていないと言う事でしょう。
本当に歴史と言うのは大切なものです。
歴史を正しく理解しないと、今我々が経験している歴史を今後総括する事ができないでしょう。

これは子孫に対する、今生きている同胞に対する大いなる裏切りであり、加害行為です。

>正しく公平な歴史教科書の記述というものは難しい。
>どうしてもその時の為政者の思惑というものが教科書に反映されるからである。
>特に政権が変わった場合には、前政権時代のことを良くは書かない。
>今日ならどうしても大戦前の日本の政治や社会は否定的な記述になる。
>おそらく明治時代の教科書では、江戸時代は暗黒の時代であり、幕府の役人は無能者という記述がなされていたと思われる。

>しかしこと経済の歴史については、イデオロギーと離れて公平な記述というものが必要である。
>しかし筆者は意図的に全くこれがなされていないと考える。
>これではデフレ経済が続いていた元禄時代に、突然華やかな元禄文化の花が咲いた背景がぜんぜん分からない。
>また税制が確立されておらず金もなかったはずの明治新政府が、なぜ治安を維持したり、鉄道を敷くなど次々と近代社会のインフラを整えて行くことができたのか誰も答えられないではないか。


ここって大事です。
今現在の日本政府も、昔の戦後日本政府をこき下ろして、その上で戦後体制の脱却と言う事を放言しています。

戦後の日本の高度成長その他を「過去の時代の奇跡的な偶然」と論評して恥じないのが、現在の安倍政権、その前の小泉政権です。

彼等が多分意図的に見過ごそうとしているのは「昭和元禄の時代には賃金の大きな上昇があり、それによって経済成長が促された」と言う「彼等の献金先に取って不都合な真実」です。

そして、現在の「不況」は、かかって「現在の日本政府の取り続けているデフレ政策」であり、過去の日本政府の責任ではないと言う事です。


その事を有権者は知るべきです。
そして、少し前までの「量的金融緩和政策」が何故デフレ抑制の面で効果しなかったのか?
それは「国民の賃金を上げなかった為」と一言で総括されます。
現在の日本の経済は、まだまだ内需主導の経済なのです。
このままでは、日本は中国と同様の「国民は飢えて内需は破壊され、貿易輸出のみで自転車操業を行う地獄の国」に成り果ててしまいます。

いや、それまでに内乱が起きるかな?(苦笑)

ともかくも、未来の発展、明日にも掴めるだろうそんな安寧の日々をもたらす鍵は、実は正しい歴史認識にあるのだと言う事を知って欲しいのです。

連綿と繋がる過去と未来、そして今生きている現在。
それを正しく認識して下さい。

嘘に騙されてはいけません。

以上でこのエントリーを終わります。

瀬戸様、是非ご感想を頂きたいですね。
このエントリーはきっと貴方の政策の参考になると思います。

とくら様も、お読みになっておられたら、感想を頂きたいです。

日本は政策をキチンと修正さえすれば、来月からでも高度成長できるんですよ。
今の日本が左前なのは、デフレ政策を続ける政府与党と、その周辺の経済学者風味狂信者達のせいです。

そんな訳なので、三輪は与党の敗北を心から願っています。
一度国民の審判を食らわないと、連中は目が覚めないでしょうからね。

今の日本経済に強い影響力を持つ経済顧問達は、軒並み新自由主義者、つまりイデオロギー主体の主義者でしかありません。
そんな方々に・・・何故経済運営をさせるのかと言う事です。

歴史を正しく検証できる。経済を正しく認識できる。
そんな真の経済学の使い手が必要なのです。
学問を手段として使い、国民の安寧と生活の維持改善を目的とする人たちが必要なのです。

新自由主義者の目的は、「自分達の経済理論が正しいと証明する事」でしかありません。
彼等の目的は国民の安寧ではない。

それを正しく理解すべきです。丹羽教授の主張をご覧下さい。

日本経済10%成長論「日本経済・税制・財政協議会」
このような真の経済学の使い手こそ、今の日本に求められる人材です。

新井白石ではなく、今の日本に求められているのは萩原重秀なのです。
それは元禄の世でも同じでした。
平成元禄を実現できるかどうかは、参議院選挙の後の政治家の動きによります。

責任は重大ですが、成し遂げた後の功績も莫大なものとなるでしょう。
国民の為を図る事、その功績で成り上がる事、政治家の醍醐味とはそこに集約されるのではありませんか?
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コメント
この記事へのコメント
TBです
1000兆円の焚き火
http://sun.ap.teacup.com/souun/239.html
- グローバリズムに乗っかったトヨタの末路 -
http://sun.ap.teacup.com/souun/756.html
2007/06/09(土) 13:32 | URL | 早雲 #-[ 編集]
了解です
  「貨幣<生産」でデフレになるが、今の日本では生産が過剰になっており、それを吸収する購買力がない。それなのに、貨幣すなわち購買力を低下させる政策ばかり導入しているので、不等号がますます大きくなっていく、ということですか。

  確かに、日本は加工貿易国であるという教科書的な理解を前提にしてしまうと、今の企業の海外志向は当然のもののように思えますね。
  しかし、実際は日本の貿易依存率はたった10%であり、中国のそれが30%なのに比べると遙かに「内的志向」の経済であるわけです。これをデフレ政策で破壊しようと言うのですから、なるほど、三輪さんが従前より提唱している「小泉安倍ラインは日本を中国化しようとしている」という主張の意味が、完全に理解できました。

  真の問題は内需が減少していることであり、それは購買力の向上によって十分解決できる。そして、購買力を上げるためには、何よりも「所得対策」が必要なのであり、小泉安倍政権下の雇用制度カイカクは、それと逆行する真正のデフレ政策である。

  という風に理解いたしました。それで間違いないでしょうか?
2007/06/10(日) 12:35 | URL | ろろ #-[ 編集]
>ろろ様
概ね間違いありません。
ただし、中国の貿易依存度は少し見方が分かれる所です。
http://www25.big.or.jp/~yabuki/2004/ss040302.htm
普通に計算すれば60%が貿易依存度なのです。
「貿易の半分が委託加工だから依存度は実は30%」と言うのは変です。

委託加工も内需ではありません。これは間違いありません。
中国の実情は、「中国に対して好意的な」統計資料より手酷く深刻だと思います。

一連の小泉改革がデフレ政策だと言うのは、これは経済学の理論から見れば明白すぎる位に明白です。

更に追加するならば、日本の内需依存度については、これは世界最高水準のトップ5に入っていました。

小泉政権の間の推移については、まだ総務省は集計を終わっていないと思います。
多分とんでもなく悲惨に内需依存度は下がっていると思います。

日本の強さは公平性にあった。
その事を理解できない日本人は多いですね。愚か極まってます。
2007/06/10(日) 13:07 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
続きです
>>三輪さん

  ご紹介いただいたリンク先拝見いたしました。支那、終わってますね。しかも、その依存先が我々日本であると・・・。

  仮に小泉時代に日本の貿易依存率が上昇しており、その振り向け先が中国だったとしたら、これは、まさに満州事変の後、日中戦争前夜と同様の経済構造になっているということです。
  7月の選挙で、与野党均衡に近い形に持っていかなければ危険ですね。戦前と同じパターンでやられてしまいます。

  邪推ですが、仕掛け人も戦前と同じなのでしょうね・・・。
2007/06/10(日) 13:34 | URL | ろろ #-[ 編集]
TBです
貿易収支の新しい理解:日本経済は輸出に15%も支えられている!上、下
http://sun.ap.teacup.com/souun/682.html
http://sun.ap.teacup.com/souun/683.html

「外需増加=内需増加」を理解していないキャリア官僚
http://sun.ap.teacup.com/souun/698.html

日本ほど“打つ手”に恵まれた国民経済はありません
http://sun.ap.teacup.com/souun/558.html 
2007/06/10(日) 14:14 | URL | 早雲 #-[ 編集]
>ろろ様
知れば知るほど・・・でしょ?
まあ、私が中国をどんな風に見ているか、一端でもわかって頂ければと思います。

わかっても幸せな境地には絶対至れませんけど。

>早雲様
輸出も需要の創設手段としては悪くない手です。
しかし、本来的な需要の創設、デフレ対策とは、やはり内需を以前の水準に戻す事でしょう。

日本製品が欲しくて欲しくてたまらない方々には、特別に売ってあげる位のスタンスで丁度かと思います。

私は本気でそう思っていますよ。
2007/06/11(月) 20:03 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
三輪様、こんばんは。
現在の、資本主義経済体制下では国民経済が供給額<需要額になるためには、貿易収支黒字を国内に再投資するより他有りません。(国内専業企業には、上述したような“自立して”利潤を得る機会はないのです。←ここがよくわかりません」 http://sun.ap.teacup.com/souun/749.html)を参照下さい。

本来、三輪様のおっしゃるとおり、国民の活動成果を国外に捨てる(輸出)のは活動力の無駄遣いでしかなく、その分遊んでいてもよい社会も可能なのですが、それには経済の仕組みを変えなければなりません。

興味が有れば、
カテゴリー「開かれた地域共同体」
http://sun.ap.teacup.com/applet/souun/msgcate17/archive
の各記事を御覧下さい。
2007/06/11(月) 22:35 | URL | 早雲 #-[ 編集]
TBです
国際金融家(寄生者)には読んで欲しくないが:「近代」日本と今後の世界 上、下
http://sun.ap.teacup.com/souun/542.html
http://sun.ap.teacup.com/souun/543.html
2007/06/13(水) 23:49 | URL | 早雲 #-[ 編集]
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2007/06/10(日) 07:39:26 | 草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN
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