独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
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平河総研の古い記事を引用。

◇日本の地政学的戦略(上) 半島と海洋国家
◇日本の地政学的戦略(下) 太平洋とアジア大陸を結ぶ日本

>日清・日露の両戦役で日本は大陸への足がかりをつけたが、次に生じたのが第1次世界大戦であった。
>日本はこの欧州の大戦に参戦する特別の理由は無かったが、日英同盟の相方であるイギリスからドイツ仮装巡洋艦に対する捜索・撃退という限定的な支援要請があり、これをアジアにおけるドイツの勢力一掃と日本の勢力拡大の好機と捉え参戦し、ドイツの占領していた南洋諸島や中国の青島などを占領した。
>その後首尾よく連合国側が勝利しドイツが敗戦した結果、日本は中国に対する「対華21か条の要求」をするのだが、これが中国との関係を悪化させ、またパリ講和会議における人種差別撤廃要求がアメリカの反発を招き、これらが実は互いに関連した形で後の大陸での日本に対する中国やアメリカの反発の原因となって行ったと考えられるのである。

>更にここにもう一つ捉えておかねばならないことは、ドイツの支配下にあった南洋諸島を日本が取得することによって、アメリカの「太平洋の橋」に対する障壁ができてしまったということがあり、これが日米の太平洋の覇権を巡る戦いを運命付けてしまったのである。

さて、予告していた日本海軍の罪については後回し。
例のハンニバル論とも組み合わせて、日米の講和が可能だったかどうか検証してみる。

私の結論としては「不可能」と言う判定。続きは後半で。

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戦前の日本人の対米戦争観は「敵を倒せないのはわかっているから講和で手打ちするしかない」と言う事で一致していた様です。

>石原莞爾はもし自分が総司令官であれば今度の戦争に負けはしなかった、とアメリカの記者に語っている。
>勝てるとは言っていないのは、元々このアメリカとの戦争は西太平洋に迫るアメリカを迎え撃つ防衛戦争であり、日本にとっては降りかかる火の粉を払う戦争であったということであるから、ワシントンまで攻め入ってそこで城下の盟を結ぶなどということは考えていなかったまでのことである。

>日本とアメリカの国力差は1:25、資源など見れば更にその比率は数百倍になると石原は知っていたから勝てるなどとは毛頭考えてはいなかった。

ここまではオケ。しかし次が悪い・・・。

>しかしアメリカが日本を打ち負かすことはできないと判断せざるを得ない情況にもって行き、

軍事的にはどうやって?と言うレベルですね。
あんだけ長々とハンニバルについて語ったのは「回復力の高い国家は戦況が不利でもなかなか降伏しない」と言う事を論じるためです。

日米戦争と言う事では、実はアメリカを純軍事的に降伏させる方法は無いと言って良い。こんな事は知識人の誰にでもわかっていたでしょう。

>結果的に講和に持っていければ、そこで済む戦争となるのである。
>ようするに日露戦争型の戦争終結は可能であったということである。

これですね、これ。
もう日本人の戦争観が歪んでしまったのは、日露戦争と言う「強烈な勝利体験」が原因でしょう。

日露戦争で日本は本当に勝ったのか?と言う問いには、「勝ったとしておかないと、トラウマが酷過ぎて収まりがつかなかったんだよ」と答えるしかありませんね。

戦前の日本人、特に海軍中心に痛~い所は「日露戦争で勝ったと言う事にできたのは、アメリカが不利な条件ではあっても調停してくれたから」と言う事を「無理やり忘れようとしていた」と言う事ではないのでしょうか?

石原莞爾将軍も、この人戦術戦略の大家だそうだけど、その事実をキッチリ忘れている。
さあ、対米戦争の調停ってどこの国にして貰う訳なんですか?

苦笑しちゃいますね。少なくとも調停者はアメリカに頭下げさせられる他国で無いと駄目な訳ですよ。
そんな国イギリス以外にありえないでしょう?
そして、イギリスは当時日本と戦争中です。
後先考えてなかったとしか思えませんね。当時の日本政府馬鹿過ぎです。

■ JOG Wing ■ 国際派日本人の情報ファイル ■
海洋国家日本の21世紀地政学戦略(4) ◆新冷戦時代『封じ込め政策』の復権◆ 国際戦略研究者・山本英祐/地政学研究者・江田島孔明


しかし、あれからもう3年ですか・・・。
江田島孔明様の言ったとおりになりましたね。
更に日本に残された時間は少なくなって来ている。
http://www.boon-gate.com/cgi/search/details.cgi?id=11680

むむむ・・・。眠いので続きは明日以降に。
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コメント
この記事へのコメント
結論から言うと、対米戦の講和をソ連に斡旋してもらうように考えていました。満州をあげることを条件にして。このあまーい認識がソ連参戦で根底から覆され、終戦します。

ご提示の「日露戦争型の戦争終結は可能」かどうかは、アメリカ相手に一度でも勝利を収めることができるかどうかです。陸軍は本土決戦にその望みをかけてました。九州や関東で米軍を迎え撃てば、どうなったか・・・沖縄や硫黄島の数十倍の被害は双方に出たでしょう。民間人を巻き込んで。すちむそんはアメリカ側の犠牲100万、日本の犠牲2000万と見積もりました。これがソ連の対日参戦要請に結びつきます。アメリカもビビッていたのです。
2007/05/27(日) 08:35 | URL | 孔明 #-[ 編集]
TBです
対米戦をなぜ日本から仕掛けたのか
http://sun.ap.teacup.com/souun/592.html
2007/05/27(日) 21:03 | URL | 早雲 #-[ 編集]
TBです
山本五十六&駐米大使館問題
http://sun.ap.teacup.com/souun/567.html
2007/05/28(月) 00:39 | URL | 早雲 #-[ 編集]
>早雲様
いやはや、見逃しているエントリーも沢山あるものです。
勉強させて頂きます。いつもありがとうございます。

>孔明様
正直、かなりの衝撃を受けています。
しばらくこの件については考える事に致します。
2007/05/28(月) 00:41 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
歴史を分断して考えるから
なぜこのように歴史を切断して考えるのですか?
http://blogs.yahoo.co.jp/riyushirou3987/481615.html
幕末の思想家の発言は勤王佐幕とその内容は変わりますが、結論として中央集権の富国強兵策へとまとまり、その強兵をもって韓国・台湾を打って一丸となってアジア横行することに決定します。
その横行で太平洋戦争まで一貫して突き進んだのです。
歴史を分断して考えるから理解不能な議論となるのですよ。
2007/07/12(木) 17:17 | URL | 柳 四郎 #-[ 編集]
>柳 四郎様
いや、その解釈って間違ってると思います。
実は日本の戦いは今も続いているんでしょうね。

そう、太平洋戦争での日本のスタンスとは、グローバリスト国家であり、決して軍国主義が悪かったのでも、天皇陛下が悪かったのでもないと言う事でしょう。

思想云々など馬鹿ばかしくて論じるにも値しないです。
結論として、日本はグローバリストとして世界を牛耳る第一歩として大東亜共栄圏を作り上げた。
そして、その夢が破れて徹底的に破壊され、解体され、今に至るもグローバリズムの報復に苦しめられている。

結局、今の日本もいつか来た道を歩んでいるだけの事ですね。
思想やら信条やら歴史的な波動など関係ない。

結局はグローバリズムこそ日本、いやさ世界の敵であると言う事実だけが大事なんでしょう。
富国強兵ね・・・現に戦前の日本は貧民富国でしたね。
今と同じなんだ・・・。
グローバリズムこそ、真正の戦前回帰なんだと私は確信するに至りました。

貴方のご高説は、私にその事を強く再確認させる鍵となりました。
そのいみでは貴方のご説は本当に役に立ちました。
けど、的外れだと思います。
2007/07/12(木) 18:40 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
>>三輪さん
  こちらでの議論を通してなんとなく見えてきたんですけど、我が国の為政者や国民が、明治維新を「成功体験」としてインプットされている限り、結局何度でも大東亜戦争を繰り返す運命なんじゃないですか。

  明治維新というのは、新たなる「終わりの始まり」だったと思うのです。我が国は、外に向かって開かれている時代は、必ず政治体制が動揺し、下々が辛酸を舐めています。あの維新を景気にして、ゆっくりと、その道を辿っていったのだと・・・。

  大陸と活発な交流があった飛鳥時代には、大化改新があったり、加羅諸国を巡って中国朝鮮の連合軍と戦ったりで、最終的には仏教を国教にしなければまとまらないほど国が乱れました。唐と和解し、遣唐使という形で交流のパイプを細くする(最終的にはその唐も切った)ことで、平安時代へとつながりました。

  戦国時代には、西洋の金融資本と最初の出会いを果たし、それによって膨れ上がったバブル経済が、最終的には朝鮮遠征を生みました。それを収束したのは家康で、孫の家光が鎖国したことで安定しました。
  
  そして、昭和です。もう言うまでもありません。現在と全く同じ、猫も杓子も大陸進出です。これが収まるには、結局敗戦を待つしかありませんでした。

  三輪さんがおっしゃったように、これらの背景には、他国を支配して収奪という効率の良いビジネスを行おうという「グローバリスト」的傾向がはっきり現れています。
  今必要なのは、日本のエネルギーを内側に向け、それに見合うほどの所得を国民が確保することでしょう。そうしなければ、間違いなく第二の大東亜戦争が起こり、ショック療法で「あるべき姿」に戻らなくてはいけなくなります。
  まず第一に、アジアゲートウェイ構想を掲げて、中国との一体化を図ろうとしている(最近またJALの中国便が増えました!!)安倍政権を頓挫させ、国民経済を重視する人々を中心に据えることです。
2007/07/13(金) 02:05 | URL | ろろ #2pDzSWe2[ 編集]
私が登場するまで、日本が外を向く歴史は転換しない。
なんてね(笑)。
2007/07/13(金) 13:51 | URL | 真名 #mhQZtlZc[ 編集]
TBです
2007/07/13(金) 14:18 | URL | 早雲 #-[ 編集]
>>真名さん
  例の「鉱脈」の話、待ち遠しいです。日本史をひっくり返す偉業を密かに期待しております。
2007/07/15(日) 01:59 | URL | ろろ #2pDzSWe2[ 編集]
柳 四郎
グローバリズム??いったい何のことですか?

最近盛んに言われてるグローバルスタンダード・・とは違うようですが。

1945年国連・・・1945年以前と異なり・・民族自決の原則の元に・・他国を武力侵略が許されなくなりました。

1945年以前の64カ国が・・・すでに204カ国です。

この事実を理解できるかどうかで・・世界が理解できるかどうか決まります。


1945年国連・・・1945年以前と異なり・・民族自決の原則の元に・・他国を武力侵略が許されなくなり・・軍隊で国を守る必要がなくなったということです。

この事実を誰も理解していない。

これは的外れの議論ではありません・・現実論です。

世界分割競争は1945年で終わりました・・・それ以降の戦争は領土拡大のための戦争ではありません。

冷戦・・共産主義対資本主義の戦争・・・軍隊に関係の無いことを・・軍事で争うという実にばかばかしい戦争です。

冷戦後は・・・キリスト対イスラムの戦い・・・これは十字軍で歴史上決着のついた戦争(イスラムの勝利)の再戦ですから・・当然イスラムの勝利です。

日本には関係のない戦いです。

http://riyushirou.blog96.fc2.com/blog-entry-321.html
2007/07/18(水) 11:37 | URL | 柳 四郎 #-[ 編集]
そうですか、グローバリズムが見えませんか?
我々はイデオロギーとかは左程重要視していませんし、歴史の波動とは、歴史を学ばない者たちが、なんども同じ酷い目に会っているだけと割り切っております。

ちなみに、国連の成立は武力を使わない時代を意味してはいません。
その後でもチベットは占領されて滅びましたしね。
あれは戦勝国が戦後を継続するための仕掛けです。
それ以外の意味はない。

私たちはそう思っています。
2007/07/18(水) 18:50 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
「世界分割競争は1945年で終わりました・・・それ以降の戦争は領土拡大のための戦争ではありません。

冷戦・・共産主義対資本主義の戦争・・・軍隊に関係の無いことを・・軍事で争うという実にばかばかしい戦争です。

冷戦後は・・・キリスト対イスラムの戦い・・・これは十字軍で歴史上決着のついた戦争(イスラムの勝利)の再戦ですから・・当然イスラムの勝利です。」
→完全にイデオロギーに洗脳された人の見方です。典型例なので、このまま掲示をつづけるべきでしょう。マルクスは「宗教はアヘン」といったが私はイデオロギーもそうだと思います。この方の脳は既に相当アヘンにによって侵されているんでしょう
2007/07/18(水) 19:41 | URL | 孔明 #-[ 編集]
>孔明様
20世紀の戦争がイデオロギーの戦争だったと思っている人は多いですよ。
全部戦争は利害で行われる。力学で行われる。
その事を冷徹に理解できる人は少ないです。

私だって貴方からいろいろと教えていただかなかったら、もっと違う考えに流されていたかも知れません。

結局、整合していると思える何等かの迷路、水路に入り込んでしまう事が一番人に取って怖いのでしょうね。
そこはおそらく袋小路でしょうから。
2007/07/18(水) 22:54 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
左翼、右翼という言葉も所詮は
>20世紀の戦争がイデオロギーの
>戦争だったと思っている人は多い

  最近やっとわかりましたよ。

  そもそも、左右のイデオロギーというもの自体が、元祖グローバリストである「国際金融資本」が、左右の不等号を変えることによって国論を動揺させ、分断するためのフィクションでしかないのだということに。

  戦前の日本を見てもこのことは明々白々なんです。右翼は大アジア主義者(真名さん曰く、グローバリストの思想的番犬)であり、左翼はコミンテルンの手先でした。左右の違いはあっても、どちらも「大陸進出万歳」「日本国は、グローバリストの担保だ」と規定しているところは全く同じであるわけで・・・。
  しかし、残念ながら教科書で歴史を学び、そのフォーマットに従って知識を収集するだけでは、こういう認識は学べません。一体、どこの歴史の教科書に、マルクスやレーニンがアシュケナジー・ユダヤだったことが明記されているというのでしょうか。
  もう、そこからして我々は「彼ら」に負けているのです・・・そうではありませんか?
  孔明さんが「ネットこそが最大の決戦場」と提唱することの意味は、そこにあるのだと思います。
2007/07/19(木) 00:11 | URL | ろろ #2pDzSWe2[ 編集]
左右をはさみのように使うのが国際金融資本の常套手段なのです・・・
戦前日本はこれを見事にはめられたんです・・・近衛文麿は末期においてようやく気づいたみたいですが
2007/07/19(木) 00:26 | URL | 孔明 #-[ 編集]
孔明さん
>近衛文麿は末期においてようやく
>気づいた

  これですか。

http://www.yorozubp.com/0609/060927.htm

「軍部内一味の者の革新論の狙ひは、必ずしも共産革命に非ずとするも、これを取巻く一部官僚及び民間有志(之を右翼と云ふも可、左翼と云ふも可なり。所謂右翼は国体の衣を着けたる共産主義なり)は、意識的に共産革命に迄引きずらんとする意図を包蔵し居り、無知単純なる軍人、之に躍らされたりと見て大過なし」

>之を右翼と云ふも可、
>左翼と云ふも可なり

>所謂右翼は国体の衣を着けたる
>共産主義なり

  近衛さんは本当に踊らされてしまったかわいそうな御仁ですが、この言葉は我々にとって歴史的な遺産といっても過言ではないですね。
  これを無駄にしないために、少しでもこちらのブログの考え方を知ってもらいたいものです。私も頑張ります。
2007/07/19(木) 00:41 | URL | ろろ #2pDzSWe2[ 編集]
近衛文麿の過ちと懺悔を胸に刻む必要があります。陛下崩御後、為政者で真相を知っている層はいなくなったでしょうから。
2007/07/19(木) 00:58 | URL | 孔明 #-[ 編集]
無知単純なる軍人、之に躍らされたりと見て大過なし

→戦前は共産主義、現在はグローばリズム。そして歴史は繰り返す
2007/07/19(木) 01:01 | URL | 孔明 #-[ 編集]
確かに
>戦前は共産主義、現在はグローばリズム。

  そして、第一次大戦前は「帝国主義」、フランス革命では「国民主権」。

  もう、「彼ら」のために人民の血が流されるのは飽き飽きです・・・。
2007/07/19(木) 01:14 | URL | ろろ #2pDzSWe2[ 編集]
ろろさん
西園寺公望
近衛文麿
細川元首相

栄光ある天児屋根の子孫も、終わったようだ。
「近衛が気の毒」なんてことは、絶対にない。 天児屋根の叱責を受けているはずである。
2007/07/19(木) 15:15 | URL | 真名 #mhQZtlZc[ 編集]
平成の南北朝
天皇家も2つに別れたようですよ
http://my.shadow-city.jp/?eid=483778#comments

日本の大衆も10年後にはそうなるのかもしれませんね...
2007/07/22(日) 16:04 | URL | 新宅 #/esAb2Js[ 編集]
TBです
日本近世と西洋近代の相違
http://sun.ap.teacup.com/souun/574.html
2007/07/23(月) 23:02 | URL | 早雲 #-[ 編集]
>柳四郎さん
はいそうですか。どうもご苦労様です。
ではさようなら。
(補足)私はあなたの友人ではありません。
アホな俺が納得するまで説明しろ!なんて甘えた事は言わないで下さいな。
どっか他所行って喚いてなさい。

ともかく、一言で言えば「おとといおいで」って事です。
物分り悪いのを武器にしてる人、そう言うのは私は嫌いです。
2007/12/28(金) 12:35 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
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