独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
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平和を愛する人達にも読んで欲しい文章です。

日本の戦後からのアジアの歴史、日米の関係。
少しおさらいしてみたいと思います。
非常に平易な文章なので、軍事に詳しくない人、地政学に詳しくない人にも理解できると思います。

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さて、ここで最も大事な前提を申し上げます。

戦争とは何か?
戦争とは、外交で解決できない問題を、軍事力で解決する事です。

外交で相手を降伏させる事は不可能です。
例として挙げれば、佐賀県ぐらいのGDPしかない北朝鮮を、日米は外交で全く降伏させる事ができません。

普通と言うより、正常な国ならば、国民を拉致した敵国が隣にあり、その隣国よりも国力が100倍を超えているならば、絶対に戦争になります。
日本はとっても、普通で考えられない位、古今東西歴史上存在しえなかった程の平和的な国です。

こんな国を更にもっと平和にしようとする、そんな平和勢力の方々。
貴方がたは本当に凄い。多分世界中の人達がそう思っていますよ。
口には出さないけど、凄いと思っています。思わないわけが無い。

けど、世界中の人達が何故貴方がたを褒めないのか?
それは異次元の生物を、人間の価値観で褒めたりしたらどうなるか。
そう言う事を普通の人間が理解していないからです。
自分の同胞を拉致した敵にヘラヘラと笑い、何を置いても平和が大事と、敵国に更に擦り寄ろうとする。

そう言う異次元の生物を褒めたりしたら、却って激怒するんじゃないか?
そう言う恐れを世界中の各国の人達は抱いているのではないでしょうか?

まあ、厭味はここまでにしましょう。

戦争が何故起きるのかは説明しました。相手国を降伏させる為です。
時には相手国を降伏させるだけでは足りず、北朝鮮の様に敵国の全てを破壊してしまう国もあり、中国の様に敵国の国民を根絶しようとする国もあります。
そう言う凶悪な国が日本の隣国だと知りながら、国防について無知で居る事、そう言う隣国との友好のみを叫ぶ事は、日本国憲法に違反した行為だと思っています。

なぜならば、そう言う敵国に降伏させられてしまった場合、日本国憲法に謳われている基本的人権を守る事は不可能だと思えるからです。


日本国憲法は第9条だけではありません。他の条項も護憲派の皆様はキチンと読んで下さい。虚心に読んで下さい。

さて、その戦争ですが、国際法では違法とされていません。
なぜならば、戦争行為は「国と言う法人の緊急避難方法、お互いに正当防衛である」と言う解釈があるからです。


そうでなければ、お互いの国民が殺しあって無罪となる訳がありません。

その戦争に伴う殺し合いですが、国民の代表者を出して殺しあう事になっています。
その代表者は「軍隊」と通常呼称されます。(「自衛隊」とか言う不可思議な単語を使っている国もありますが、変わり者の国民が住んでいる国の軍隊なのでしょうね。)

さて、その戦争ですが、やはり一番の問題は「代表者及び代表者を支援する人達が旗色が悪ければ殺されてしまう」と言う事でしょう。

それを避けたければ、自分達の国が戦争を自制するか、相手国に自制させなければなりません。
つまり、多数の複雑な要因を絡ませてしまう事です。
多くの国は周辺に潜在的な敵国が居ます。時には潜在的な敵国に包囲されています。
それらを同盟の形でお互いに利用しあえば、それで戦争が起こるリスクを低下させられます。

戦前の日米を見てみましょう。
【日本側】
・南方にフランス(ベトナム)とオランダ(インドネシア)、イギリス(インド)、アメリカ(フィリピン)と言った諸外国の植民地
・西方に中国と言う諸外国に分割された植民地
・東方にアメリカ本国及びその有力な根拠地のハワイ
・北方にソビエト連邦

【アメリカ側】
・南方は内輪揉め大好きな南米諸国、一番大きな潜在的敵国は一番遠くのアルゼンチンで、実害ナッシングの国。メキシコとは一世紀揉め事なし
・東方には同盟国のイギリスとヨーロッパ諸国
・西方には最大の問題児である日本国、その向こうは同盟国の租界がある中国
・北方は全く揉め事を起こさないカナダ

アメリカの側には全く戦争に邪魔になる問題点がなかったのです。
未だにアメリカの教科書に載っていないハルノートも傍証となるでしょうね。
結局の所、日本は戦前からアメリカに狙われていたと言う事です。

その日本を取り巻く情勢が戦後は大変わりします。

【日本側】
・南方の植民地は全て独立、友好的なフィリピンとインドネシア、問題児は台湾に変わっているが、台湾自体は極友好的。
・西方に中国と言う強力な問題児、北朝鮮と韓国も痛い連中。
・東方に同盟国アメリカ及び未だ有力な根拠地のハワイ、そのハワイは日本人の大好きなリゾート地に
・北方にソビエト連邦、その後はロシアになる

【アメリカ側】
・南方は貧乏な中でも努力する南米諸国、特にキューバは一度危険な線を踏み越える所でした。アルゼンチンはIMFで痛めつけるのが恒例行事になってます。メキシコとはほぼニ世紀近く大きな揉め事なし、最近ではアメリカに不法入国で出稼ぎしているので、更に揉め事は起こりそうに無い
・東方には同盟国のイギリスとヨーロッパ諸国、でもイギリスは弱体化して、EUは経済的な最大のライバルに
・西方には信じられない程に友好的な日本国、その向こうは潜在的な敵国として台頭しつつある中国、韓国と北朝鮮は面倒なのでできたら無視したい
・北方は全く揉め事を起こす気配さえないカナダ

こんな幸せな中で、アメリカだけは世界の覇権獲得にまい進してきた訳です。
日本は中国とも断交し、ソ連の太平洋艦隊と小競り合いをしつつ、北海道に大規模な防衛兵力を配置しました。
冷戦の時代はそんな感じだったのです。

その後冷戦の後はどう変化したでしょうか?
痛めつけ過ぎてキューバ以外の南米諸国も反米に向かい始めています。
日本も冷戦終了後に凄まじい痛めつけられ方を経験しました。
イギリスも内通者であるサッチャーの教育改革、構造改革からこっち、どんどんアメリカ化されて行きます。

そして日本も構造改革と教育改革を唱える内通者が入り込んでいます。
アメリカはとち狂い始めたのです。

さて、安保の事をそろそろ説明しましょうか?
もちろん、日本で戦争がなかったのは「平和憲法のおかげではありません」。

ええ、当然の事ですよね。何かその事に疑問があるんでしょうか?
平和とか非武装とか言うものは、前述の同盟とかのバランスオブパワーの正反対の存在です。

国力に対する防衛力の比重を減らすものなので、本来的には戦争を引き起こす役目しかしません。

平和だけを唱えて軍備を怠ると言う事は、敵の前でいびきをかいて寝ていることと変化ない愚行です。
他の解釈が何かあるのでしょうか?

俺達は良い人なんだ!良い人を殺す人は居ないんだ!
平和を唱える俺達は良い人!殺されない人!


それじゃあ、新聞に頻繁に載っている殺人事件ですが、あの被害者ってみんな悪い人ばかりなんですか?
そうじゃないでしょう?
金を持ってそうだから、だから空き巣に入られて寝首かかれたりする訳です。

金を持っているだけで悪い奴は狙います。

隣の国とは友好を結んでいるよ!隣の国の人はみんな良い人なんだ!

そう信じ込むのは良いんですが、外国人の犯罪白書を読めば、中国、韓国、北朝鮮が全体の外国人犯罪の何割を占めているんでしょうかね?
とんでもなく高い割合ですよ。国家も同じです。
経済的なライバルだと言うだけで敵対関係になります。
平和を願う方々。貴方がたも一度破産してみなさい。
その後孤立無援で家族を養って、それで生活苦に陥れば、間違いなく犯罪を考えますよ。
人間なんかそんなもんです。衣食足りなければ礼節を失います。

ともかくですが、別に何の悪い事を日本人の復員者と済州島の島民以外には行わなかった韓国も、軍事的に弱体で、アメリカに呆れられて国連の兵力が撤退した途端に朝鮮戦争がおきて、国土は破壊されて500万人の死者を出しました。

日本帝国が必死の思いで35年かけて増やした人口が1700万人。
それが朝鮮戦争の数年間で3分の1も減ってしまったのです。

他に済州島では、韓国政府が島民を数ヶ月で3分の1虐殺しましたが、あの国の国内問題でもあり、民族的な伝統行事でもありますので、私はこの項では何も言わない事にします。
(でも、頼むから日本人も自分達同様虐殺が好きだなんて思わないでくれ。と・・それだけは言いたいですね。これは中国人にも同じ事を言いたいですが。)

さて、日米安保(とその根源である日本国内の米軍基地設置)ですが、三つの役目があります。
・アメリカの兵力展開の為の拠点(軍事拠点)
・日本を攻撃する事がアメリカを攻撃する事と同じ意味を持たせる(自動的攻守同盟)
けど、最後の一つが一番大きいのです。
・太平洋の両岸に敵対的勢力が発生しない様にする(文字通りの平和の担保)

平和憲法とやらは三番目の理由によって押し付けられたのです。
つまり、アメリカとしては「日米が永遠に戦争状態にならない事が国益」であるというアメリカの宣言が平和憲法なのです。

はい、憲法第9条とは、「アジアの他の国に戦争を仕掛けない」と言う意味で付けられたものではありません。
アメリカと戦争をしないと言う条項が憲法第9条です。

まさにパラノイアですな・・・。
まず信じられない位に嫌がらせを行い、戦いを挑ませて徹底的に痛めつけ、その後は法律で自分達に報復できないようにしたと・・・。

まあ、「今更アメリカに報復してどうなる?」と考えるのが日本人なんですが、アメリカの連中にそんな事実は通じません。

アメリカ原住民であるインディアンを、開拓時代の虐殺以降、今に至るまで人権無視で収容所の中に閉じ込めているのがアメリカと言う国です。

こんな国が、民間人軍人合計300万人を殺害して、核攻撃まで行った国が「昔の恨みは忘れました」と言っても信じる訳ありませんね。
だから「平和憲法」「日本帝国の悪行の捏造」「日本人のコミュニティ破壊」の三本柱で徹底的に腑抜けにしようとした訳です。

現在も
・「平和憲法」憲法第9条のみ保持、日本人の生存権の否定
・「日本帝国の悪行の捏造」従軍慰安婦、南京大虐殺、植民地支配
・「日本人のコミュニティの破壊」農業の破壊、農村の放置解体、過疎の意図的進行、郵便局の合理化による地方の切捨て、カルト宗教の蔓延、朝鮮人の日本国内汚染

こんな感じで更に進んでいます。

アメリカの支配の悪辣さと来た日には・・・。
なに?アメリカのやってない事もある?
朝鮮人はアメリカの仕業じゃないだろう?

何言ってるんですか。
もしアメリカにとって都合が悪いならば、そもそも朝鮮人なんか朝鮮戦争の疎開が名目でも日本には住めませんって。
ベトナム難民のボートピープルは、ほぼ全員が海の藻屑と消えたのですよ?

何故ベトナム難民は日本に入れなかったのか?
・アメリカに付き従って、アメリカを信じて共に戦ったのに見事に破れたから
・しかもその敗北の原因が「アメリカ国内の反戦運動だった」から
・ベトナム人が大人しく、日本人に害をなさないから

その反対に朝鮮人は何故日本に入れたのか?
・アメリカに反抗的な態度を取ったために、自業自得で酷い目にあったから
・しかもその災厄が「日本人に明日は我が身」と言う危機感を抱かせたから
・朝鮮人は残忍で居丈高で、日本国内に住ませれば日本の治安の悪化要因になると考えたから

それに異論のある方も多いでしょうね。
「はだしのゲン」と言う有名な反核漫画がありますよね?
あの漫画で朝鮮人が列車の中で、主人公のゲンに対してどんな事をやらかしたか。
良く読んでみなさい。平和勢力の方々にとって必読の一冊の筈。
ある意味反核のバイブルコミックですからね。良く読んでみたらいかがでしょうか?

さて、ここまでのまとめですが、アメリカの基地が日本国内にあると言う事は、日本に対して侵略を考える諸国に対して凄まじい圧力が掛けられる訳です。

なにしろ、日本国内をミサイルで攻撃しようとしたら、どう考えてもアメリカの基地も被害を受けます。
そう言うことがあった場合、即座に国際法の宣戦布告の要件を満たしてしまいます。
最悪の場合、報復としてアメリカの持つミサイルが降って来ます。
普通の国ならば、かなりその意味を深刻に考えるでしょう。

北朝鮮が「東京を核ミサイルで火の海にしてやる!」と息巻いても、アメリカに「横田基地も?」と怖い目で聞き返されると「いえ、そう言う意味で言った訳ではありません」と返事するしかないのです。

日本人が米軍基地の周囲に弾道弾防御用の迎撃ミサイルを設置しようとするのも同じです。
「自衛隊は米軍だけを守ろうとしている!」と叫ぶ人も居るでしょう。

逆ですよ逆。

守ろうと言う素振りを見せないと、余りにも「米軍基地こそ、アメリカの差し出した人質だ」と言う事があからさまに見えてしまう訳で・・・。

まあ、せいぜい居心地の良い座敷牢でなければ・・・と言う事なのですね。

よって私は米軍の日本駐留には賛成なのです。
結局、ソ連との冷戦の最中ですら、アメリカのもっとも関心ある潜在的敵国とは日本だったと言う事です。

アメリカが一番安定していた時、つまりモンロー主義で孤立政策を取っていた時ですが、その時の世界はどうだったか?

パックスブリタニカの時代でした。
イギリスがスエズを押さえ、アメリカがパナマを押さえ、東西は安定。
南方はスペインをフィリピンから追い出し、シンガポールをイギリスが押さえ、マラッカの通行をオランダは妨げない。
本当に気楽な毎日だったと思います。

それが自分達の国の小艦隊の提督が要らない事をして、寝ていた日本をたたき起こしました。
江戸時代の頃の日本に対してもアメリカは警戒していましたが、明治になってからは更に警戒しました。

その警戒を日本人はキッチリ感じ取っていました。
地政学的に言って、自分達がアメリカの敵手になりえる、また深刻に強い敵手として恐れられなければ独立を保てない。
そんな事を感じてもいました。

その警戒を解くために何を日本が行ったのか?「脱亜入欧」です。
日本人はその他に「黄禍論」と言う風説を説いた書物についても知っていたのです。
バックロジャースと言う、20世紀初期のSFヒーローの敵も「モンゴ帝国」、黄色人種です。(知ってる人は、スタートレックヴォイジャーに出て来るホロデッキのキャプテン・プロトンの敵であるケオティカを思い浮かべて下さい。w)

明治の外国文学のブーム(意図的なものだと思います)は「日本人が外国人から見てどう思われるか」と言う事に、当時の人達が真剣な興味を抱いていた事の証明だと、私は思っています。

日本が恐れたのは、「外国が糾合して日本国を攻撃してくる事態」だったのは間違いありません。
それをアメリカはキチンと分析していました。
だからABCD包囲網を敷いたのです。敵に対して敵が一番嫌がる事をするのが戦術戦略の基本です。

アメリカはしかし、最初から日本に対して攻撃を企てていた訳ではないようです。
日露戦争の際にも「我々はお前達の味方にはならないよ」とポーツマス条約の条件闘争で意思表示を行っています。

「我々が信じるのは力の理論だ、その理論の公式では、君達は敵だと表示されている。これは変わらない。」

ポーツマス条約の締結に際して、アメリカはそう諭した訳です。

しかし、大正の時代の日本は明治時代の苦心をすぐに忘れてしまった様です。
「アメリカは敵意を隠さない、それならばアメリカに歯向かう意図を隠す理由はない」
海軍は大艦隊を建設を計画し始めます。仮想敵国は最初からアメリカでした。
その大艦隊建設を見て、当初イギリスは「まずいな」と思った様です。
イギリスはアメリカと敵対しようと思っていませんでした。
当時(世界恐慌までの間)はイギリスが兄貴で、アメリカが弟分だったのです。
イギリスは日本を第一次世界大戦に参加させました。
日本人が欧州のパートナーとしてやっていけるかどうか試したのです。
結果はやはり駄目でした。既に日本人は欧米を信じなくなっていたのです。
日英同盟は破棄されます。これが最後の警告でした。

その後、自分達にも実害のある大艦隊の建設競争をやめさせました。
欧米は協力して日本人を押さえつけました。

当時の日本は振興の大国としては唯一の有色人種国家でした。
欧米の圧力に対して、当時の日本は焦ったのだと思います。

・通商路を確保する為には台湾が必要です。併合しました。
・日露戦争で嫌と言うほど縦深性が国土にない事を思い知りましたので、満州国を建設しました。
・至近距離にある朝鮮半島の住民も信用できません、それこそ元寇の際に連中が先手になって来たのをみんな知っています。よって朝鮮人も併合同化しようと試みました。

そんな焦っている日本人を、中国人は内戦に利用しようとしました。
孫文から始まって毛沢東に終わる勢力。それらが日本政府、陸軍を執拗に挑発します。

そう、大陸のバランスオブパワーが日本人の手で壊されたからです。
その後日本人は、白人達が狙ったとおりに戦争に乗り出します。
けど、その戦争で思っても見なかった事をやらかします。
シンガポールを陥落させ、インド洋から落日のイギリス艦隊をあっという間に駆逐してみせました。

その後の4年間は、各国に取っての悪夢でした。
日本とドイツ、この二国が世界のパワーバランスを全く変化させてしまったのです。

イギリスは衰退し、スエズを守ることができなくなりました。
インドもベトナムもインドネシアもフィリピンも独立。

シーパワーの国に取っての悪夢、通商路の不安定化が全世界レベルで起きたのです。


いやはや・・・。
第二次世界大戦が終わった後の全世界の衝撃と言うのはどんなものだったのでしょうか?
私には想像がつきません・・・。本当に。

しかし、なってしまったものは仕方ない。そう言う風に各国は諦めたのだと思います。
もちろん、オランダはインドネシアに再度攻め込みました。
でも、日本人がやってみせた事を、目覚めたインドネシアの国民はもう一度やりました。オランダは引き下がる以外にありませんでした。

フランスもベトナムに攻め込みました。こちらはしばらくは上手く行きました。協力者が沢山居たからです。
けど、すぐに風向きが変わります。以前の様には行かなかったのです。
ベトナムの北方に策源地が出来て、武器がどんどん入り込み、ベトナムが不安定化して行きます。
最初はフランスが戦っていましたがすぐにフランスは音をあげました。
その後アメリカがその戦争を引き継ぎます。

ベトナム戦争、あのアメリカ社会を荒廃させ、アメリカの悪名を世界に高めた戦争はなんだったのか?
「もうこれ以上世界情勢を変化させない」ただそれだけの戦争だったのです。
その意思があまりに強く、手段を選ぶ事さえできなかった為に、アメリカはどんどん狂ったやり口を採る国になって行きます。

これらのアメリカの戦略的な必要性の発生(あるいは戦略的な負担の激増)は、全て日本との関係が原因です。
その事を歴史を改竄したために、日本人自身が全く自覚していない事は、アメリカに取っての恐るべき悲劇だと思います。


アメリカにしてみれば、日米安保と言う枠組みは絶対に堅持すべき防衛線だと思われます。

何故ならば、自動的攻守同盟を破棄されると言う事は、日本がまた明確な敵に変化する以外の道をとると言う意思表示だからです。


絶対に平和であるべき太平洋がまた不安定化するなど、アメリカに取っては悪夢の様な戦略要件の変化でしょう。

つまり、とても簡単に言うならば「日本と言うのはアメリカに取って常に災難の根源」であると言う事です。
危険過ぎる爆発物を、彼等は必死で取り扱っているのですね。

再度繰り返しますが、「日本と言う国はアメリカの戦略を理解しようとしない危険国」とアメリカは常に見ています。

アメリカに好意的な日本人でも、アメリカの戦略を理解しようとしません。

宥めてすかして誘導している身のアメリカの政府中枢にしてみれば、日本とは身長2mのマッチョな2歳児の様に見えるでしょう。

いっそ撃ち殺そうか?と言う意見は論外としても、所詮赤ちゃんなんだから宥めようと言う意見もあり、こいつが大人になったらどうなるんだ?と危険視する意見もあり、以前の手酷い折檻の報復を怖がる意見もあり・・・結局常識的な線で「檻(平和憲法と日米安保)から出してはいけない」と言う意見で現状維持、あるいは改善と言う方向に向かいます。

今までの歴代政権はそう言う感じで日本に接して来ました。
全てのアメリカ大統領は、底の部分では同じ事を考えていたのです。
「日本と事を構えない」
その方法がそれぞれ違うのです。
伝統的なブッシュやレーガンは日本を取り込み利用する事を考え、レーガンの後のクリントンは中国から利益を得ていた関係から、日本の中国への売却を目論みました。
いずれにせよ、中国は本来的に眼中に無く、全て対日政策の遷移でしかなかったのです。

さて、そんなアメリカの悪夢はなんでしょうか?
もちろん日本の離反と言うのが第一ですが、その離反した日本が中国(中華文明圏)と連帯する事です。

しかし、現時点までは「策謀は得意でも、外交は苦手」と言う中華文明圏の特質が、日本を連中の陣営に入らせない様働いていました。

けど、今後のヒラリー・クリントン政権では、「どう考えてもヒラリーは日本を中国に売却しようとする」そんな予測がアメリカ政府中枢では当然なされています。

そうでなくても、彼の夫、ロシア人スパイらしき美女に大統領執務室で性的なサービスをさせていたと言う不届き者のやり口を見ても、日本が音を上げて反米に走りそうな予感もあります。
「今後はどうなるんだ?」日米双方でそんな心配が沸き起こって来ています。

とりあえず、反米に走りそうな連中をなんとかしないといけない。
アメリカが採った方法は?
・自民党森派の小泉純一郎氏が自民党の反米に走りそうな保守の連中を、自民党から追い出しました。
・民主党の過激な保守政治家、西村真悟氏をはめて追い出そうとしました。

けど、小泉純一郎、あるいは安倍晋三と言った「自称保守」の連中もアメリカの戦略を本当に理解しているのか?
確かに選挙に役立ちそうな、日本の資産の売却にはホイホイ応じる連中であり、要求に必要以上に応じてくれてもいます。

で、その結果、日本国民が更に反米に走りそうな予感が生じて来ています。

茶坊主の新聞記者達、同じく茶坊主のブロガー達に政党をマンセーさせても誰も信じてくれなくなって来ている。

不可逆の反米にならない日本の操縦法はあるのか?
それについて、米国中枢では毎日悩んでいるのではないでしょうか?

ま、今後も江田島孔明氏の投稿を読み、三輪の言ってる事を分析すれば、多少の解答は得られるかも知れませんね。

三輪は日米が敵対する未来を好ましいとは思っていません。
米軍の日本駐留も現時点では必要だと思います。
ヒントとしては、日本を篭絡しようとするならば、中国や韓国と反対の態度を採るべきだと言う事でしょうか。

日本を本当に独立させてしまうのです。
その上で、日本とアメリカを絶対に離反させない為の人材に仕切らせると言う事です。
選挙や業界の利益の為に反日を行う様な愚行、そう言うのとは手をきらなければ。

私個人の意見ですが、アメリカの戦略、太平洋の両岸に敵対国を置かないと言うのは完全に正しい戦略だと思います。
その後が問題でしょうね。
・アメリカは関係国とWIN-WINの関係を構築するのを嫌がる。
・他人を利用しようとする時にまず嫌がらせを行う。(中華文明圏とここだけは同じ)

日米関係が壊れ始めたのは、多分最初の発端はポーツマス会議だと思います。
日本人の性向をアメリカは遂に判れないと言う事なのでしょうか・・・。

今後の日米の暗雲、日本に掛かって来るだろう苦難。
本当にどんなに強い必要性のある同盟国に対しても、相互理解ができない事ですれ違ってしまうのならば不幸でしょうね。

ところで、頻繁に三輪のレッドアラートを覗いている、アメリカの政府機関の方々に・・・。

私はそう言う戦略について考えた上で「反米保守」と言う立場を採っている事をご理解下さいね。

国家の戦略、それこそ本来的な意味のマニフェストと、姑息な選挙対策を天秤にかけて良いのかどうかと言う事です。

昔の日本が犯した「平和に対する犯罪」、つまり世界的な戦略要件の変更、それがもう一度起こりつつあるんです。
私はそれを予感して反米保守の立場で論じるようになったんですからね。

その意味を考えてみればいかがでしょうか?

このブログを読んでいる読者諸氏も、そう言う観点で三輪のレッドアラートを眺めなおしてはいかがかと思います。

少々長いエントリーになりましたが、三輪のレッドアラート、ならびに江田島孔明先生の「世界史に見られるランドパワーとシーパワーの戦略」のコラムを読む際、読み解く際の助けになればと思い、このエントリーを記しました。

日本と言う国がどう動くかで世界史は本当に変わるのです。
我々はそんな時代に生きているのです。

だから自覚を持たなければならない。
正しく事象を知らねばならない。あるいは日本人は知る義務がある。
このエントリーで言いたかったのはそう言う事です。

では、このエントリーはこれで終わります。
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コメント
この記事へのコメント
TBです
戦時国際法:何故、民間人を殺してはいけないのでしょうか(http://sun.ap.teacup.com/souun/609.html)
対米戦をなぜ日本から仕掛けたのか
(http://sun.ap.teacup.com/souun/592.html)
(http://sun.ap.teacup.com/souun/593.html)
2007/05/13(日) 00:24 | URL | 早雲 #-[ 編集]
TBです
日米安全保障体制の虚実(http://sun.ap.teacup.com/souun/406.html
2007/05/13(日) 00:32 | URL | 早雲 #-[ 編集]
>要求に必要以上に応じてくれてもいます。
>で、その結果、日本国民が更に反米に走りそうな予感が生じて来ています。

そうですね。そして、それは意図的に仕組まれている気さえします。

また、私たちがアメリカを見るときにアメリカの「メディア」をその代表意見と捉えてしまうのが怖い。アメリカのメディアというのは、日本のメディアが「反日」であるように、実は「反米」なところがある。

私には、アメリカに住む友達が何人かいます。彼らは言います。アメリカのメディアや最近の連邦政府は、実は当の「アメリカ人」の利益はあんまり考えていないのだ、と。

これが少数意見かどうかわかりませんが、私はそれを聞いて納得し、安心します。

で、メディアを牛耳るのは、ご存知のようにユダヤ・イスラエルなのかもしれませんが、彼らも大局的にはスケープゴートでしょう。本当の黒幕は、「概念を操るもの」だと思います(そして彼らが作りだした最も強い「概念」が増殖する通貨)。

必要なのはまさに彼らを打倒するものではなく、「フォースにバランスをもたらすもの」なんですね。

>日本を本当に独立させてしまうのです。
>その上で、日本とアメリカを絶対に離反させない為の人材に仕切らせると言う事です。

これも全く同意ですね。そして同じ「反米保守」の立場を取る人でも、これを意識している人とそうでない人は全く違うと思います。あえて例を出すなら「白洲次郎」のような「反骨」スタイルの方が、結局お互いの安全保障を高めることにつながるのでしょう。逆に「従米」や「従中」あるいは「従国連」などのスタイルが最も危険であり、国際的にも日本の信頼を地に落とすものだと思います。

政治的な左右というものは、それこそ作られた「概念」ですから、この点がわかっていなければ、右だろうが左だろうが一緒です。重要なのは誰かに与えられた余計な「概念」というフィルターを取り除いて、正しく事象を知ることですね。

「概念」のフィルターを破るのに必要なのは、たぶん自己を認め、他人を知ろうとする「勇気」だと思います。一度何かを失って、傷ついた状態から立ち直った経験のある人の方が、このことに気がつきやすいようです。

なんか、えらそうで申し訳ありませんが、重要な事だと思いますので、コメントしときます。
2007/05/13(日) 18:22 | URL | banabuna #uWstiZRU[ 編集]
>傷ついた状態から立ち直った経験のある人の方が

自称保守も、自称良識派も、無意識にこのことから逃げていますね。

彼らは仲間内で情報を流通させることで、結局自分の価値観を強化することしかできていない。知識が増えれば増える程、症状がひどくなる。

これを防ぐには、自分の生活や将来がどうなるか、常に逆算することしかないと思いますね。

今になって感じますが、右も左も何であんなに生活臭がしないんでしょうね。敢えて言うなら、少年ぽいというか。だから、憲法9条だとか戦う政治家に飛び付いてしまうんでしょうね。

もう少し、生活や人生を豊かにする思想なり哲学に出会いたいものです。ニーチェ以来そんな人出て来てるんでしょうか?まあ、私の頭に限界があって、広松さんやら柄谷さんがわからないだけなのかもしれませんが。
2007/05/13(日) 21:29 | URL | ろろ #-[ 編集]
>ろろ様
ええ、空論と期待ばかりで、実質的な戦略戦術について何も言いません。
競馬の予想と同次元だと思っているようですね。政治や国防を。

真剣に考える事をしないのです。
特に右翼系は期待ばかり、左翼系は原理ばかりを述べ立てます。

ある意味宗教論争なのでしょうね。

>banabuna様
アメリカの弱点は何か?
効率的、確実と言う事を重視し、その為に平気で他者を蹂躙すると言う事です。
だからWINWINの関係が構築できないんです。

餌があれば食いつく。ほとんど餓鬼道の世界です。
それを何とかしないと、覇権喪失後は大変でしょうね。

>早雲様
読みました。結構筋道が楽しいですね。
しかし、海軍と陸軍の主力がハワイを占領できないと言う前提での戦争。
しかも、ハワイを占領できたとしても、そこが自給自足のできない、しかも工廠としての能力も持たない「ただの根拠地」であるという事を、日本帝国はどう思っていたのでしょうか?

私ならば「この戦争は勝利が決定的にならない」と判定します。
そんな勝利が決定的になる戦略的な要因を持たない戦争など、泥沼にしかならない。
「よってアメリカとの戦争は回避が適当」と瞬時で判定できない。
そんな連中がトップであった事が日本の不幸ですね。

戦争は勝利条件が明確でない、達成が難しいというものは避けるべきです。
2007/05/14(月) 00:02 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
>>ろろ様

>自称保守も、自称良識派も、無意識にこのことから逃げていますね。

たぶんですが、そういう人というのは本気で心の底から何かに気付きたいとは思ってはいないのだと思います。

>これを防ぐには、自分の生活や将来がどうなるか、常に逆算することしかないと思いますね。

その通りですね。重要なのは知識や情報よりも、そこから自分の生活や将来がどうなるのか、正確にイメージしようとする力、「直観力」ですね。

例えば、護憲派・改憲派の議論にしても、9条さえあれば(改正すれば)、平和が保てるのか?そもそも「憲法」(の改正)で日本の平和が守れると思っているのか?という根源的な問いがない。本当に平和を考えるなら、「憲法」の条文などせいぜい「道具」や「言い訳」のようなものだと気が付くべきなのです。日米安保の論議もそう。くだらない宗教論争をすることで、本来取り組むべきことがおろそかになっている気がする。

正直これは「学力」の問題ではないと思う。わかっている人は「下町のおばさん」だってわかっていることだと思います。それを否定する「知識人」の方が危険です。知識人は自分の持つ「知識の優位性」を否定してはじめて世に役立つ「賢人」になれるのでしょう(当然自分はまだまだです。だから間違うことが多くて、反省することしきりです)

>広松さんやら柄谷さん

白状すると私もまともに読んだことありません。せいぜい書評レベルの理解。ま、小難しいことはそんなもんで充分かな、と(苦笑)


>>三輪様

>アメリカの弱点は何か?
>効率的、確実と言う事を重視し、その為に平気で他者を蹂躙すると言う事です。

そうですね。効率的ということをどこまでもどこまでも敷衍させようしすぎ、なんですね。しかし無限に「開拓資源」があるわけではない。地球の有限性が見えてくるほど、彼らのやり方は実に「非効率的」になる。あと多くの人がすぐに白黒をつけたがる「善悪中毒」にかかっています。その中毒の根元はやはり「概念」だと思います。晴耕雨読にあるように、経典が本来のものからすり返られてきたというあっしら氏の指摘はたぶん的を得ていると思います。

彼らの弱点を指摘できるのは、まさに日本の賢人だと思うのですが、たぶん時が満ちていないと指摘しても聞き入れてはくれないでしょう。時が満ちたときには、必ず日本の力が必要となるからこそ、彼らに盲目的についていくべきではないと考えます。
2007/05/14(月) 12:14 | URL | banabuna #uWstiZRU[ 編集]
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  この題名は、誇張ではありません。面白いニュースが入ってきました。ロシアと周辺親米5カ国 資源めぐり対立http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/25620.html    まず、前半から見てみましょう。--------以下引用--------  ロシアの
2007/05/13(日) 01:14:33 | 日々是勉強
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