独立独歩。私は私。誰かに頼るつもりナッシング。それで良し。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
六カ国会議前後の情勢、その後の推移進展。
これから中東、その後に日本周辺での戦乱が巻き起こります。

今後の情勢は予断を許さないでしょう。
今の情勢は江田島孔明先生が一番恐れていた、そして三輪も暗い予感を抱いていた情勢そのものです。

安倍内閣の責任だけとは言えない情勢ですが、安倍内閣にも大きな責任があります。
そして、この情勢の変化の確定には、日本に一番大きな責任があります。
それは間違いないですね。左翼の方々も、右翼の方々も間違えたと言う事・・・。
それを夜の後半のエントリーで説明致します。

↓ ブログランキング
ブログランキングブログランキング
世界史に見られるランドパワーとシーパワーの戦略VOL141

こちらが元ネタです。
私が六カ国会議のあの情けない妥結で何故怒り狂っていたか。
lefty様は切れすぎだと言っておられましたが、理由があった訳です。

・六カ国会議のあの情けない妥結は「中東とアジアで二正面の戦争は避けたい」と言うアメリカの意向がモロに出た結果です。
日中国交正常化の二の舞
・そして、アメリカは兵力の不足を実感している。「アメリカの世界帝国」では戦力は幾らあっても足りないのです。
マッカーサーの再来を想起させたチェニー副大統領の来日 [公式] 天木直人のブログ
夢見る保守達の末路
・そして、イランに対して、既にアメリカは経済制裁を始めました。イランと言う国と国民の在米資産の凍結です。
イラン3企業の資産凍結=核開発関与で-米財務省

さて何でここまで来たのかだ。
【平和勢力の罪】
・中国韓国北朝鮮の誘導をもろに受けて、日本人に危機感を、三国人には日本を誘導できると言う期待をさせてしまった事。
・平和の為に何でも捨てて、主権も独立も捨てて屈服する事で生きながらえろと言う、狂った意見を平気で口にした事。そのせいで北朝鮮や中国、尻馬に乗った韓国までが日本の領土を侵略して良いと勘違いした。
・アメリカに対しては「どんな勇敢な国でも、核攻撃を行えば大人しくなる」と言う間違った観念を与え続けた。
・また、米中朝韓に「歴史を改竄すればどんな国でも自由に操れる」と言う間違った分析結果を与えた。

平和のみを追求する勢力の罪は非常に大きい。
中国が平和なチベットを襲い、侵略の末に民族浄化が最終段階にいたっているにも関わらず、平和勢力はその蛮行を一向に批判しない。
何故か?「中国が自分達の理想とする主義の体現者であり、最後の希望だ」と勘違いしているからである。
中国は共産主義の国ではない。ただの専制国家がグローバリズムの潮流に乗って、デフレを輸出しながら価格競争で優位に立っているだけだ。

平和勢力の最大の罪は「ベトナム」「インドネシア」が第二次世界大戦後に再度侵略を受けた事を大声で非難しない。
また、「第二次世界大戦後に唯一他国の侵略で崩壊した主権国家チベット」を故意に無視する。
第二次世界大戦後に韓国によって侵略された竹島については全く語らない。

何故か?「それは近隣諸国の善意で憲法第9条を守る」と言う寝言が一撃で崩壊してしまうからだ。
欺瞞の上に欺瞞を重ねているのが平和勢力なのだ。

【保守勢力の罪】
日本の自主防衛を非現実的だと決め付けた事。
核兵器保有が日本を国際的に孤立させると言う寝言をほざく自称保守も多い。
そして、アメリカの戦力を有事の際に利用したいと言う下心から、アメリカに対して何を言う事もできないチキンまで居る。
なによりも情けなく、腹立たしいのはもちろん「安倍晋三」がカルト教団の手下だと知っていても支持した事だ。

******

今回のチェイニーのやり口を見ろ。あれがアメリカのやり口だ。
日本国の軍隊の文民統制を日本人の手に渡さないと言うつもりなのだぞ?
ローマの属州と同じ扱いなのだ。そして、ローマの属州は最低限司令官も発令者も属州の民から選ばれている。
日本人にはそれすらも許さない。それがアメリカの意思だ。
何故こうなるのか?それは日本の政府首脳に当事者能力が皆無だからだ。
安倍晋三と言う、内閣そのものを学級崩壊させてしまう無能な指揮者と、彼が信任した内閣のメンツになど、アメリカは話し合いの意味を見出していないのだ。

何しろ安倍晋三は層化、統一と言う二大カルトに鼻の穴まで使っている筋金入りの馬鹿殿だからな。
そんな輩と相手をするより、実務能力のある者だけと相手をしたいと言う事だろう。
北朝鮮や中国に対する日本の異常な程の譲歩は安倍にやらせた。
安倍としては経団連から貰ったお金のせいで中国に譲歩はしたい、統一協会に対する忠誠を示す為に南北朝鮮に譲歩と屈服をしたい、総理にして貰った義理からアメリカには逆らえない。

もう「安倍晋三が日本国の総理大臣に見えると言う奴」は脳みそを取り出して中性洗剤で洗えとしか言えないね。
カビだらけだから、洗っても綺麗になるとは思えないがね。

その次はどうなるかと言う事だ。

******

アメリカが日本の戦力を有効に使うためにはどうするか?
一言で言い表せる。
「武名を立てさせる事」これに尽きる。

「やはり我等が同盟国はやればできるじゃないか!」
そうどこかで褒めなくちゃならない。
当然イランのどこかでだ。

もう戦争は規定の方針。止められない。
台風の目であるイラン
イランには手付かずの油田が沢山残っている。
パーレビ国王が追い出されて、その後に外資が導入されなかったので、イランの油田は比較的に豊富に残っている。
現在でも日本の輸入量の15%がイランから送られているが、それは全然イランに取って大した量ではないのだ。

ここに日米の投資が入ればどうなるか?だ・・・。
そして、アメリカは輸入量の15%を今度はアフリカから輸入する様に持って行くと言う事だ。
中国との激突は必至なのだ。これも規定路線と言える。

さて、イランの開戦で問題なのは時期であろう。
安倍総理はチェイニーとの会見で「参院選について触れたに違いない」のだ。
それがわかってるから、チェイニーは安倍総理を後回しにしたのだろうけどね。

その時期だけど、安倍に役者の素質がもう少しあると皆が信じているなら「参院選の前」と言う事になる。
平和勢力が幾らアメリカを怒鳴りあげても、所詮は遠吠え。

アメリカを狂いまわらせているのは「あの凶暴な日本帝国ですらアメリカに屈服した」と言う実績あっての事。
平和勢力の皆様の努力と尽力が「核攻撃とミスリードでどんな国でも作りかえられる」と言う自信をアメリカに与え、世界中で悲惨な戦乱を惹起しているのだ。

この事を謙虚に反省できる平和勢力の方はおられますか?

ブッシュが言ったでしょう?「民主化できた日本の成功例をイラクにも適用したい」と。
貴方がた平和勢力を見てブッシュ大統領はイラク攻撃を決断したんですよ?
その上で自分達の空想的平和主義をまだ誇れるんですか?

ともかく、イランが戦乱に巻き込まれたら、その戦乱が終わるまでイランからの原油は届かない。ペルシャ湾にミサイルが飛び交うようになれば、アメリカの軍艦も危ないが、非武装のタンカーなんか居場所すらない。
「in peace! in peace!」(平和に!平和に!)よりも「break into pieces!」(吹き飛ばせ!)の方が黙ってやってても現実の場では強い言葉になる。
心が美しいと言う事は平和な場所でだけ価値がある。
一旦戦場を設えてしまえば、致死性の暴力がどうやっても強い。
他者を全否定できるのだからね・・・。
悲しい事であり、悔しい事であるが、一旦戦争になった後の平和の願いとは、詰まる所弔辞とそれ程変わらない役目しかできない。
生きている人間の為に何かできるものではないと言う事だ。

原油がなければ日本は非常に困る。よってその場合はペルシャ湾の安寧をもたらす力に誰もがなびくだろう。
具体的に言えば、アメリカ海軍と空軍と言う事になる。

安倍晋三は、もし参院選以前にアメリカが戦争を開始したらどうするだろうか?
保守のふりを続けるだろうか?
「日本の生命線が危険だ!日本国の防衛省は、この未曾有の国難に対してアメリカと手を携え、その本文を果たすべし!」
ありえるなぁ・・・。

でも、その場合は安倍に急死して貰って、その後に麻生を据えて置いた方が良くないか?あるいは安倍が勇敢な事を言った直後に死んで、遺髪を継いだ麻生が安倍を偶像に仕立てあげて保守を統合するとかね。

民主党からはバンバン寝返り者が出そうな予感がしますね。
でもそう言う事なら、参院選の後でも良いのか?

******

そして、これも規定路線・・・。
アメリカが侵攻を行う大義名分と言う事。

蛞蝓様のコメントのとおり。
>三輪様こんにちは
>そうですね。現在のイラン情勢を考えると、日本政府がチェイニー来日前にイランへの経済制裁へ動き出したのは、あまりにも痛い所です。
>佐藤優氏の分析では、ヒズボラは既にテルアビブを攻撃できるミサイル「ザルザル1」をイランから供与されているという話ですから、イラン有事にはイスラエル有事にリンクし、第五次中東戦争に突入する危険は素人の私でも、かなり高いと感じます。
>それもこれも、あの六者協議で世界中に核拡散黙認という、誤ったメッセージを伝達してしまった事に尽きますね。

問題は核拡散を黙認しても、北朝鮮(パキスタンで実験した10発の核爆弾の内、数発は北朝鮮のものだったと言う噂もある)もイランも「まだ公式には核実験に成功していない」と言う事がある。

特にイランは遅れて来た核開発国である。
イランが核武装すればどうなるか?

ペルシャ湾は確実にイランの制海権下に落ちる。
トルコの有するダーダネルス海峡の制海権が、ソ連ロシアの南下をどれだけ食い止めて来たか。

それと逆の作用が何十倍かになって、イランの威勢はマラッカ以北の国々と中近東全域に及ぶ。
世界のエネルギーの心臓がイランの支配下に落ちる。
ぶっちゃけて言うが、アメリカはその時点で世界の警察官を廃業し、覇権を諦めるしかなくなる。
これも確定事項。そして、そんな事を認める国はかなり人道的な覇権国だと言える。
アメリカはそれには全く該当しない国である。

と言う訳で、イランがどれ程情勢を楽観的に見ているのかはわからないが、アメリカは絶対にイランの核開発を許さない。

現在のアメリカ軍の配置を見てみよう。

クリックで画像URLに飛びます

イランにはアメリカの現在の主力が配置されている。
トルクメニスタンにもニヤゾフ時代にキッチリ基地が設営されている。
サウジとトルコは自分で自分の面倒は見れる。
危ないのはクゥエートだけど、イラクと同じ轍をイランは踏まない。
アフガニスタンにもアメリカ軍が配置されている。

その気になればペルシャ湾だの紅海だのは、急行してきたアメリカの艦隊が埋め尽くす事だろう。
アメリカはインドとの関係も良好、策源地として必ずイギリスを使える。
地中海にはイタリア海軍がすぐ出て来れる。

まさにハートランドのスリル溢れる醍醐味を・・・イランは味わう事になるだろう。

アメリカはイランの先手によって戦争が始まったと宣伝する。
それは間違いない。
イスラエルかアメリカの艦艇がロケット、ミサイルによって攻撃される。
あるいはガザ、ハイファ、テルアビブ等のイスラエルの防空基地のある都市が同じく長距離兵器で攻撃される。
そう言う筋書きが考えられる。

その攻撃を誘発させる手段は思い付かないが、そこはそれ、アメリカなので何か考えているのだろう。

爆弾工場から塩素ガスを押収 米軍発表 2007.02.23

>バグダッド(CNN) イラク駐留米軍は22日、中部ファルージャ近郊での捜索作戦で、車両爆弾を作っていたとみられる建物から塩素ガスの入ったボンベが押収されていたことを明らかにした。
>イラクでは最近、塩素ガスを使った爆弾テロなどが相次ぎ、武装勢力による新たな手口ではないかとの見方が強まっている。

>米軍司令官のオディエルノ中将によると、米軍部隊は20日夜、イスラム教スンニ派の本拠地ファルージャに近いカルマ郊外で、爆弾工場とみられる建物を発見。
>内部では車両に爆弾を仕掛ける作業が進められていた模様で、トラックなど4台の車や多数の砲弾、工具などが見つかった。
>この中に、爆弾材料となる化学肥料や塩素ガスも含まれていたという。

>塩素ガスは呼吸困難や吐き気、おう吐などの症状を引き起こすことで知られ、第一次世界大戦では毒ガス兵器として使われた。
>イラクでは先月下旬から今月にかけ、塩素ガスを用いた車両爆弾テロが3件発生し、少なくとも12人が死亡している。

******

こう言う元祖化学兵器みたいなのまでテロに使われる様になってきています。
まあ、言い方は悪いですが、風向きが適当な時にアメリカ陸軍の野営地に毒ガスが使われて、眠っていた兵士がバタバタと肺を焼かれて死んだらどうなるかと言う事です。

塩素ガスなんか作ろうと思えば誰にでも作れます。
ただ使わないだけです。使ったらどんだけ報復されるかわからないので。
塩素ガスは簡単な防毒マスクで防げる、極初歩的な化学兵器です。
けど、普段からガスマスクを用意している軍隊はありません。
兵営の中ではTシャツ一枚で寝てたりするのが普通の人間ですから。
そして、兵営(バラック)は塩素ガス対応になっている訳ではありません。
日本の陸上自衛隊くらいでしょう。ロケット弾で寝込みを襲われても無事なのは。
(他人事ですが、ザイトゥーンの韓国軍・・・この情報つかんでますかね?連中なら捨て駒として最高な訳で・・・。いや、何でもありません。)

まあ、そんな訳で、口実なんていろいろ考えられる訳です。
アメリカは上記の「世界の覇権を失わせるイランの核武装」なんてのには反対とか口にするのも馬鹿らしいでしょう。
鉄拳制裁以外の何かを考えているでしょうか?

そして、現段階でですが、イラン以外で中近東で核武装を真面目に考えている国はありません。
当然の事です。上記の理由で、アメリカの戦略に巨大で致命的な影響を与えてしまう行動をどの国も取るのを危険だと思っているのです。

しかし、イランはその道に踏み込みました。
イラクで上手く行っているからです。中国から頻繁かつ盛大な支援が行われているからです。

薔薇色の夢をイランは見ているのではないでしょうか?
自国が原油を売るだけで、自力でガソリンすら精製できないのを忘れています・・・。

全てはアメリカがイラクで負けているからです。
日本や中国の報道を見ても、アメリカはベトナム戦争の時の出費を超えています。
アメリカは限界ではないのか?そう思う向きも多いと思います。

甘い・・・。

ドルの特権
>「第二次大戦で米国は対DGP比30%の戦費を使った。朝鮮戦争のピークで、それは14%、ベトナム戦争では9%だった。現在のイラク、アフガニスタン戦争における出費は対DGP比で1%以下。米国のDGPは、いまや13兆ドルもあるからだ」(クリスチャン・サイエンス・モニター、1月16日付け)。

宮崎先生、GDPをDGPと書いているけど、原文そのままで行きます。
まあ、詰まる所、まだアメリカは負けたふりさえできる段階だと言うことです。

何故こう言う報道が小さくて、ベトナム戦争以上の出費がどうのと言われるのでしょうか?

ミスリードだと考えて良いでしょう。

絶対負ける戦いならば、イランは乗ってこないからです。

******

ただし、これが通常兵器による戦いならば、国土が広大で、しかも人口がイラクの3倍も居るイランは確実に制圧不可能です。

イラク侵攻の時には鮮やかに諸都市を占領して見せたアメリカですが、多分イランでは梃子摺るでしょう。
侵攻ルートは論理的に考えて、フセインがイランに攻め込んだのと同じルートになる筈です。

陸上自衛隊が駐屯していたあたりから攻め込んで・・・。
と言う事になりますね。それしか道がないんですが。
諸葛孔明の北征と同じく、大国同士の戦いでも侵攻路は限定されていると言う事です。
諸葛孔明の北征と違うのは、イランの周辺を機動力がこの上なく高い航空機が取り囲んでいる事です。
アメリカは蛮族を周辺に用意してから大バビロンに攻め込むつもりなのです。何たる皮肉・・・。
周辺を包囲されていると言う事はそう言う事でもあるのです。
(関が原と違って、包囲している西軍は全軍が動きます。そうなってくると包囲されている側は大変な訳です。)

具体的に言いますが、イランは戦争が始まった場合、陸上戦力が主体なので一歩も外に出られないでしょう。
不思議な事にロシアは「対空ミサイル」は売っても、イランに航空機はそれ程輸出していません。
中国も「中距離ミサイル」「対艦ミサイル」「ロケット弾」の技術は与えましたが、航空機はそれ程売っていない。
どこの国も実はイランに対して「柔軟な運用ができる兵器」は提供していないのです。

これはイランに莫大な航空戦力を与えれば、一気に中東が危険な場所になる事に配慮した結果だと思います。
つまり、イランと言う国は・・・大兵力の陸上戦力を動員できる事以外にあまり取り得のない国なのです。
制空権を奪取、維持できる能力はほぼない。そう考えるのが普通でしょう。

そこを知っているのがイスラエルです。
イスラエルとしては、イランを航空機によって核攻撃したいと願っています。
イスラエルは核で先制する

つまり、アメリカとしては「イランと戦争になったので、イスラエル空軍機を制止できなくなった」「敵味方識別をイスラエルに与えたつもりはない、イスラエルの独断による攻撃であり、アメリカ軍はあずかり知らぬ事だ」と言う理屈でイスラエルの核攻撃を容認する可能性さえあります。

これが江田島孔明氏の心配する「中東核戦争の発端」でしょう。
まあ、そうならない場合も常識的に考えて沢山あります。
核攻撃まで行って勝つ。それがアメリカの戦略、あるいは利益に合致しているかと言う事ですが・・・。
(乱暴な考え方で言えば、合致してます。ですが、常識的に言えばありえないと考えたい所です。イスラエルは世界の狂犬と目されるでしょうし・・・。)

実際問題、イランと戦争が始まったら「あのイラクで暴れているテロリストが本当にイランの支援を受けている集団だった場合」は確実に補給が断たれて活動が弱くなる筈です。

そうなれば「めでたしめでたし」、不幸な事件は起こったが、やはりブッシュは正しかった。
イランに傀儡政権を設立できたら更にめでたいでしょう。
しかし、そうする為には核攻撃が必要になってきます。
必要不可欠の条件ですね。
落とす場所は、アゼルバイジャンの近くか、トルクメニスタンの近く、あるいはテヘランを脅かす場所になるでしょう。
パキスタンとの国境地帯に関しては落とす事はできません。

中国やパキスタンを過剰に刺激し過ぎるからです。
そうなってくると、地理的にやはりイスラエルから攻撃できる範囲ばかりが狙われると考えて正しい様に思えます。

要は
・イランとロシアの間に立ちはだかる。
・イスラエルを極大の脅威として存在させる。
・欲しいのは油田とペルシャ湾の安全、他のイランは要らない。
・ロシアからの補給、中国パキスタンからの補給は途絶えさせる。

これがアメリカのやりたい事の全てでしょうから。
それだけでイランは何もできない国になります。

権益を取り上げてしまう。清帝国を蝕んだやり方そのものです。
それをイランにも行えば良い。ただし徹底的に。
それがアメリカの意図の全てでしょう。

多分、イランに攻め込めば
・パキスタンと中国はイランを支援する。ただし、武器弾薬だけ。
・トルクメニスタンは動かない。永世中立国だから。(苦笑)
・アゼルバイジャンは小国であり、国内でテロリストが策動する事を嫌う。取り締まりもキチンと行う。
・トルコはイランに歴史的に冷淡。絶対に何の手助けもしない。
・イラクはイランと歴史的に敵対的。手助けはしない。国内の治安の回復に有用と言う事で、多分テロリスト狩りが活性化する。
・アフガンは一時的にテロリストの策動が強くなる。しかし、幹であるイランが混乱していては最終的に何もできないと思われる。
・クウェート及びサウジは具体的に何もしない。

こうブッシュは踏んでいるはず。
ところで話は最初に帰って、日本にアメリカが何を期待しているのか?

ゴラン高原、あるいはアフガンへの派兵の強化であろう。
ゴラン高原については適当だが、アフガンでの任務は本物の戦闘となるだろう。

要は「既成事実」を作り、日本の戦力化を順次行っていくと言う事が大事だとアメリカは考えている筈。
最初からハルマゲドンモードには突っ込まない筈。

チェイニーは日本の「武官」に何等かの具体的な納得できる「動く根拠」を提示した筈。

「徒に死ね」と言っても誰も納得はしない。
日本が動く事の意味を制服組に提示した筈。
今後の戦乱の時代に、日本がどう動けば良いのかを納得させた筈。
イランの次の相手が中国である事は、中国が利権を持つアフリカにアメリカが食指を伸ばした事で誰もが納得している筈。

中国は日本と台湾を狙うが、それが実現しなければ永遠に内海で船遊びをするしか無くなる。
また、それがアメリカの願いでもある。日本の利益でもある。

イランはアメリカの覇権再確立の為の最初のステップでしかない。
そうアメリカは見ている筈。
負けない為には何でも行う事だろう。

アメリカの恐ろしさとは「いかに相手を脅しつけるかを熟知している事」ではないのだろうか?

アメリカは今回の六カ国会議で「中国にメンツを立ててやり」「南北朝鮮にそれぞれの路を示した」。
日本は何もかも捨ててアメリカの意図をなぞった。

チェイニーは横田夫妻に拉致の解決を誓った。

日本政府の代わりに・・・

日本政府は本当に無視され始めた。
この方が都合が良いのだろう。
様々な事を「外国の力で解決して貰う」「戦ってはいけない国が戦う国のサポートをがんがん引き受ける」「最後はその戦ってはいけない国が戦わなければいけない国と戦う道を行く」。

結末はわからない。
けれど、こんな道筋は当事者能力のある指導者が居れば歩まなかった筈の道だ。

安倍晋三が小泉の作り上げた人形である事は明白だった。
彼は拉致問題で突然小泉に取り上げられ、その後徹底的に愛国保守としてのイメージを付与された。
その後に彼は総理大臣になった。小泉の支持の下で。
小泉はアメリカのエージェントであり、その人形が安倍晋三である。

可能であるならば、誰であれマトモな日本人としてのメンタリティを持った政治家が権力を握ってくれる事に期待するしかない。

今後の日本の政治の方向性は「当事者能力の不在が国民にこれでもかと刷り込まれる事」だろうかと思う。
しかし当事者能力の無い日本でも何とかしなければならないほどの「危機」がやってくる。

その際に日本は、日本人はどう動くか?

自国のリーダーを支えようとするか?
危機を乗り越える為に他国を頼るか?
混乱の中でやはり何も決められないままか?

とりあえず様子を見るしかないだろう。

しかし・・・展開は速く、とても速く動くものと思う。
江田島孔明氏と共にそれを私も注視していきたいと思う。

とにかく、現在のリーダー安倍晋三はアメリカからも無視されている。
利用価値がまだ残っているから排斥されないだけである。

そして、その利用価値とは「極東三国にへつらってみせる道化」としての利用価値なのだ。
今後の展開はいずれにしてもシビアなものであり、それを乗り越える能力が安倍晋三には無い事を知るべきであろう。

もちろん媚中、媚朝鮮の者にもない。
それらの国々は、多分アメリカの次の敵と目されている筈だから。

保守派とやらの喜びそうな流れがやってきそうな予感もある。
けど、表面だけを見ていては、底流の酷薄で救われない流れは見えない。
操られるままの日本はいつか更に危険な道にいざなわれるだろうから。

あまりに眠いので、続きは後日書きます。
このエントリーはひとまずこれで終わります。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
三輪様こんにちは
そうですね。現在のイラン情勢を考えると、日本政府がチェイニー来日前にイランへの経済制裁へ動き出したのは、あまりにも痛い所です。
佐藤優氏の分析では、ヒズボラは既にテルアビブを攻撃できるミサイル「ザルザル1」をイランから供与されているという話ですから、イラン有事にはイスラエル有事にリンクし、第五次中東戦争に突入する危険は素人の私でも、かなり高いと感じます。
それもこれも、あの六者協議で世界中に核拡散黙認という、誤ったメッセージを伝達してしまった事に尽きますね。
2007/02/23(金) 13:33 | URL | 蛞蝓 #-[ 編集]
こんにちは
>安倍内閣の責任だけとは言えない情勢ですが、安倍内閣にも大きな責任があります。
>それは間違いないですね。左翼の方々も、右翼の方々も間違えたと言う事・・・。

三輪様、一握りの真の有識者は、数年前より警鐘を鳴らしていました。先の郵政選挙は、そういう意味において、最後のチャンスであったと看做す人も少なくないです。

右派論客の西尾幹事氏も、右派知識層の大衆運動での失敗を仄めかしています。今晩のエントリーに期待しています。
2007/02/23(金) 13:51 | URL | 四季桜 #pfktzkFc[ 編集]
狂宴が始まりますね。
これから日本のメディアは発狂するでしょうね。
誘導・煽動・捏造しまくりでしょう。
今でもやってますが、今後は空前絶後の「世論操作」に突入かしら?
2007/02/23(金) 14:24 | URL | 匿名 #TY.N/4k.[ 編集]
2chより。不適切なら削除して下さい。
 奴が日本に来た。チェイニ-が動くと戦争が始まる?!
 急にKOIZUMIがはしゃぎだした。
 金が乱高下。→9/11の数日前にあった株式市場での大量のオプション買いがインサイダー取引である疑いがあるにも関わらず、米政府は問題なしとしている。
 北とのドタバタ手打ち。
 久間発言はユダヤへの牽制球?
 →そして…、何が起こるかはわかるだろう。
2007/02/23(金) 15:26 | URL | nanasiさん #-[ 編集]
2chより。不適切なら削除して下さい。
【絶対に読もう】
■【証拠十分】911はアメリカの自作自演だった!
 一般人?「ビルに爆弾?! えっ?! 何て言いました?」
 消防士「ビルに爆弾がある。立ち去ってくれ!」
◆【2ch】ニュース速報アワーズ http://blog.livedoor.jp/news2chplus/archives/50493103.html?1170769288
2007/02/23(金) 15:26 | URL | nanasiさん #-[ 編集]
2chより。不適切なら削除して下さい。
◆9.11犯人がCIAから受け取った小切手 http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news2/1170469420/89
■9.11被害者の遺族400人が、テロは米国政府の「画策」であるとして米国政府を告訴している裁判で、原告側は遂に、犯人達がCIAから報酬として受け取っていた小切手のコピーを法廷に提出した。
 これで、9.11テロがブッシュ政権の「自作自演」である事がほぼ100%確定した。
2007/02/23(金) 15:27 | URL | nanasiさん #-[ 編集]
2chより。不適切なら削除して下さい。
■参考サイト
◆9.11の真実 http://nvc.halsnet.com/jhattori/green-net/911terror/nyterror.htm
◆911 の真相は? http://rose.eek.jp/911/


■他の関連スレ
◆911はアメリカの自作自演でした http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/iraq/1164680780/
◆911はアメリカの自作自演でした@国際2 http://society6.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1171208002/
2007/02/23(金) 15:28 | URL | nanasiさん #-[ 編集]
 すみません。一つ前の書き込みが、参考が参加になっていたので書き直しました。一つ前のは削除して下さい。
2007/02/23(金) 15:31 | URL | nanasiさん #-[ 編集]
こんにちは
保守系ブログでも、拉致問題関係の失敗を予測していたり、安部のおかしな点を指摘していたところほど、日本危機論が多い。非常に気になります。

これからもがんばってください。似非保守不愉快系とのことですが、私にとっては快楽系です。
2007/02/23(金) 16:56 | URL | 奈々氏 #-[ 編集]
はじめて書き込ませていただきます
はじめまして。ブログを再開されてより、いつも拝見させていただいておりました。私がネットで最も注目する戦略家の江田島氏の弟子を名乗られるだけあって、そのエントリーには、月並みな表現ながら何時も感服させられている次第です。

今回は特に私の憂鬱を具現化したようなエントリーでしたので、思わず書き込ませていただきました。はっちゃけて言えば、私程度には今回の中東戦争は全面核戦争に到る道、そして、その先に待つ日本を含む文明世界の崩壊しか想像できず、それが回避される現実的な状況が想像出来ずに鬱々としている次第であります。ですので、今夜の三輪さんのエントリーの後半には格段の興味と期待と共に楽しみにさせていただきます。
2007/02/23(金) 21:33 | URL | ファーザー #kEZLURBw[ 編集]
この一連の流れは、1990年には策定を終えていると思います。
2007/02/23(金) 22:59 | URL | 真名 #-[ 編集]
>真名様
大筋は1990年、つまり冷戦終了の時に決まってたでしょう。
ナンバー2の日本を叩き搾取すると言う事は。
その後の中国への投資と、小渕政権の際の小渕総理の決断、その後の森、小泉の流れで確定しました。

決定打となったのは積極的な売国奴小泉純一郎の活躍ですね。
それは間違いない。

>ファーザー様
ご期待に沿えるかどうか・・・。
私は彼の弟子は名乗っておりますが、遠く彼には及ばないので。

ところで、江田島孔明氏に興味があると言う事ですが、彼が強く平和を望むお方だとはお気付きですか?
私が彼を敬愛するのは、そういう彼の属性故なのです。

江田島孔明氏が好戦的な外道だったら、私は彼が同じ事を言っていても違う態度で接して居たでしょう。

>奈々氏様
そういっていただけるとうれしいですよ。
本当に・・・。

>ななしのお方
別段問題ありません。
よろしければ一まとめでお願いしたい所ですがね。

>匿名様
その事も書きます。

>四季桜様
はい、ご期待に沿えればと思います。

>蛞蝓様
その事も書きます。
2007/02/23(金) 23:12 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
共産圏の資本市場化が決定したのが1990年なんだけど、そのときには、同時に、イスラム圏との戦争の大枠も決まっていたように思う。

陰謀論ではない。 論理の問題だ。
資本市場は「外部を内部化する運動」を必要とするから。
その大枠から考えれば,日本の役割は自明。
2007/02/23(金) 23:32 | URL | 真名 #-[ 編集]
アメリカはイランの先手によって戦争が始まったと宣言する。なんかそれ真珠湾攻撃と同じような・・・。どう考えても旧日本の無線など傍受できたはずだとアホな私でも思うのですが。歴史は繰り返す。というかアメリカというのは芸がない?
2007/02/24(土) 00:16 | URL | ci #-[ 編集]
なるほど
  アメリカ自身の核攻撃ではなく、イスラエルを使っているところが、三輪説のミソですね。私は、アメリカ軍が小型核を使うかなと思っていたので・・・。
  あれだけの山地と人口、宗教国家としてのメンタリティを考えると、アメリカ軍が地上で補給線を確保するのは非常に難しいでしょう。そうなると、核兵器の使用しかないというのが論理的ですね。
  
  しかし、イラクでの惨めな占領政策も、これから起こるであろうイランへの核攻撃も、全て「ドルによる石油決済」を守るためだということ、そして、そのドル支配を嬉々として支えているのが、外貨預金のちいさーな高金利に喜んで飛びついている日本人と日本政府だと思うと情けなくなります。

  早く、人類は化石燃料から解放されなくてはいけませんね。国際金融資本が「水素の方が儲かりそうだ」となれば、意外と早くことが進むような気もするのですが・・・。
2007/02/24(土) 05:27 | URL | ろろ #-[ 編集]
「たとえ核戦争を起こして人民が半分死んでも、残りの半分で社会主義を実現できる」と言ったのはかの毛沢東ですが、中国という国の恐ろしさをよく体現した言葉だと思います。そして、このまま事が推移すれば最終的に我が国は間違いなくそんな恐ろしい国との開戦に巻き込まれる事態を余儀なくされるだろう事をますます意識させられた後半でした。考えれば考えるほど、楽観を許さず、正に陰鬱にさせられる現状ですね・・・。

また、江田島氏ついてですが、
私が彼に注目しているのは、やはり冷静な分析力に基づく戦略論に驚嘆させられたからです。場合によってはその見事さ故に氏が好戦的と感じてしまう人も居るのかもしれませんが、もしそうならそれは戦略・戦術という物の性格がそう思わせるのであって、氏の心情とは全く別のものであり、氏の戦略論の根底にある基は正に「日本の国防」の一言に尽きると私は思っています。
2007/02/24(土) 09:09 | URL | ファーザー #kEZLURBw[ 編集]
>ci様
いやぁ・・・。
メイン号の爆破、サムター要塞への攻撃、真珠湾、トンキン湾、クウェート侵攻、アメリカの起こした戦争は全部「相手が先に手を出したんだから戦争だ」と言う「見た様な場面ばかり」です。

毎回上手く行っているのでやめられないのでしょうね。

>真名様
とりあえず、日本の軍隊、日本の資本、日本の資産を手に入れると言うのは既定方針だったでしょう。

その為の最善の手段は、日本の政治家をとことん腐敗させる事。
そして、腐敗の極みの安倍晋三の様に、やくざやカルトとべたべたの真っ黒で強請りやすい政治家をトップに付ける。
これは決まっていた事でしょうね。

安倍内閣が信じられない位に腐敗した閣僚揃いなのも納得できます。
こう言う腐敗内閣を作る事が小泉売国の方向性である事も明らかです。
小泉はアメリカにどうやっても、何を言われても逆らえない内閣を置き土産にしたのですね。

特に防衛大臣が先代も今の代も、とんでもない利権政治家で、特に先代は都合3回も汚職について報道された「証明書付きの人物」だったと言うのはね・・・。(その前はミリオタだし・・・。)
よほど小泉は「防衛関係を腐敗させるのに熱心だった」のでしょう。

>ろろ様
多分、江田島孔明先生も同じ事を考えている筈です。
イスラエルにせよ、今後の日本にせよ、アメリカの代わりに暴力を振るってくれる国として期待されている筈なので・・・。

私はそう見ていますよ。

それと、現時点での燃料電池にせよ、他のいろいろにせよ、石油を燃料にしたエネルギー生成しか想定していないものです。
純粋水素なんてのは取り扱いも貯蔵も難しいですからね。
高分子の炭水化合物である石油ってのは凄いもんなんですよ。少々揮発しやすいですが、人類はその貯蔵に慣れていますしね。

私思うのですが、太陽光衛星発電の方が遥かに見込みがあるんじゃないかと思っています。

>ファーザー様
私はそんなに悲観的ではないんですよ。
人民の半分が死んでもと口に出したのは毛沢東でしたが、口に出さなくても三国志の時代は100年少しで人口が7分の1まで減ってますから。
中国の伝統的なお家芸なんでしょうね。

救われない事おびただしい。他人事でよかったです。

とにかく、チェイニーの約束は「日本はアメリカと共に勝とう」と言う事だった筈。
しかしわからない事が一つあるんですね。

チェイニーが天皇陛下に何故会ったのかと言う事です。
理解できない。
アフガンやイラクでの日本の軍事的な貢献について触れたと言う事ですが、意味がわかりません。
どう意味がわからないのかと言うと「天皇陛下からイラク戦争への賛意を引き出そうとする意図が理解できない」のです。

天皇陛下が肯定も否定もする訳が無い。
その程度の事すら、アメリカに理解できないのかと言う事です。

あるいは・・・。考えるのも嫌ですが、今の皇太子、あの人がお傍にいる皇太子が次の天皇陛下となった時に、チェイニーに同じ事を聞かれたらどうするのかと言う事を考えてしまいます。
目の前が真っ暗になりますね。

何にせよ、ここでも皮肉な事に右翼の願いどうりになりそうです。
天皇の政治利用をアメリカが考えており、その為に天皇皇室の存続が一時的に見直されたと言う証拠でしょうから。

しかし、私はそれを喜べない。

私が右翼に対して最も強い憤りを覚えるのは、天皇の政治利用、錦の御旗としての利用をすんなり行う事です。
ただ崇拝されるべき神聖性についての理解が足りない、あるいは理解がない・・・・。
虫唾が走ります。
天皇陛下、「即ち我々の安寧だけを日々祈り、願う善意の象徴が存在する言う事の意味」が何故お前等には理解できないんだと?
天皇陛下に様々な政治家が意見を伺うのは「国民のためだけを考える人の意見を伺わねばならぬ時もある」、つまり「良心との対話」と言う事なのだぞと・・・。

それが政治利用される事は、良心を穢す事なのだぞと・・・。
それを政治利用させる事は、良心を穢させる事なのだぞと・・・。

それを考える事のできる右翼も左翼も中道も極少ないのが腹立たしい限りです。

私も・・・彼と同じく日本の国防、日本の防衛と言う事に軸足を置いていきたいです。
物理、精神の両方でね。
2007/02/24(土) 10:51 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
政権担当能力ということ
三輪さま、こんにちは。
今回のはかなり秀逸なエントリですね。正直、貴殿の統一教会云々の安倍首相批判にはあまり興味がなかったのですが、今回のエントリを読むと、保守派もそんなに「不愉快」にはならないと思いますよ。
要は、政権担当能力の問題であり、特に外交においては、北朝鮮問題の専門担当官としては国民の支持を得ていても、中共、アメリカについては、何もできていないということでしょう。貴殿が今回解説された中東情勢を考えると、安倍政権では無理だということが分かります。5年の政権で、その最後の年あたりにイラン戦争が起きるのであれば、まだ対応できるかもしれませんが、なんせ展開が速すぎて、ついていくことはできない。副大統領が事務方に会うというのは、そういうことでしょう。
(政治家の名前一人、出てましたね。)
2007/02/24(土) 15:14 | URL | ナルト #v9aamH/k[ 編集]
アメリカの勝算は
失礼いたします。
前のブログの頃より、興味深く拝見させて頂いてる者です。数少ない本当の保守系サイトとして、今後もご活躍されることを願っております。
ところで、イランの核武装を米政府が許さないため、戦争になるというのはわかりますが、実際のところは米軍も苦しいのではないでしょうか。
先のイラクとは違い、イランの防空網はロシア製対空ミサイルで整備されていますし、ペルシャ湾の米艦隊は対艦ミサイルの脅威にさらされるでしょう。陸軍もイラク派遣のローテーションで疲弊しており、装備の面でも決して万全とは言えません。さらに、在イラクの部隊を派遣すれば、手薄になったバグダッドはゲリラの攻撃を受ける可能性があります。
最近、イラクのゲリラに渡った武器がイラン製だとする米政府の説明に、制服組が疑問を呈したとのニュースがありましたが、これは開戦を急ぐ政府と、イラン戦を困難だと考える制服組みの立場の相違ではないでしょうか。
2007/02/24(土) 20:53 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
三輪様

快心のエントリーです。
次号で、アメリカが北京を落とすことができればぎりぎりで中東戦争は回避できる事を論証します。全ての鍵は胡きんとうです
あの官僚がシナを統治できるはずありません。そこに全ての戦略を集中し、シナを割るのです。これこそが、唯一中東戦争回避シナリオです。
2007/02/24(土) 21:14 | URL | 江田島 #-[ 編集]
横田夫妻についても、アメリカが集団的自衛権解禁の条件として、拉致解決を約束したのでしょう。

集団的自衛権解禁し、自衛隊をイランへ習志野の空挺部隊をテヘランへ
これがシナリオです。何とかしなければいけません
マスコミはこの事を決して伝えませんが
2007/02/24(土) 21:27 | URL | 孔明 #-[ 編集]
>ナルト様
うーーーーん。これが秀逸なエントリーですか?
いや、あんまり眠いんでこれって尻切れになってるんですけど?
まあ、一応オチらしきものは書いてありますがね。
まあ、今後はもっとマシなエントリー書く事にしますので、今回は勘弁して下さいと言う所でしょうかね?

実際、安倍の使い道については、アメリカも困ってる感じです。
小泉ほどの説得力や実行力が無いんです。

人気だけに頼っており、ここが大事なんですが「人気の作り方を知らない」と言う事が露見して来ましたので。
迂闊な事をアメリカもできなくなって来ていますね。

それと・・・政治ブロガーの一部が「アメリカの日本略奪」を本気になって批判し始めている事も問題でしょう。
けど、安倍はそれも取り締まれないのです。
まあ、今後が見物ですね。

>雪猿様
>イランの防空網はロシア製対空ミサイルで整備されています

ああ、あれですか?ステルス攻撃機に全く無力なあれですよね?

>ペルシャ湾の米艦隊は対艦ミサイルの脅威にさらされるでしょう

ああ、対艦ミサイルですか?ランチャーを設置するのも大変なあれですよね?

・・・・。
えっとですね。ここがとても大事な所なのですが、「軍隊を配置した位置が明白である」と言う事は信じられない位の脆弱性を軍隊に与えるのです。

イランでは、正規軍しか対艦ミサイルは保有していません。
そして、イランの対艦ミサイルは自衛隊の魔法の対艦ミサイルと違って、海岸近くに配備しないと使い物にならないんです。
SSMのランチャーが海岸線あたりにゾロゾロと並んでたりすれば、それは非常に面白い射的の的になるでしょうね。

偵察衛星に移動中から設置後まで見張られっぱなしでしょうし。
いや、私思うにですが、そう言う事をすれば、アメリカ海軍の機動部隊(空母を含まない)がわざと打たれに接近するのではないかとさえ思います。

後はリメンバー・ペルシャンガルフとかね・・・。ええ、どこかで見た場面です。

アメリカ陸軍については、噛み合う敵がいるならば天下無敵と言って良い連中です。
イランに攻め込んで、都市を占領するとか、野戦軍を叩き潰すと言う事なら、イラクで巡回中に狙われるより余程有能な軍隊に切り替わるでしょう。

今は不得手な事をしているのですよ、連中は。
イラクの方については、テロリスト達も「今後孤立するとわかっている」のにそんなに盛大に暴れるもんでしょうかね?
まあ、暴れたければ暴れたら良い、アメリカ本土以外なら。

その程度の認識しかアメリカはしないのではないでしょうか?
ちなみに、
>イラクのゲリラに渡った武器がイラン製だとする米政府の説明に、制服組が疑問を呈したとのニュース

まあ、実はあれは中国製だと言うオチなのだとは思います。
そもそも、シルクワーム対艦ミサイルからしてが、あれはソ連製ですらないですからね。

>江田島孔明様
あーーー。ばらしちゃうんですか?
今回の六カ国会議の成果が、北朝鮮と中国の関係性を○○する方向性だってのを・・・。

うーん。もうちょっと安倍叩きを続けたかったんですがね。
それと今回の衛星爆破実験の内幕やら、前回の六カ国会議の核開発の調査担当が逮捕されてた話やらも交えて?w
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe7000/news/20070220id25.htm

まあ、仕方ないですかね。
六カ国会議での外交の流れについては・・・。
まあ、私の方でも補足しましょうかね。
ともかく、今後北朝鮮は後顧の憂い無く中国との敵対路線に向かうと言うのはありえる事ですね。

北朝鮮の首都が何故平壌のままなのか。
それを考えればね。
後、金正日と金日成の名前の事とか考えたら・・・。
ま、これ以上は言わない事にしましょうか。

いずれ笑って種明かしができる日が来れば良いですね。
多分我々は同じ事を考えていると思いますよ。多分ね。
2007/02/24(土) 22:39 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
実は、金親子は関東軍の残党で、北の建国は企画院と陸軍の最後の砦、真田丸だということは知ってる人はみんな知ってます。
英国がオランダを使って欧州大陸を割った歴史を参考にすべきでしょう
2007/02/24(土) 22:48 | URL | 孔明 #-[ 編集]
あはははははは。
まあ、朝鮮人が親子で同じ文字を継承する事も変ですし、その文字が「日」と来てはね。

まあ、知ってる人は知ってるでしょうね。
朝鮮人は、「親から一字を貰うと縁が遠くなる」と言う風に普通は言いますから。

平壌が京城のすぐ近くにある事も同様。
中国が北朝鮮の真性の敵だからですよね。

北朝鮮に中国があれほど気を使うのも、北朝鮮の中距離弾道弾の基地が「何故か中国の国境近くにある」と言う意味もね。

北朝鮮が最大限に脅かしているのは、実は中国ですからね。
北朝鮮が寝返ったら、通化基地、唯一アメリカを狙える長距離弾道弾のある場所は瞬間に消える・・・。

まあ、そう言う事をわかっている人はわかっているでしょうね。
では種明かしをお願いします。
私は黙って見ています。(笑)
2007/02/24(土) 23:05 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
ご説明ありがとうございます
三輪様

丁寧なご説明、ありがとうございます。
確かに、衛星からの監視下におかれているというのが、一番のポイントなのでしょう。
対艦ミサイルを撃たせるというのも、ありそうな話です。

ただ、F-117は確か以前コソボ紛争で1機だけですが撃墜されていますよね。それ以上に、数もそれほどないですし、どちらかというと重要目標攻撃に運用されるのではないでしょうか。イラン地上部隊を叩くのには非ステルスの従来機が主力となるのであれば、防空網はそれなりの効果を発揮することになります。
対艦ミサイルについては、おっしゃるとおりなのでしょう。どうしても、日本標準でものを考えてしまうもので(笑)
ただ、前回のイラク戦については、湾岸戦争とその後の空爆で、事前に徹底的に弱体化させたものを叩いたものです。それに比べて、今度は湾岸戦争時より少ない戦力で、イラン戦を遂行するのはリスクが大きくはないでしょうか。
また、短期間でイランを完全に制圧できるのならともかく、制圧にてこずるか、あるいは戦後の安定に失敗した場合、イラクのゲリラの存在は脅威として浮上しないでしょうか。
最近、アパッチを含めた米軍ヘリがゲリラに撃墜されるケースが増えているようで、ただのテロリストと同一視するのは危険ではないかと思います。
いずれにせよ、私はパウエル・ドクトリンを馬鹿にしたラムズフェルドのやり方を踏襲するのなら、たとえテヘランを攻略できても、イラク以上の泥沼化を招くのではと危惧します。米政府は、現場の軍人に比べて、戦争のリスクを過小評価してはいないでしょうか。

アメリカのやり方についての危惧で、つい駄文を書き連ねてしまいました。
お手間を取らせて申し訳なかったです。
それでは、失礼いたします。
2007/02/24(土) 23:34 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
三輪様こんばんは
なるほど、金親子がそういう事でしたか。親の一文字を譲り受けるのは儒教からすると変とは感じましたが、形だけでも社会主義として敢えて無視したのか、単なる暗号名だから踏みにじったのかと思っておりました。
考えてみれば、幼少の金正日付き家政婦が日本人という違和感も、得心致しました。
古代、唐の援軍で朝鮮半島を統一した新羅が真っ先に行ったのは、唐との和戦両路線と後顧の憂いを絶つ為の大和朝廷への朝貢でしたが、歴史は繰り返すと言う事でしょうか。
2007/02/25(日) 01:14 | URL | 蛞蝓 #-[ 編集]
>蛞蝓様
それは先代までのお話・・・。
今はどうなんでしょうね?と言う事です。
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/edajima/vol142.html
今回のエントリーを見ても、江田島孔明先生は「金正日は戦争に勝った事のない大名だ」と言っておられるように思えますし。
ま、北朝鮮云々については現時点では無視の姿勢を日本が取っている所もそういう意味合いでしょう。

>雪猿様
いや・・・イランがテロリストの武器の製造出先であるならば、そこを潰す事は非常に意味があります。

まず最初にステルス機がレーダーとかの「敵の目」を潰し始めるでしょう。
その後に通常型の攻撃機が出撃する。これは当然のやり方です。
主力艦が制海権の邪魔になる存在を始末して、その後にパトロール艦艇が付近を警備するやり方と同根です。
そして、通常攻撃機が主力となったとしても・・・意外に知られていないのですが、F-18ってのは準ステルス機と言って良いほどにレーダーに映りにくいのですよ。
(F-15が映り過ぎると言う意見もありますがねw)

最後にですが、本当にアメリカ軍はテヘランを攻めるかと言う事です。
家内製手工業ではせいぜい作れてしょぼいロケット弾位のものです。
「テロリストの武器工業」特にロケット弾、手持ち対空ミサイル、対艦ミサイルを作れなくした時点でそれ程脅威のある武装をテロリストは装備できなくなります。

アメリカはイスラム教徒がいくら死のうとそれ程問題とは思いません。

アメリカ軍兵士と、アメリカ軍の高価な装備が失われなければ、それ程の問題を感じないでしょう。
2007/02/27(火) 00:22 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
三輪さん・切れてな~い?
どうも・・・
 この記事は面白かったです。
 安倍ちゃんをイジメているのを除いてはね(笑)。
 まぁ、中東はこのようになるんじゃないですか?
 「平和勢力が9条のために欺瞞に欺瞞を重ね結局・信用を失っている」
 というのは面白いので私も使わせていただきます。
 ただ
 安倍ちゃんが衛藤氏を復党させるのは
 明らかに小泉流への反逆ですよ?

 それはさておき
 三輪エンドには
 「切れてな~い?」
 OUTに変えましょうか?
 心が大きいから
 三輪さんは切れてなんかいませんよね?(笑)
 私も目立つようにしているだけで、ちょっとからかっているだけですから・・・笑
 為替の話もこのイランの記事も参考になりました。
2007/02/27(火) 02:27 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
>柳生すばる様
実際、貴方と言わず、他の人たちもですが「小泉への反逆」とか「小泉流に逆らう」とか言いますが、それはどう言う意味なんでしょうか?

安倍晋三は小泉の家来なんですか?
小泉流を絶対に踏襲しないといけない訳は?
そこらにまともに答えられる人って居ないですね。

ちなみに言っておきますよ。
小泉さんは日本の構造を改革しようとしているんだ、だから素晴らしいと言うのはなしにして下さい。

構造改革とやらはもう20年以上前のイギリスで結果は出ています。
今のイギリスはロンドンの株式市場がナスダックに乗っ取られる寸前の惨めな有様。
イギリスの自動車メーカーは最後のローバーが一昨年中国に売りに出される程の衰退。
もうイギリスはボロボロです。単独の国歌としては終了寸前ですね。

そういう有様を良く知った上で構造改革を称揚しましょうね。
はっきり言いますが、構造改革とか小泉流を褒める事ができると言う時点で、その人物は世間知らずだと思います。

更にはっきり言いますが、小泉流を褒めている集団が日本国内にも一部居ます。
朝鮮人です。
日本人が5年で20万人近く自殺したのを笑いながら見ていますね。
2007/02/27(火) 03:57 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
イギリスはGDP4位です
安倍さんの良いところは情(友情)を大事にするところです。私のblogにも書いているでしょう?
 構造改革が悪いのですか?
 Uパックが宅急便と競合し
 郵貯が銀行と競合し
 簡保が民間保険会社と競合しても
 郵便局だけに国家の保証を与えて
 不公平ではないのですか?

 イギリスは国家として終了?
 イギリスはGDP世界4位ですよ。(アメリカ1位・日本2位・ドイツ3位:2005年)
 これのどこが終了なのですか?
 
 私のblog記事でも
 「構造改革だけでは景気は回復しない」
 と主張してケインズ式の景気浮揚策を提唱しております。
 私は「構造改革絶対主義」ではありません。

 日本に自殺が多いのは「鬱(うつ)民族」だからです。
 これは私の記事
 12月17日 精神分裂症の左翼・うつ病の保守
 に詳しく書いてあります。(うまくいけば)TBしておきます。

 三輪さんは安倍首相の地元事務所が無断で統一協会に祝電を送ったことを言いますが
 三輪さんも
 以前は共産党のblogとリンク
 していたじゃありませんか?
 現在も
 「天皇制の価値なんて認めない」
 というblogと相互リンク
 しているじゃありませんか!
 三輪さんは天皇制絶対主義であるはず。
 私もそうですよ。
 それなのに
 三輪さんは天皇制廃止の左翼blogとリンクする。
 これこそ
 ダブル・スタンダード
 ではありませんか?
2007/02/27(火) 16:00 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
イギリスは確かにGDPで世界トップクラスですね。
製造業が滅んだ国がトップクラス。

その意味が理解できないんですね。

ああ、それと安倍晋三が情に厚いのですか。
ええ、そうでしょうとも、朝鮮人も自分達をそう言います。
情に厚い無能ですか。
何故そんな輩を国のトップに据えて平気なんでしょうね。

この国の有権者は狂っている。
2007/02/27(火) 18:12 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
こんばんは
こんばんは。
雪猿です。

>柳生すばる様

三輪様と例の左翼の彼のリンクですが、私はそんなに不自然なこととも思えません。
確かに、天皇制については、二人が相容れることはないと思いますが、だからと言って資質を認めた相手を知己としてはいけない理由は無いと思います。
それに、彼ら二人には大いに共通する点があります。
新自由主義に対する敵意と、国益(国民の利益)に対する真摯さです。
現在日本に蔓延している新自由主義は、「構造改革」が本来左翼用語であることが象徴するように、各国固有の文化・社会制度、そして国家自体を破壊する、異常進化した究極の左翼です。それに比べたら、従来の右・左の違いなど些細なもので、「国益を守る」という観点では違いはありません。80年代までの日本が、自由主義陣営にいながら社会民主主義的経済運営を行い、ある意味で共産主義の目指した理想の状態を達成していたことを考えれば、従来の保守・革新の目指すところにそれほど差はないと思えませんか?
2007/02/27(火) 18:59 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
その2
ついでに、郵政民営化についても若干コメントさせてください。

郵政民営化が正しいというのなら、何故アメリカの郵便事業は公社化したままなのですか?
その答えは彼ら自身が出しています。
「低料金のユニバーサルサービスは、国家でなければ行えない」ということです。
郵政公社の形態は、本来収益の上がりにくい郵便事業とユニバーサルサービスを、郵便貯金側の収益で支えるという、理想の形態です。
これは小泉氏自身がかつて言ったとおりなんですけどね(笑)
郵便事業を市場化すれば、収益的に合わない地方は確実に切り捨てられます。
それでも、市場が絶対だからと、郵政民営化が正しいと言いきれますか?
あと、民営化して他社と競争するならば、ユニバーサルサービスの義務付けは不公平でしょう?民間会社の存在目的は本来営利なのだから、コストに合わない部分は切り捨てて良いということになる筈ですよ。

それ以上に、郵政公社であれば、公の財産、国民の財産であるものが、民営化してしまえば、株主の財産となってしまいます。これは一部の人間による国民の財産の横領ではないでしょうか。
2007/02/27(火) 19:10 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
失礼しました
横レスしたうえに、感情的なコメントをしてすみません。
郵政民営化は本当に愚策だと思っているもので。

ちょっと冷静になって書かせていただきますと、構造改革とケインズ的な経済政策はお互いの効果を相殺することにはならないでしょうか?
構造改革はサプライサイドのリストラ的なもので、給与所得の減少から有効需要を減少させるもので、これにケインズ的有効需要創出で対応するのは泥縄に思えてなりません。
小泉政権は失業保険と銀行救済、補正予算で中途半端なケインズ的対応をしましたが、結果から言うと成功とは言いかねます。
小泉政権時代、名目GDPはほとんど伸びていません。今の政府が「構造改革の成果」としている実質GDPの成長は、デフレ分だけ高く見えてるだけだと思います。実質GDPの成長率だって、先進国と比較したら低レベルですし。

というわけで、構造改革の成果なるものには、私は懐疑的です。レーガノミクスですら、パパブッシュに「ブードゥー経済学」って言われてましたし。それに、アメリカは他国に構造改革を要求する割に、自国じゃあまりやりませんし。
他国に極端にやらせた例がチリですよね。フリードマンの弟子達がチリで何をしたか。南米が左翼化しつつある理由も、わかる気がします。

というわけで、新自由主義は最終的には左翼勢力を強化しかねないので、構造改革はNG、というのは駄目ですか?
2007/02/27(火) 19:32 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
>雪猿様
サプライサイドのリストラと言うのは言葉を飾り過ぎでしょう。

生産力の破壊とはっきり言うべきです。
修辞を使うから本質論が見えないのです。

ローマ帝国の最後の方の記録ですが「座業が7割を占めた」と書かれています。
生産力が破壊されたのです。ローマの中枢でね。

その結果がローマの崩壊でした。
今の日本も同じ方向性です。イギリスはとっくにそうなっています。

何時崩壊が来てもおかしくないのです。
他の国への投機で金を稼いでいる様な国は存在自体が異常なのです。

そして最後に一言、
新自由主義こそ左翼勢力ですよ。
あれが個人主義の蔓延、特定支配層の横暴でなくてなんなのですか?
2007/02/27(火) 20:27 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
こちらが本題でした
>修辞を使うから本質論が見えないのです。

ご指摘、そのとおりです。
ただ、大変失礼ながら、このブログのランキングが下がるのもわかる気がします。
誰しも、本当のことは言われたくないものですよ(笑)

ところで、三輪様は米軍はイランの核施設と軍事拠点、生産拠点を空爆で叩き、イラクのゲリラへの補給を事実上断ちきった時点で攻勢を停止するとお考えでしょうか。
その場合、シーア派を敵に回したうえで、イラク情勢をどう収拾するかに興味がありますね。
最終的には江田島先生のおっしゃるようなイラク分割を想定しておられるとしても、どうやって無駄な血を流さずにその状況を作るのか。

中国の後ろ盾を取っ払い、イランを妥協させることができれば衝突は回避できるのでしょうが、現状では難しそうですね。
2007/02/27(火) 22:53 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
地元の事務所が左翼blogとリンクしたのですか?
 三輪さん。
 また肝心なことを答えていませんね。
 安倍首相の地元の事務所が勝手に統一教会に祝電を送ってことが許せなくて
 三輪さんが天皇制を廃止する左翼blogとリンクするのは許してくれと言うのですか?
 これは
 ダブルスタンダード
 ではないのか?
 と私は問うているのです!
2007/02/28(水) 02:34 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
>雪猿様
手を下すのは「イスラム教の元来の敵であるイスラエル」、これが最後のアメリカの羞恥につける下着でしょうね。

今のアメリカは脳死しています。
正常な判断力を求めちゃいけない。

それとアメリカは「日本の平和勢力」からとても都合の良い教訓を得ましたからね。

圧倒的な力で殺す寸前まで締め上げてやれば、日本の様な国でも骨抜きにできる。
イスラム教徒にも平和を叫ばせてやれば良い。

ええ、一部のアメリカンは本気でそう言う事を考えていると思います。
ちなみにこのブログランキングが下がっていると言う事ですが、奥田先生しかり山崎行太郎先生しかり・・・。
都合の悪い意見では「何故か得票数が下がるようにできてます」ので。

私はそういうの笑いながら見ていますので。

>柳生すばる様
左翼とリンクしているのが何か問題でも?
ちなみに、私のリンクしている左翼系サイトで天皇制を否定している所はありません。
喜八様も、lefty様も、わこ様も全然そういう事してない筈ですが?

ちなみに、天皇制を崩壊させるのが悪いと思っているのなら、何故貴方は小泉純一郎や安倍晋三を批判なさらないのですか?

私に言わせれば、天皇制を否定する左翼は皇室典範を改悪しようとした事はないので「口だけの無罪」ですが、小泉純一郎は「凶器準備を明らかにしていたので未遂犯」なのです。

貴方の方こそが未遂犯の支援者です。
罪は遥かに貴方の方が大きい。
もっと自分の言行を真摯に見つめてはいかがかな?
2007/02/28(水) 08:01 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
三輪さんには眼が無いのですか?
 まずlefty氏の「左翼はプライドたりえるのだろうか」の
 2006年11月22日の記事
 http://d.hatena.ne.jp/meiwakoko/searchdiary?word=*%5B%B9%C4%BC%BC%5D
 の12段目に
 「天皇を崇拝する気持ちというのは僕にはさっぱり分からないのだが」
 という文章があります。
 終わりの方にも
 「僕は天皇陛下を全く敬愛していない」
 とあります。
 同9月30日の記事
 「続・天皇制について」
 でも
 「基本的に天皇陛下を敬愛していない」
 と書いています。
 三輪さん
 眼を見開いてよくお読み下さい。
 ちなみに私は
 「天皇陛下は神である」
 と思っております。

 私は小泉さんをいくらでも批判しておりますよ。特に皇室典範改正では。
2007/02/28(水) 13:15 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
雪猿さま・お暇の節はお越し下さい(来々)
 雪猿さま。
 「アメリカの郵便事業が公社」
 の理由は
 国土が本土だけで日本の25倍以上もあるからです。
 これは私の記事
http://empire.cocolog-nifty.com/sun/2007/02/post_9148.html
 にも書いてあります。
 アメリカは物理的に民営化は無理なのです。
 日本は狭いから可能です。

 「構造改革とケインズ的な経済政策はお互いに効果を相殺する」
 とのお言葉ですが
 構造改革・規制緩和
 :自由な取引が保証され、価格に規制や歪みが無い完全な市場では、資源が最も効率的に分配される(厚生経済学の第一定理・経済学最大の発見)
 ケインズ経済学
 :公共投資による有効需要の創出で景気を刺激し・回復させる
 ですから
 この2つは矛盾しません!

 矛盾するのは
 所得再配分
 :公平性を高める所得再配分の政策は、市場の効率性を低下させる
 の方です。

 ただし
 (経済学ではなく)経済問題には
 効率性と
 公平性の
 2つの側面があります。
 私も
 「効率的であれば(すべて)良い」
 とは言ってはおりません。
 2月11日の記事
 http://empire.cocolog-nifty.com/sun/2007/02/vs_b3c3.html
 をお読みいただければお分かりのように
 私は
 「両方やれ!」
 と提唱しております。
 「経済を効率化し・国民所得を増やし
 同時に博愛主義・和の精神の教育で
 公平な社会を造れ!」
 というのが私の主張です。

 たしかに
 私のblog記事には
 新自由主義に反対する記事は
 今現在特にはありませんが、これから書く予定はあります。暇が無いだけです。
 私は2月19日の記事
http://empire.cocolog-nifty.com/sun/2007/02/post_d859.html
 の中で
 寺島実郎氏の
 「新しいモノ造り大国を目指せ!」
 との主張に賛意を表しております。
 (三輪さん・こんなところで良いかね?)

 雪猿さま。
 よろしかったら、お暇なときにでも
 私のblogにもお越し下さい。
 いい娘(こ)が居ますよ!(笑)
 三輪さん
 うちに引っ張ってきたお客さんは返しませんからね!(笑)
2007/02/28(水) 17:03 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
もう一度繰り返します。

>柳生すばる様
左翼とリンクしているのが何か問題でも?
ちなみに、私のリンクしている左翼系サイトで天皇制を否定している所はありません。
喜八様も、lefty様も、わこ様も全然そういう事してない筈ですが?

ちなみに、天皇制を崩壊させるのが悪いと思っているのなら、何故貴方は小泉純一郎や安倍晋三を批判なさらないのですか?

私に言わせれば、天皇制を否定する左翼は皇室典範を改悪しようとした事はないので「口だけの無罪」ですが、小泉純一郎は「凶器準備を明らかにしていたので未遂犯」なのです。

貴方の方こそが未遂犯の支援者です。
罪は遥かに貴方の方が大きい。
もっと自分の言行を真摯に見つめてはいかがかな?

尊敬していない事がなんですか?
無関心でも良いでしょう。
小泉みたいに関心を持っていて、皇室のあり方を破壊しようとしている輩より無限大倍マシです。

そして、もう一度言います。
柳生すばる様。貴方も小泉の皇室破壊に対する賛同者だ。
lefty様よりずっとずっと悪い。
2007/02/28(水) 18:55 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
廃止するから改悪など必要ないのです!
 やれやれ・・・笑
 三輪さま。
 「天皇を尊敬しない者は友達」
 「天皇を神として敬う私は敵」
 なら
 どうぞ・ご自由におやり下さい。(苦笑)
 もう私は付いて行けませんから・・・

 でも
 天皇は尊敬しない=天皇制廃止
 ということが読めないほどあなたには想像力がないとは知りませんでした。
 「(仏教では)霊は存在しない!」=「英霊侮辱」
 と”こじつけの想像力”はあったはずなのに?
 三輪さんは・・・
 
 左翼は皇室(天皇制)廃止です。
 だから
 改悪する必要はないのです。
 壊すものをわざわざ修理しますか?
 三輪さんは?

 暇があったら
 「皇室をどんなことがあっても廃止しないか?」
 と左翼blogに聞いてみたらどうですか?
 恐くて聞けないでしょう!?(大笑い!)

 ちなみに私は
 「どんなことがあっても皇室は守る!」
 「私1人になっても皇室は絶対に守る!」
 「命を懸けても守る!」
 という気構えです!
 
2007/02/28(水) 20:21 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
>柳生すばる様
話にならないな。
皇室をぶっ潰すと言う輩を崇拝している貴方が天皇陛下を神として崇める?

ちょっとそう言う理屈が私にはわかりません。
天皇陛下のありがたさがわからないと言うだけでしょ、lefty様は。

貴方の様に積極的に皇室を破壊しようとしている人とは違うと思うね。

ともかく、一連のコメントでわかった。
貴方は自分が何をしているのか全くわかっていないと言う事だ。

一人になっても皇室を守る?
掛け声は立派だね。
でも行動があべこべだ。

私も最後の一人になっても皇室を守ると言う気概は持っている。
だから小泉に反旗を翻したのだ。

貴方は一体何なのだ?
皇室典範を改悪して、皇室をボロボロにしようとしてる輩を支持する、だが皇室は守る?

やはり左翼ではなくて、貴方が分裂していると思うね。
もう、小泉信仰もここまで行くと悪質なカルトとしか思えない・・・。
2007/02/28(水) 21:35 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/03/01(木) 00:14 | | #[ 編集]
日本共産党:日本人民共和国憲法草案を見よ!
 三輪さん。
 あなたがこんなに血の巡りが悪いとは思いませんでした(笑)。
 武士の情けで控えていましたが、止むを得ないでしょう!
 日本人民共和国憲法(草案)1946年・日本共産党
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kyouwakokukennpou.htm
 どうですか?
 日本共産党はちゃんと
 「天皇制を廃止する」
 と宣言しているでしょう?
 真っ先に!
 これでもあなたは
 「左翼は無罪」
 と言うのですか?
 それとも
 こじ付けが得意なあなたのことだから
 「日本共産党は左翼ではない!」
 とでも言うのですか?
 いいでしょう。
 でも
 そんなこと言ったら誰も相手にしませんよ!
 第一
 あなたはblogの中でも共産党の政策に支持を与え・同じ主張の左翼blogと付き合ってきたでしょう?
 そんなあなたがどうして皇室護持なのか?理解に苦しみますね・・・

 私が小泉・安倍を崇拝?
 どこに私がそんなこと書きました?
 小泉さんはかなり批判しておりますし
 安倍首相は
 「他の政治家よりは良い」
 と言っているだけです。
 ラーメンをたまたま食べても
 「(ラーメンを)崇拝している!」
 とまでは言われませんよ!
 笑わせないでください(笑)。

 「左翼は天皇制を廃止なのだから、皇室典範を改正(改悪)する必要がない」
 ちゃんと読んでください!
 改正(改悪)したら
 「天皇制を認める」
 ことになるじゃないですか?
 この程度までお分かりになりませんか?
 それでも
 「天皇制を廃止する左翼と友達になりたい!」
 と言うなら、いくらでもお好きにどうぞ・・・
 私はもう止めませんから。
2007/03/01(木) 03:08 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
>柳生すばる様
日本共産党は以前は暴力革命も叫んでおりましたね。
ところで、lefty様が悪魔と契約して、身も心も売り渡したと何故貴方はそう単純に信じられるのでしょうね?

疑問符を付けたらダメですか?
要は貴方が小泉に心を売り渡したから、だからlefty様も同じだと思ってる訳でしょう。

結局ですが、貴方は「無謬の独裁者と同一の存在でありたい」、そう言う心理的なもたれかかりを持っているのです。
依存依頼の最終形です。
だから小泉の嫌うもの、憎むものを一緒になって阻害するんですね。

小泉は絶対善、小泉が憎めと言ったから左翼を憎む、小泉が潰せと言えば皇室も一緒になって潰す、けど自分が邪悪な人間の影響下にある心理的奴隷だと気が付きたくない。

言っておきます。貴方は皇室の破壊者を応援する、皇室の破壊者の一味です。
極左の皇室否定は口だけです。
そしてlefty様は分別をわきまえていますので、破壊とかには参加しないと思います。

その反対に、貴方は小泉と一緒になって皇室を破壊する事に加担しました。
その事実は存在していて、永遠に消えません。

まあ、貴方にとって事実なんてどうでも良いのでしょうけどね。
今後とも無反省に小泉を崇拝していれば良いと思います。
つける薬がないです・・・。
小泉=無謬の指導者、それを崇拝する自分=無謬の愛国者、小泉の反対者=糾弾されるべきカス。

凄く痛い・・・。
貴方のメンタリティは、毛沢東の無謬性を信じて、中国全土を破壊し、良民を弾圧して虐待した紅衛兵と何も変わりませんね。

所詮、貴方も破壊者の一味でしかなく、何の自省もできない事だけは理解できましたよ。
なんか、貴方の発言を読んで、私の新風に対する信頼感まで一緒に揺らいでしまったですね・・・。
2007/03/01(木) 07:33 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/03/01(木) 13:01 | | #[ 編集]
憲法で皇室を廃止されても・皇室典範は残るのか!?
 三輪さん。
 ちゃんと私の問いに答えてください!
 はぐらかしたり・都合の悪いことは無視しないで!
 日本共産党の日本人民共和国憲法のご感想をお聞かせ下さい。

 三輪さんは
 「(共産党の憲法で)天皇制が廃止されても、皇室典範が改正されなければ良い!」
 とお考えなのですか?
 経済より法律が得意だと言われている三輪さんのお言葉とは思えませんね?
 これだけお答えください。
 
2007/03/01(木) 13:45 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
>柳生すばる様
>日本共産党の日本人民共和国憲法のご感想をお聞かせ下さい。

論外。日本は立憲君主国であるべき。

>「(共産党の憲法で)天皇制が廃止されても、皇室典範が改正されなければ良い!」とお考えなのですか?

いいえ。

>経済より法律が得意だと言われている三輪さんのお言葉とは思えませんね?

どうして?

******

そもそも、日本国憲法を変更できる程に日本が左傾化したなのなら、我々の議論等無駄だと思うがね。

翻って小泉だが、彼奴の奸悪な所は、憲法を変えずに皇室を破壊する方法として、皇室典範の改悪を企んだことだ。

そして、紀子様が男児の御子を出産なさるまで、世論の逆風を考慮せずに皇室典範改悪を続行していた事だ。

君はその加担者だ。
その事実を謙虚に受け止めたまえ。

皇室典範の改悪は、憲法改悪よりも手間の少ない、簡易且つ即効性のある皇室廃絶方法だ。
君はその改悪に既に加担している。
何もしていない、何もできない共産党を心配するより先に、君自身の過去の罪を見つめたまえ。

順番が逆だ。
君は既に皇室典範改悪に加担している。
この事を無視して、何を共産党を責めてごまかすかね?
2007/03/01(木) 18:00 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
皇室廃止宣言の共産党を支持する三輪さんはおかしい?
 三輪さん。
 ウソを言わないで下さい!
 私が何時「皇室典範改悪・皇室廃絶」に加担しました!
 9月8日心理学による男系天皇論
http://empire.cocolog-nifty.com/sun/2006/09/post_b12a.html
 でハッキリと
 「日本のカリスマ(社会的権威)も男の天皇でなければ役に立たない!」
 「神のように安心感を与えてくれるには女性天皇にはムリである」
 と書いています。
 これらの何処が皇室典範の改悪になるのでしょうか?
 具体的にご指摘下さい。
 小泉さんは郵政民営化と靖国参拝を支持しただけです。皇室典範改正には反対の記事を書いています!
 三輪さん。
 真っ赤なウソを言わないで下さい!

 「日本は立憲君主国であるべき」
 では何故
 「天皇制を廃止し・人民共和国を目指す共産党」を支持するのか?
 共産党は左翼の総本山であり
 君主政を認める左翼は存在しません!
 現に中国でも・朝鮮でも・ロシアでも左翼・共産党は君主政を廃止してきたでしょう?
 歴史と現実を正視しましょう!

 「lefty氏は天皇の有難さを分かっていない?」
 お笑いですネ(笑)。
 彼は左翼小児病です。
 子供なので左翼思想をまだ良く理解していないだけです。
 いずれ
 「天皇制の悪いことに気づく」
 ようになりますよ。
 「人間皆平等が左翼」
 ですから
 君主政の価値など認めるわけがありません。
 御不審なら彼に直接聞かれたらいいじゃないですか?
 「天皇は神か?」
 とね!
 恐くて聞けないでしょう!(はははは・・・大笑い!)
 弱虫・三輪さん!(笑)
 あなたこそ
 皇室廃止の左翼に加担する売国奴じゃないですか?!
2007/03/02(金) 12:05 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
>柳生すばる様
根拠のない決め付けはやめて下さい。

左翼は60年かけても天皇制を廃絶するための行動は行いませんでした。

貴方たち小泉信者はその行動をキチンと行いました。
だから有罪です。未遂犯ですが有罪です。

貴方がたに皇室への尊敬を疑われるのは心外です。
まるで中国に善隣外交について説教されていたり、韓国人に人道と良心について糾弾されているのと同じ感覚を感じます。

良いですか?
貴方がた小泉信者と、その教祖である小泉純一郎は、日本で最初に皇室解体をもくろんだ、忌まわしい朝敵です。
その事に口をつぐみ目を逸らして、人様をああだこうだと批難するなど、何様のつもりだとしか言えませんな。

ちなみに、天皇陛下は神ではありません。
上です。
崇拝する何かではありません。
ひたすら守るものです。

ご意見を伺う相手ではありません。
そのあり方を見る存在です。

貴方の天皇皇室に対する考えは西洋かぶれとしかいえない。
日本と西洋では神聖さのあり方が違うということがりかいできていない。

貴方は天皇陛下を神聖な支配者と思っている様だ。
しかし違う。天皇陛下は法そのものと同格であり、そのありようが決して法を犯さない。
国家の安寧をひたすら祈る、日本国の善意でもあらせられる。

それゆえに鎌倉幕府は、武家の政権でありながら法的な調整機関となった。
信用を作る仕事が幕府の最大の任務になった。

天皇陛下のありようを武士が理解したから。
日本には、源頼朝から800年以上もの間専制君主は出なかった。
小泉純一郎の登場で800年の日本の良い歴史と伝統は中断され、貴方の様な専制君主の擁護者がまだ残留しているがね・・・。

まあ、貴方には何を理解する事もできないだろう。
保守幻想に酔っておいでなさい。

真剣、自分が朝敵の擁護者であり、朝敵そのものだと気がつけない所が痛い。
2007/03/02(金) 12:32 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
三輪さん・世界史を見なさい!
 三輪さん!
 論点をずらして答えるのはやめなさい!
 ロシアでも中国でも朝鮮でも共産党は君主政を廃止してきたじゃありませんか!
 日本共産党も自身の憲法で天皇制廃止を定め
 国会の陛下の演説も欠席しているじゃありませんか!
 事実を直視しなさい!
 これでも
 左翼は60年かけても天皇制廃絶の行動をしていないと言えますか?
 「天皇を神として敬う」=敵
 「天皇制を廃止する」=味方
 の三輪さんこそ皇室破壊者と私は言っているのです!
 lefty「天皇尊敬しない」=尊敬するようになる
 柳生「天皇・神として崇める」=尊敬しないようになる
 これは何ですか?
 天皇を尊敬しない者を善意に解釈し
 天皇を尊敬する者を悪意に解釈する
 あなたこそ真実の皇室破壊者ではありませんか?
「左翼や共産党が君主制を認めるようになる」?
 などという甘い夢に浸り
 常識のない
 左翼と保守の違いも分からない
 無知蒙昧の徒に政治を語る資格などありません!
2007/03/02(金) 12:49 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
>柳生すばる様

「天皇を神として敬う」=敵
「天皇制を廃止する」=味方

これは共産主義者の考えじゃない。
貴方がた小泉信者の考えだ。

自分の正体を隠したいからと言って、他人様を批難する様は醜いですね。
2007/03/02(金) 18:57 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
要するに
郵政民営化など他の分野で一度でも小泉さんを支持したすばるさんは朝敵・売国奴なのでしょう。

日本の共産党や社民党は口で言うだけで実際に行動に出て皇室を廃絶しようとはしていないし出来ないでしょう。彼らは廃絶に導くだけの力がありませんから。少々耳障りですが我慢としておきましょう。

私が思うに将来的に日本三大悪人に田沼意次が外されて小泉純一郎が追加されていそうです。
2007/03/03(土) 01:17 | URL | 黄昏 #mQop/nM.[ 編集]
三輪よ!神は無くても霊はあるのか!?
 三輪氏よ。
 まともに答えず・逃げてばかりは醜い!
 男らしく勝負したらどうか?
 ノミの心臓の弱虫め!

 おぬしは
 「天皇は神ではない!」
 と言ったが
 拙者と遺恨の始まりである 
 「仏教では霊の存在を認めていない」
 と言われて怒ったのはどうした?
 唯物論で君主制廃止の左翼とリンクしているのは何故か?
 「霊は存在するが、神はいない!」
 とでも言うのか?
 笑わせるな!
 唯物論でも唯心論でもいいが
 ダブル・スタンダードなら
 政治を語る資格はない!
 即刻blogを閉鎖せよ!
 でなければ
 キチンと説明せい!
 弱虫・三輪!
2007/03/03(土) 02:32 | URL | 柳生すばる #Umrgomz2[ 編集]
>柳生すばる様
天皇陛下は神ではないよ。
例えば、大国主命、大己貴神、あれは祟りを頻繁に為す神だ。
それを宥め、鎮める事ができるのは「お上」だけだな。

私は霊魂の存在を信じているよ。
と言うか、その関係で何度か自分自身が恐ろしい目にもあってるし、犠牲者も何人か見てる。
やばい女性とやばい場所で一緒に住んでたので、そう言う感覚が伝染した模様だ。

神がいるかどうかはわからん。
出雲大社に行った時に、友人も私もスサノオの社を見て「何かが中から噴出している」様に見えたのは確かで、「あそこに何かが居る」のは納得したが、それが神かどうかはわからん。

けど、皇室の方々は皇太子一家を除いて、そう言う事を良くご理解しておられるのではないかな?

ともかく、私は天皇陛下を「西洋の神」(god,deity)とは思っていない。
そんなものはそもそも日本には存在していないのだろう。

また仏教の話とも通じるが、日本の神は「神性」を獲得するものだ。あるいは与えられるものだ。
新しい神である「靖国の英霊」、あれも多分既に神性を獲得している。

日本の仏教の「如来」も同じ。
阿弥陀如来は信者の唱える称名によって如来となった。元来は菩薩である。

我々日本人は船を作る民族なのだろう。
阿弥陀如来に称名を唱え、浄土に導いてくれる船を宗徒一同で作り、それによって浄土を待望する。
我等日本民族はそう言う宗教の竜骨を持っているのだと、私は思う。

そこらはナルト様にも伺ってみればいかがかな?
彼も佑天上人奇瑞シリーズを読まれたので、その事に思い当たる節もあるだろうから。

ちなみに、ダブルスタンダード等と言う事はないんだ。
lefty氏は神も仏も信じてなくても、初詣に出向く「一般的な無神論日本人」だから。

そもそも神や仏を語ろうとしないの。
「無縁の衆生」と言うカテゴリーに入る訳。

んでもって、私が君に怒ったのは「靖国の英霊が祟りを為す悪霊」みたいな言を言ってたから。

最初に書いていた事とも関係するけどね。
「祟り」を為す神も確かに居る。
「祟りを為す来歴のある神」はそう言う事をする。

オオナムチ、タケミナカタ、俗に言う国津神と言う存在はそう言うものの様だ。
そこに私やその他のものは「何かの意味」を見る。

十把一絡げにしてはならない何かをね。
はっきり言って、私でも「大和の神」を語る資格はない。今の所は。
あまりにも知識も理解も貧弱だからだ。

だが、大枠はわかっていると感じる。
その中で、天皇陛下は神の位置に居ない。
最も近い所には居るが、それでも我々の近くに居てくれる存在だろうと。

天皇陛下だけが受け継ぐ秘密が多分あるのだろう。
皇室が公開しない歴史書その他の中にも、天皇陛下さえ知らない秘密がある筈。

天皇陛下とはそう言う存在だと思う。

推測はここまでとしよう。
確実な事は、天皇陛下はこの国の「最高権威」だと言う事だ。
共産党の一部は確かにそれに対して敵意を抱いている。
だが、その権威を破壊したくても口だけだっただろう。

その権威の破壊を行動に移したのは、日本史上で「小泉純一郎」ただ一人である。
諸法度でお上を縛ろうとしたのは徳川秀忠が最初。

女系に変更して皇室を解体しようとしたのは小泉純一郎が最初。
そして、柳生すばるは小泉支持者なので、皇室、天皇陛下に対する反逆者の一味である事は確定している。

神や仏を論じる前に、自分が「日本の皇統の破壊者」であり、地獄必定の罪人だと言う事を理解する様に。

ちなみに、私は地獄と言うのはあると思っている。
君は改心しないと、先祖の内の「皇室を崇拝していた先人」に拒否されると思うよ。
そうなれば地獄を迷うしかないと思うね。

今気持ち良いから、それだけの理由で小泉など崇拝しない事だ。
所詮人間は100年程しか生きない。
死後の方がずっと長いと思うがね。
生きている内に徳を積めと言うのはそういう意味だから。
2007/03/03(土) 08:54 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
回避可能?
アハマディネジャド大統領がサウジを訪問してますね。アメリカとの調停依頼と、今後のイラクをどうするかという会談でしょうか。
1日のイラン外相の「交渉による解決を」という発言と、今回のサウジ訪問を併せて考えると、イラン側は言うほど強気ではないと感じます。軍事的劣勢の認識と、それ以上に背景状況が変化した、と考えて良いのでしょうか。

いずれにせよ、イランが妥協してくるのであれば、アメリカは戦争を強行する必要はなくなります。イランの核兵器開発が可能になるのは2015年、米軍はその前にイラク撤退を迎えるでしょう。ならば、イラクに関してイランと取引をしておいた方が、当面は好都合に思えます。

イスラエルについては、イランが核開発を進めた場合の攻撃に黙許を与えておけば、イランへのけん制となり、しかもいざという場合には自分の手を汚さずに核開発を阻止できます。
であれば、アメリカはここで戦争をする必要はないと思うのですが。
イランとアメリカ、双方の判断力に期待するのは、楽観的に過ぎるのでしょうか。
2007/03/04(日) 04:00 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
>雪猿様
回避不可能でしょう。
アメリカの望みは「中東での決着」です。
イランがそのまま残る事は許されないと思います。

日米の開戦の経過を思い出して見ましょう。
2007/03/04(日) 04:35 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
イランとアメリカは回避可能です
しかし、イスラエルがそれを望みません
問題はここにあります
むかし、イランとアメリカは同盟関係にありました。現在も国民は経済制裁を受けてまで核開発する必要を認めてません。

世界史に見られるランドパワーとシーパワーの戦略VOL143

                          

                               江田島孔明



http://maneuver.s16.xrea.com/iw/suntzu.jpg



孫子謀攻篇



孫子曰わく、
 凡そ用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るはこれに次ぐ

およそ軍事力を用いる原則としては、敵国を保全したまま勝つのが最上の策で、敵国を撃破して勝つのは次善の策である。

故に上兵は謀を伐つ。其の次ぎは交を伐つ。その次は兵を伐つ。その下は城を攻む。攻城の法は、已むを得ざるが為めなり。 

軍事力の最高の運用法は、敵の策謀を未然に打ち破ることである。 その次は敵国と友好国との同盟関係を断ち切ることである。その次は敵の野戦軍を撃破することである。

 最も劣るのは敵の城を攻撃することである。城を攻めるという方法は、他に手段がなくてやむを得ずに行なう。

                  



今回は、現在と将来の国際情勢を孫子謀攻篇を基にして、読み解いてみたい。孫子は2000年前シナ大陸における実際の戦乱の中で到達した、戦争や人間の本質に対する深い洞察に基づく名著であり、その示唆するところは、人間の本質が変わらない以上、十分、現在にも当てはまる。

孫子の核心は、徹底した「間接アプローチ」のすすめということだ。これは、20世紀を代表する戦略思想家、バジル・ヘンリー・リデル・ハートに考え方にも、大きな影響を与えており、おそらく、彼は孫子を解読していたのだろう。孫子の教えの最重要な点は、冒頭に紹介した「謀攻篇」に如実に示されている。要諦は、「敵を直接攻撃するのではなく、調略や謀略による寝返り」により、「敵を分断し」結果として「戦わずに勝つ」事こそが、最上の勝ち方ということだ。そういえば、日本の戦国時代を収束した、豊臣秀吉や徳川家康は孫子の戦略を忠実に実行し、全国を制覇したとさえ言える。

このような理解を前提にして、現在の国際情勢を考える上で、前号(VOL142)で述べたような「テヘラン-モスクワ-北京」枢軸と「東京-ロンドン-ワシントン(NY)」連合の対立において、私が予想したとおり、最も脆弱な北京に対する締め上げが本格化しだした。「其の次ぎは交を伐つ」すなわち、同盟国との離間策を実施しだしたのだ。これが、上海バブル崩壊に伴う、株安の背景だ。

<参考>

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007030100420

2007/03/01-13:14 上海株は反落、1.7%下落

【上海1日時事】1日の中国・上海株式市場では、市場全体の値動きを反映する上海総合株価指数が大幅反落して始まり、一時3%強下落、2800の節目を割り込んだ。その後はやや値を戻し、午前の取引は2831.568で終わった。前日終値(2881.073)に比べ1.7%下げている。
 同指数は2月27日、8%を超える大きな下げを記録したが、翌28日には反発。1日は先行きが不透明な中、利益確定の売りが出ているもようだ。ここで、中華人民共和国という名の、北京政府の意味考えて見たい。まず、共産党がシナ大陸の支配権を獲得できたのは、スターリン胡民テルンの策謀により、日本陸軍を大陸の闘争引き釣り込み、結果として、蒋介石の追い出しに成功したからだ。すなわち、毛沢東はスターリンの傘下として、シナを支配したのだ。

 しかし、スターリン死後、毛沢東は反ソの傾向を強め、やがて、日米と国交を結ぶという形で、ソ連の傘下から抜け出し、日米陣営に加わった。このことが、冷戦のパワーバランスを決定的に変えた。

そして、日米の資本や技術で、70年代以降、急速に発展するわけだが、これは、戦後の日本や韓国と同じように、北京政府支配下のシナを「西川海洋国家連合のショーウィンドー」として、繁栄させる必要があったためだ。戦後の経済支援や投資は全てこの地政学的文脈で考える必要がある。

つまり、裏を返せば、日米の投資や技術の引き上げが始まれば、もともと、VOL142で指摘したような極めて脆弱の体質と多数の問題を抱えている北京政府は、北朝鮮やモンゴルやチベットと大差ない経済水準に落ち込むということだ。このことを理解すれば、アメリカによるイラン攻撃が実現するかどうかというギリギリの局面で上海株が崩落し、バブル崩壊が始まったことの意味が分かるであろう。

つまり、これは、国際金融資本の北京に対する「恫喝」だ。背景として、イランをめぐる、国際金融資本と米軍との間に、何らかの「手打ち」があったと推察される。両者が一致して、圧力をかける時のアメリカは強い。

時を同じくして、アメリカと北朝鮮の直接接触が国際金融資本のお膝元である、ニューヨークで始まった。

<参考>

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070303AT2M0300G03032007.html

北朝鮮首席代表がニューヨークへ
 【ニューヨーク=中前博之】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の北朝鮮首席代表である金桂官(キム・ゲグァン)外務次官は2日夜(日本時間3日午前)、米朝作業部会に出席するため、サンフランシスコからニューヨーク入りする。

 作業部会は2月の協議で設置が決まった。国交正常化に向けた米朝二国間の課題を整理するのが目的で、米側はヒル国務次官補が出席する。5、6両日に開く部会では北朝鮮へのテロ支援国指定解除などが焦点になるとみられる。

 北朝鮮の高官が訪米するのはブッシュ政権発足以来、初めて。北朝鮮は作業部会の形で対話を始め、米朝協議を深める狙いがあるとみられる。

 米国務省によると、金次官は3、4両日は作業部会に向けた準備を進める。5日は非公開の会合で講演するとみられ、ヒル次官補とは夜から作業部会の協議に入る。(09:53)

いうまでもないが、これは、北京に対する圧力の一環として、私が以前より何度も指摘している、中朝二虎競食計の始まりであり、そのための「米朝同盟の締結」が話し合われるだろう。

北京を軍事的に圧殺する最高の手段は、満州の通化ミサイル基地(日本に向いている)の核ミサイル無力化するため、北朝鮮にミサイル防衛基地と迎撃ミサイルを設置し、発射直後に迎撃できる態勢を組めばいいのだ。これで、北京と日米のパワーバランスは圧倒的に日米有利に傾く。

 そうすれば、北京は、戦う前に滅びる事になる。つまり、北朝鮮が日米陣営に就くか、北京陣営に就くかは、世界のパワーバランスを大きく変えるため、冷戦期の毛沢東と同じポジションに金正日はいることになる。

 次に、ロシアを見てみたい。プーチン政権は前号で述べたように、ランドパワー陣営の中で、唯一、先端兵器の自主開発能力を持ちエネルギー供給の確保を自前で達成できる国だ。つまり、かろうじて、日米連合とガチンコ対決する能力を備えていることになる。

 このような国を譲歩させるには、軍事圧力しかない。これは、冷戦期を通じて得られた結論だ。冷戦期においては、いわゆる「ゼロ・オプション」が有名だ。

米ソ間の戦略核兵器制限交渉が八二年六月から始まったがアメリカは、核弾頭数と威力規制をめざす二段階削減案を提案したが、これに対してソ連は、交渉開始と同時に米ソ戦略兵器の現状凍結と近代化制限にふみきろうという逆提案をおこなった。

さらに八二年一二月、アンドロポフ新政権は、八三年末までに、欧州配備が予定されているアメリカのパーシングII、巡航ミサイルの配備中止を前提に、(1)ソ連の中距離ミサイルを現在の英仏両国の保有水準と同数にする、(2)その結果、ソ連はSS20を含めた中距離ミサイルを削減するなどの新提案をおこなった。

アメリカは、ゼロ・オプション(ソ連のSS20配備撤去とひきかえに、米国もパーシングII、巡航ミサイルの配備を中止する)は、NATOの合意であるとして、即座にアンドロポフ提案を拒否した。アメリカの主張するゼロ・オプションでは、英・仏の核戦力はそのまま残されることになるから、ソ連の同意を得ることは困難であるといってよい。

<参考>

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kaku/beiro/start.html

米露間の戦略核兵器削減条約(START)



平成18年5月1日


 戦略兵器削減条約(START: Strategic Arms Reduction Treaty)交渉は、冷戦期に増大していった米露両国の戦略核戦力を、はじめて削減したプロセスであった。(中距離核については、87年12月に米ソ間で地上配備の中距離核を全廃するINF条約に署名し、88年6月の発効以降、実施している。)これによって両国の戦略核戦力は大幅に減少することとなり、核軍縮の観点からも好ましい動きであったといえる。START(I)プロセスの結果、米露の戦略核弾頭数は冷戦期の約60%となり、STARTは核軍縮の1つの重要な基礎を構成してきたということができる。




1. 第1次戦略兵器削減条約(START I)

 91年7月に米国及びソ連により署名されたSTART Iは、戦略核の三本柱、すなわち、両国が配備する大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)及び重爆撃機の運搬手段の総数を、条約の発効から7年後にそれぞれ1600基(機)へ削減することを規定した。また同条約は、ロシアの保有している重ICBM(破壊力、すなわち発射重量又は投射重量が大きいICBMを指し、多弾頭化されたSS-18がこれに該当する)の上限を154基と規定した。さらに、配備される戦略核弾頭数の総数は6000発に制限され、このうちICBM及びSLBMに装着される戦略核弾頭の総数は4900発を越えてはならない等が規定された。
 ソ連の崩壊により、戦略核兵器が配備されていたベラルーシ、カザフスタン、ウクライナ、ロシアと米国の5カ国は、START Iの当事国となること、並びにベラルーシ、カザフスタン及びウクライナは非核兵器国として核兵器不拡散条約(NPT)に加入することが定められた(リスボン議定書)。また、ロシアを除く旧ソ連3カ国は領域内のすべての核兵器を撤去し、ロシアに移管することとし、96年11月にベラルーシからロシアへの核弾頭の移送が完了したことをもって、すべての核弾頭がロシアに移管された(カザフスタンは95年5月、ウクライナは96年6月に完了)。
 なお、2001年12月、米露両国は、START Iに基づく義務の履行を完了したことを宣言した。この結果、2001年12月現在のSTART Iに基づく米露の核弾頭保有数は、米国:5949発、ロシア:5518発(米国政府FACTSHEETによる)となっている。


2.第2次戦略兵器削減条約(START II)

 START Iの発効を待たずして、92年6月には米国とロシアの間でSTART IIの基本的枠組が合意され、93年1月には、米国及びロシアが配備する戦略核弾頭数を2003年1月1日までに3000~3500発以下に削減すること、そのうちSLBMに装着される核弾頭数を1700~1750発以下にすること、さらにICBMを単弾頭にする、すなわち、多弾頭ICBM及び重ICBM(SS-18)を全廃すること等を規定するSTART IIが署名された。ただし、97年9月に署名されたSTART II議定書により、削減期限が2007年まで延長された。
 2000年4月にロシア議会はSTART II批准法案を可決したが、これには米国がABM条約からの脱退などを行った場合は、START IIから脱退する権利を留保する旨の規定が含まれていた。米国は96年1月にSTART II条約を批准したもののSTART II条約を修正した同議定書については批准せず、START IIは発効していない。
 その後、2002年6月14日、ロシア外務省は米国のABM条約からの脱退を受けて、米国がSTART II条約議定書の批准を拒否し、ABM条約から脱退したことを指摘し、「ロシア政府は、米国の行動、及びSTART II条約が効力を発する如何なる必要条件も存在しなくなったことに留意し、条約の目的達成に質さない行動を抑制する如何なる国際法上の義務ももはや負わないと考える」旨を表明した。


3.第3次戦略兵器削減条約(START III)

 97年3月、ヘルシンキ米露首脳会談の結果発表された「将来の核戦力削減のパラメーター」に関する共同声明において、米露両国は、START IIが発効し次第START III交渉を開始すること、及びSTART IIIの基本的要素として、2007年12月31日までに双方の戦略核弾頭数を2000 ~2500発にすること、その他戦術核兵器、潜水艦発射巡航ミサイル(SLCM)などについて交渉することに合意した。しかしながら、START IIが発効しなかったため、START IIIの交渉は進展しなかった。
 その後、米露間における戦略核兵器の削減に関する交渉は、新たな米露間の戦略核兵器の削減に関する条約(モスクワ条約)へと繋がっていくこととなる。



 このように、ロシアを交渉のテーブルに着かせるには、核兵器をチップにしたポーカーを行うしかない。現在、アメリカが東欧やカフカスにミサイル防衛の基地を設置しようとしているのは、そのためなのだ。つまり、「ロシアにイランの支援をやめさせるためのカード」として、「ミサイル防衛」を切ったという訳だ。

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007030201000741.html

カフカスにレーダー計画 米局長、東欧MDで

 【ブリュッセル2日共同】米国が東欧のポーランド、チェコに建設を計画中のミサイル防衛(MD)施設に関連して、米国防総省のオベリング・ミサイル防衛局長はブリュッセルで1日、記者団に「(旧ソ連南部の)カフカス地域にもレーダーを設置したい」と述べ、新たなレーダー設置を計画していることを明らかにした。AP通信などが伝えた。

 局長はレーダー施設の規模や設置先の具体的な国名には言及しなかったが、旧ソ連から独立したグルジア、アゼルバイジャンなどが念頭にあるとみられる。

 局長は「このレーダーはイランを(迎撃)対象としており、決してロシアを対象としたものではない」と明言したが、ロシアの領土に近接する同地域での計画にロシアが反発を強めるのは必至だ。

 ポーランドに迎撃ミサイル基地、チェコにレーダー施設をそれぞれ建設する計画についても米政府は同様の説明をしているが、ロシアのプーチン大統領らは「新たな分断線を引こうとしている」と強く反発している。

(2007年03月02日 21時19分)

 



このように考えると、米軍と国際金融資本は、まさに、阿吽の呼吸で意識をあわせ、「テヘラン-モスクワ-北京」枢軸を各個撃破している事がわかる。ネオコン追放後の米政権の激変ぶりには驚かされる。軍事力や経済力は、戦略的に連動させ、このように使うのだというお手本のようだ。

今後、孫子の戦略が成功し、イランをランドパワー枢軸から引き抜いて、米国とイランの友好関係が回復する可能性すらある。

その中で、鍵を握るのは、イランと友好関係を維持してきた日本の外交だろう。イラン人は親日派が多いという。イランの調略ができるとすれば、日本しかない。そして、その機は熟しつつある。

イラン情勢が沈静化し、米軍のイラク撤退が現実のものになると、イラク戦争の引き金を引いたネオコンが戦犯として、血祭りに上げられるだろう。鍵はアメリカを対テロ戦争に駆り立てる契機となった911の捏造疑惑だ。

911の真相があきらかになる時、世界は新しいフェーズに入ることになる。

                   以上

2007/03/04(日) 10:15 | URL | 孔明 #-[ 編集]
イスラエルの影響力次第?
三輪様、孔明様、懇切丁寧なご教示、心よりお礼申し上げます。
ご教示を受け、改めて「世界史に見られる…」の関連エントリを読みなおしました。
中国については、国際金融資本による経済的恫喝、ホルムズ海峡への米艦隊展開という、経済・軍事両面からの恫喝を受けては、これ以上のイラン支援は困難でしょう。
最近のイランの態度も、これを察してのことと思われます。
であれば、あとはアメリカ側次第となる可能性が高いですが、まず米軍については、イラク撤退という命題がある以上、ここでの戦争は望ましくないでしょう。一方、国際金融資本が江田島先生のおっしゃるように米軍と手打ちをしたうえで中国を恫喝したのであれば、米軍の意思を無視することは考えにくい。
となると、米軍と国際金融資本は、イラク情勢収拾を視野に入れて、「世界史に見られる…」のvol.132に書かれたようなイスラエル切捨てを始めたとは考えられないでしょうか。
実際にイスラエルを切り捨てるという意味ではなしに、イスラエルの意向を尊重せず、シーア派とスンニ派を妥協させ、ハートランドの安定化を図るという意味においてですが。
2007/03/04(日) 12:14 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
いちいちすみません
三輪様。
いちいち反論っぽくなってすみません。
話を聞かずに反論しているように思われるかもしれませんが、そうではありません。
ただ、これだけはっきりと恫喝が行われているのは、逆に直接的武力行使が遠のいたのではないか、と感じられてならないのです。
素人の浅知恵と思ってご容赦ください。
2007/03/04(日) 12:28 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
>雪猿様
私は実はイスラエルが捨てられるとは思いません。
良いですか?イラン・イラク戦争とは何だったのか?

あれはアメリカの指示の下、当時はアメリカの飼い犬だったイラクがイランを攻めた戦争でした。

何故アメリカはそう言う事を唆したのか?
革命以前のパーレビ国王と、サウジの国王、イラクのフセイン、これらがアメリカの影響下にある事で「中東の制覇をもくろむ国を発生させない」と言う安定が生じていたのです。

そしてイランはイラクの侵攻を退けました。
ただ誤算だったのは、大量に支援された武器がイラクに残っていた事、イラクが勝つまで支援して貰えなかった事でイラクは独自の方向性に向かい始めたのです。

それが湾岸戦争でした。(大まかな線だけ述べていますので、細部については違っていますよ。)

そして、フセインはドルの国際機軸通貨体制にまで文句を付けるようになって来た。
その後消された。

次はアメリカはどうするのか?
「中東の安定の為に、中東を制覇する可能性の高い国を消す」と言うオプションしかありません。

特にイランの立地はペルシャ湾東岸を完全に扼しています。
こんな国を放置する事、とりわけても核開発を否定すらしない様に今のイランは報道されています。

アメリカはやる気でしょう。
生命線の根元に敵性国家が存在している事を許容するなどありえません。

ドルは原油にリンクしています。
アメリカが座して覇権を失う愚を冒すほどに、人道的で理性的な国だとは私は思っていません。

アメリカのイラク撤退は「イランの中東での覇権を容認する」と言う意味です。
アメリカは次のイスラエルの行動を知っています。
イランへの核攻撃です。

平和的な行為が、平和的な結果に繋がらない最悪の事例となる事でしょうね。

これらの変数をどう処理するか・・・です。
2007/03/04(日) 12:47 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
予断を許さぬ状況
>私は実はイスラエルが捨てられるとは思いません。
三輪様と私の予想が異なっている原因はここなのでしょう。
アメリカはドル=原油を守るため、中東支配の道具としてのイスラエルを必要としている、という認識でよろしいでしょうか。
確かに、イラク戦争は他国の反対も、莫大なコストも構わずに行われましたし、今回もそうなるのかもしれません。

それと以前、日米の開戦にちょっと触れておられましたね。ですと、今回の対イラク版ハル・ノートは次にようになるでしょうか。

1.核開発の放棄
2.イラクのシーア派勢力支援停止
3.石油決済通貨としてのドル保障

2,3は飲めても、1は難しそうですね。
それでも、ハル・ノートに比べれば相当穏当ですし、彼我の軍事力を考慮すれば、この程度は飲まざるをえないのではないでしょうか。

そう考えると、中露が制裁決議に反対するのは、結果としてアメリカの単独武力行使の可能性を高めることにしかならないのかもしれませんね。
2007/03/04(日) 15:15 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
>雪猿様
シーパワーの基本的な戦略とは
1.地域の中で友好的なランドパワーを作る。(イスラエル、サウジ、以前のイラク、その前のイラン)
2.地域の中で一番勢力を持ちそうなランドパワーを叩く(最近はずっとこれがイラン)

これが基本の基本なんです。
イギリスはフランスを叩く為にロシアとプロイセンを動かしたでしょう?

ナポレオンを始末したのは、ウェリントンとブリュッヒャーでした。
シーパワーはランドパワーと必ず組んで戦い、地域の第一位のランドパワーを始末するんです。

正直な所、私の目から見てイランをアメリカが放置する可能性はゼロに近いです。
ぶっちゃけ、あの国の立地はあまりに地名的過ぎる。

まあ、アメリカ側にキチンと寝返るにせよ、どう信じて貰うのかも大事な訳で。
2007/03/04(日) 16:04 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
いろいろご教示いただき、本エントリーも読みなおしたうえで、ようやく三輪様の仰ることがわかってきた気がします。
お手間を取らせてすみません。

それで、まだ2つほど疑問が残るのですが、よろしければご教示ください。

まず1つ目です。イランの側は既に夢を見ていられる状況ではないでしょうし、アメリカに軍事的に勝てないのはよく承知しているでしょう。イラン側からの攻撃が無い場合、エントリで書いておられるような攻撃を、アメリカが自作自演で行い、開戦に持ちこむとお考えでしょうか。(ベトナムを見れば、大いにありそうですが)

2つ目ですが、三輪様は米軍が今後もイラク、展開によってはイランにも駐留する形を想定しておられると思います。その場合、アメリカ国民はそれを許し続けるでしょうか。
アメリカは、一応建前は民主主義です。国民がイラク駐留を否定すれば、「米軍を中東に集中しドル=原油の生命線を守る」という戦略は破綻してしまわないでしょうか。いかにこの戦略がアメリカにとっては必須のものであっても、国民がそれを理解するとは限りません。そういった事態は防げるのでしょうか。

このエントリに関するコメントはこれで最後にします。何度もご教示ありがとうございました。
2007/03/04(日) 20:25 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
>雪猿様
別に最後にしなくても良いんだけどね。
わかるまで聞けば良いと思うけど?
迷惑がってるように思われてるのかな?
だったらそれは勘違いだよと言って置きますがね。

>まず1つ目
ペルシャ湾を航行している船がイラン方面から飛んできたミサイルを被弾する。

ありがちありがち・・・。

>2つ目
ペルシャ湾の東岸に駐留する事はありえますね。
山地を越えてテヘランまで進軍と言うのはナンセンス。

それをする位なら、アメリカはイスラエルに核攻撃をさせます。

「軍需工場らしき場所」がどかーんと破壊されて行き、町の真ん中に核が落ちたら、さすがにイランもやってられないでしょう。

テロを倒す戦争に勝利する為の尊い犠牲だと言えば、それはそれでアメリカでは通りますね。

日本とは違うんですよ。
連中はアメリカ本国さえ無事ならそれで良いんです。

ちなみに、それをひっくり返すと、アメリカは中国相手には戦わないと言う事になります。
2007/03/04(日) 21:09 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
では、お言葉に甘えて、コメント継続いたします。
正直なところ、前のエントリにずっとコメントをつけ続けると何か不都合がないかと心配してまして。このエントリ、結構なコメント数になっちゃってますし。

最後の点だけが、正直少し納得がいきません。例えば、現実問題として、今アメリカでは民主党が優位に立ち、イラク撤退を要求していますよね。平時であれば、「敵の攻撃を受けて開戦」となれば、国民は戦争を支持するでしょう。しかし、今のように準戦時で、国民に厭戦気分が芽生えている状態では、武力衝突は逆効果にならないでしょうか。まして、イラク戦争の大義(大量破壊兵器等)が揺らいでいる状態では、開戦の経緯自体、疑惑の眼を向けられかねません。米政府がそれを押さえて、イラン戦争とその後の中東駐留を遂行していけるかという点には、私は少々懐疑的です。
というより、アメリカはそのやり方を続けすぎて、先の選挙でその反動が出て、民主党が勝利したように思うのです。
ネオコンお得意のエリート主導政治が、意外なところで民主主義に足をすくわれはしないでしょうか。
2007/03/04(日) 22:12 | URL | 雪猿 #-[ 編集]
一つの回答
2007/03/05(月) 23:46 | URL | 真名 #-[ 編集]
>雪猿様
何と言うか、実はそこが一番答えにくいところだったのですね。

>意外なところで民主主義に足をすくわれはしないでしょうか
ベトナム戦争ではそういう風になりました。
しかし、私はベトナム戦争の敗北は「ドルの兌換をやめる為に仕組まれていた」のではと思う事が最近多くなってきています。

ここで問題ですが、イラクではアメリカは「戦争に勝ってその後で揉めている」と言う状況であり、イランとは戦っていない状況でもあります。

つまり「まだ戦争が始まっていない内に戦争を諦める」と言う事ならば、それはアメリカの覇権が崩壊すると言う事なのです。

そんな事が本当に起きるのならば、アメリカの覇権は本当に壊れると思います。
それを国民が良しとするかと言う事です。

大東亜戦争の前の日本はどうだったのでしょうか?
権益を全て放棄して平和を選ぶという意見が本当に日本にあったでしょうか?
中国国内でも泥沼に入っておりましたが、それでアメリカとの戦争を制止できる民主的な意見などありえたかです。

まあ私は楽観的な意見をあまり抱けません。
江田島孔明氏の言う「歴史は繰り返す」と言う事ではないかなとね。
そして、多分ですが・・・アメリカ国内で今後何かが起きるでしょうね。

イランとの緊張が高まった後で。
その後は戦争一直線では無いかとね。
2007/03/06(火) 07:40 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
外交
江田島の極東方面での戦略がロシアに敗れたとか
2007/03/07(水) 02:43 | URL | さいえふ #mQop/nM.[ 編集]
>さいえふ様
ロシアって外交してましたっけ?
と言うかね。最近のロシア変ですよ。
明らかに変です。

取り乱してますもの。あそこまで凶暴に振舞う意味が無いのにね。

何を期待しているのか。
ロシアが得になる事を期待しています。

さてそれはなんでしょうか?
ロシアの敵が弱体化する事を期待しているのです。
そこにロシアの外交は一貫しています。

そして、ロシアの敵とは日本ではありません。
2007/03/07(水) 22:13 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
世界史に見られるランドパワーとシーパワーの戦略VOL145
                          
                               江田島孔明

孫子火攻篇口語訳
そもそも戦闘に勝利を収め、攻撃して戦果を獲得したにもかかわらず、それがもたらす戦略的成功を追求しないでだらだら戦争を続けるのは、国家の前途に対して不吉な行為である。これを、国力を浪費しながら外地でぐずぐずしている、と名付ける。
 そこで、先を見通す君主は、すみやかな戦争の勝利と終結を熟慮する。 国を利する将軍は、戦争を勝利の中に短期決着させる戦略的成功を追求する。
 利益にならなければ、軍事行動を起こさない。
 勝利を獲得できなければ、軍事力を使用しない。
 危険が迫らなければ、戦闘しない。
 君主は、一時の怒りの感情から軍を興して戦争を始めてはならない。
 将軍は、一時の憤激に駆られて戦闘してはならない。
 国家の利益に合えば軍事力を使用する。国家の利益に合致しなければ軍事力の行使を思いとどまる。
 怒りの感情はやがて和らいで、また楽しみ喜ぶ心境に戻れる。憤激の情もいつしか消えて、再び快い心境に戻れる。
 しかし、軽はずみに戦争を始めて敗北すれば、滅んでしまった国家は決して再興できず、死んでいった者たちも二度と生き返らせることはできない。
 だから、先見の明を備える君主は、軽々しく戦争を起こさぬよう、慎重な態度で臨む。
 国家を利する将軍は、軽率に軍を戦闘に突入させないように自戒する。
 これこそが、国家を安泰にし、軍隊を保全する方法なのである。

今回は、イラク戦争の出口戦略とイランの関係を検討してみたい。この点について、イラン大統領の国連安保理出席で水面下のアメリカとの折衝がもたれるだろう。孫子も火攻篇で、戦争の終結の重要性を説いている。戦争は始めるより、終わらせる方が難しい。このシナリオを検討してみる。
<参考>
------------引用--------------
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200703170003.html
米国、査証発給の方針 イラン大統領の安保理出席、演説
2007.03.17Web posted at: 15:05 JST- CNN/AP
国連本部――イランの核開発問題で、国連安全保障理事会が新たな制裁決議案を採決する際、イランのアフマディネジャド大統領が出席し演説することを正式要請した問題で、米国務省のマコーマック報道官は16日、大統領への査証(ビザ)発給に応じる考えを明らかにした。
国連筋によると、イラン側が申請したのは計38人の査証で、モッタキ外相らが含まれる。安保理議長のクマロ国連大使(南アフリカ)は、イラン大統領の演説について、理事国から反対はなく、実現するだろうとの見通しを示した。
採決の時期は不明だが、来週中との見方が強まっている。拒否権を持つ常任理事国が既に決議案で意見一致しており、採択は確実視されている。
追加制裁は、昨年末の安保理決議が定めたウラン濃縮活動停止の期限をイラン側が無視したことを受けたもので、金融制裁の対象として、イラン革命防衛隊や国営セパ銀行の傘下企業名などを新たに明記。イランからの通常兵器輸出を全面的に禁止する一方、各国に同国への大型武器輸出の自粛と、新規援助や融資の停止を求めている。
イランには引き続きウラン濃縮停止を求め、イラン側が60日以内に応じない場合は、さらに追加措置を検討するとしている。アフマディネジャド大統領は、制裁決議案を「破れた紙切れにすぎない」と評している。
------------引用--------------
私は、イランとアメリカの直接対話による相互理解は可能と考えている。なぜなら、相互に、相手が必要としているものを持っているからだ。つまり、イランは、アメリカのイラク統治と米軍撤退への協力、さらに、アメリカはイランに対する経済支援だ。この双方をバーターし、イラクを東西分割し、チグリス・ユーフラテスを自然の国境にすることが、最も自然な中東再編シナリオであり、落としどころと考えられる。
この点を、歴史に鑑みて検討してみたい。まず、アメリカはイラク占領の泥沼化を解消し、一刻も早く治安を安定させ、米軍を撤退させたい。この状況は、まさに、ベトナム戦争末期と全く同じだ。
1971年 7月、ヘンリー・キッシンジャー米大統領補佐官が訪中し、翌年にニクソン米大統領が中国を訪問することになったと発表された。米国は「中国封じ込め政策を」を放棄したのだ。ベトナム戦争の泥沼にはまり込んでいた米国は、北ベトナムと和平協定を結んでベトナムから撤兵するために、中国の協力を必要としたのである。これに、毛沢東は応えることで、米国に恩を売ったのだ。
これが、後の中国の国連常任理事国就任に繋がる。1971年秋の国連総会で中国が国連に加盟し、常任理事国となり、台湾は国連から追放された。そして、72年米中国交回復に繋がる。
全てはベトナム戦争の処理における、米中の協力関係が基礎にあったのだ。
同じような例は日本史にもある。戦国時代、中国一の大大名となった毛利氏に対して、織田信長配下の秀吉により、天正五年(1577年)から毛利攻めが始まった。

 ところがその信長は、天正十年(1582年)六月二日の未明、家臣の明智光秀の離反、そして襲撃によって本能寺で討ち死した。

  この時、羽柴秀吉は、毛利方の清水宗治が篭る備中高松城を攻め、水攻めという奇策によって城を陥落寸前にまで追い詰めていたが、毛利方も援軍として輝元を総大将に元春、隆景も出陣しており、秀吉軍と睨み合いが続くといった状況だった。そこにもたらされたのが信長討ち死の悲報だった。 

  秀吉は、直ちに上方に戻り光秀と戦うことを決断し、毛利方との和議交渉に入った。この時、毛利方で交渉の席についたのは、隆景と毛利の外交僧であった安国寺恵瓊だった。安国寺恵瓊はかつて、

 「信長之代、五年、三年者可被持候。明年辺者公家などに可被候かと、見及申候。左候て後、高ころびに、あおのけに、ころばれ候ずると、見え申候。藤吉郎さりとてはの者にて候」
 (簡単に訳すと、信長の時代はあと3年か5年は続き、来年あたりには公家にでもなってしまうかもしれない。ところが、その後高転びに転んでしまうのではないか。藤吉郎(当時の秀吉の呼び名)はなかなかの者である。という意味。)

 と予言していることから秀吉の将来を有望視しており、また隆景も自軍の疲弊が著しいことから和睦することを望んでいた。

 この結果、秀吉は清水宗治の切腹を条件に毛利方と和議を結ぶことに成功し、世に言う「中国大返し」と言われる早さで居城の姫路に戻った。「川角太閤記」には、その後都での変事を知った毛利方、とりわけ主戦派の元春は秀吉軍追撃を強硬に主張したが、隆景がこれを制したという話が記されている。その後、隆景は豊臣家五大老の一人に任じられる。
 
 いかがであろうか、毛沢東と小早川隆景の判断には共通点がある。それは、当時の権力者が誰かを正確に認識し、そいつが困っている時に、あえて敵対せず、協力する事で恩を売るという事だ。

これが、それぞれ、常任理事国、五大老への就任へ繋がっていくのだ。このような戦略が可能になるのは、その前提として、「徹底的に対立」し、ギリギリの交渉を行う必要があるという事だ。毛沢東も小早川隆景も、そのようしている。 

すなわち、直前まで、「戦争を辞さず」という姿勢を徹底的に貫くことにより、ギリギリの交渉から、妥協の余地が生まれるということだ。逆に言えば、そのような「徹底的な対立」がない限り、このような急転直下の妥協は許されない。毛沢東も、小早川隆景も、アメリカや秀吉と「徹底的に対抗」していたからこそ、このような講和が結べたということだ。

 では、現在のイランはどうか。アフマデネジャドは、まさしく、毛沢東や小早川隆景と同じ立場にある。すなわち、西欧と「徹底的に対抗」する姿勢を堅持し続けたからこそ、国内のイスラム原理主義に代表される保守派や主戦派を納得させ、妥協させることができるのだ。

 イスラエルにおいても、オスロ和平合意を結んだのはイツハク・ラビンという参謀総長経験の歴戦の勇者だ。

 ここから、真の和平合意は、徹底的な対立の後に生まれるという事が分かる。
イラン国内は、経済制裁による経済疲弊により、アフマデネジャドの支持率も急落している。昨年12月の地方選挙で、アハマディネジャド大統領派は各地で大幅に議席を失いつつあり、大統領の勢力衰退を示している。
地方評議会選挙では特に重要といわれているテヘラン市会議員の選挙では15議席中14議席をもっていた大統領派はなんと4議席しか保持できなかった。これでアハマディネジャドは終わりだというわけではないが、彼の勢力が極度に衰退したことは確かである。
反対に、中東で親米国は、国際金融資本に優遇され、平和と繁栄を約束され、テロとも一切無縁で爆発的な好景気に沸きに沸いている。
例えば、UAEは1人あたりGDPで既に日本を大幅に超え、 全世界の一流企業がドバイに続々と集結している。 香港やシンガポールを凌ぐシーパワーの拠点と化しつつある。
イラン革命後、イランが反米姿勢をとるにつれ、敵の敵は味方の論理で、ロシアと組んでいたに過ぎない。そして、結果として、イランは産油国ながら、経済は疲弊した。この点をイラン民衆に理解させるプロパガンダを張れば、イラン政府を親米に転じさせる事は容易だろう。経済の観点から、イラン民衆はイスラム原理主義政権を恨んでいるのだ。これが、低支持率の背景。

この状況で、起死回生の一打があるとすれば、アメリカとイランの国交回復しかない。

まさに、毛沢東が仕掛けた米中国交回復と、全く同じ戦略状況なのだ。機は熟したといえようか。

 イラン大統領は、国連安保理出席によって、果たして、毛沢東や小早川隆景のような、「アメリカ幕府の五大老」になれるだろうか。

イラン戦争を回避させようとするもうひとつの勢力は北京政府だ。なぜなら、イラン戦争が実際に起きると、ペルシャ湾の米空母とカタールの米空軍基によるホルムズ海峡の封鎖が現実のものとなり、結果として、原油備蓄がない北京は耐えられない。

つまり、イラン戦争で漁夫の利を得るのは、VOL143、144で見たように、ロシアとイスラエルなのだ。

この両国を抑えることができれば、イラン戦争を回避できる。そして、アメリカ政府がネオコンを切った以上、イスラエルは押さえられそうだ。次は、ロシアだ。日本では、あまり認識されていないが、イランとロシアは不倶戴天の敵国同士であった。そして、パーレビ王朝下で、イランはアメリカの同盟国であり、経済も発展していた。

ロシア政府がここへきてイランに対する原発協力の見直しを検討している。ロシアは95年以降、イランとの間でブシェールにある100万㌔㍗級の軽水炉建設を支援してきた。対イラン制裁決議に及び腰であったのも、それが大きなイラン利権となっていたからだ。

だが、ブシェール原発は07年9月に稼働開始をめざしており、来年3月には同原発用の濃縮ウランをロシアが供給する計画となっていた。新聞報道によれば、これを「3月の燃料供給は見送り、イラン政府の安保理決議に対する対応を見定めてから決める」としているという。核技術はいったん、所有されてしまえば容易には放棄されないのが核をめぐる歴史の教訓だ。

イランが本当に核保有国になってしまえば、毛沢東がソ連の援助による核保有後、ソ連の軍事顧問を全て追い返し、ソ連傘下から独立し、アメリカ陣営に寝返ったように、イランをコントロールできなくなる可能性がある。現在の北朝鮮がそうであるように。

この事を、地政学の用語では、「核は国家に主権を与える」という。そのようなリスクを犯してまで、ロシアがイランの核保有を認め、対米戦争へと駆り立てるであろうか。ランドパワー同士の連携とは常に同床異夢であり、ちょっとしたパワーバランスの変化により、崩壊するという歴史的教訓もある。つまり、イランの地政学的立場は、ロシアとアメリカの狭間で、北朝鮮に近いものがある。

現在、NATOは、グルジアを使って、ロシア包囲網を狭め、カフカスを支配しようとしている。グルジアの大統領は、来日し、イラクへの増派を申しであるなど、親米姿勢を明確にしている。

この事がボディーブローとなって、ロシアを軟化させる可能性は十分ある。

<参考>
------------引用--------------
日々是勉強
http://blog.goo.ne.jp/roro_football-lover/e/bf2803e4fcfd8e89988152bd3accdab9

ロシア、ついに牙を剥く!!
------------引用--------------

<参考>
------------引用--------------
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070312AT2M1202612032007.html
グルジア紛争地域でロシア軍がヘリ攻撃か
 【モスクワ=古川英治】グルジア内務省は12日、同国領内で親ロシア勢力が実効支配するアブハジア自治共和国との境界地域が11日夜、攻撃を受けたと発表した。現地メディアはロシア軍ヘリコプターによる攻撃と報道。ロシア側は否定している。アブハジアにはロシア軍が駐留を続けており、撤退を求めるグルジア側と対立が深まっている。両国関係の緊張が高まる可能性がある。

 現地での報道によると、アブハジアとの境界にあたるコドリ渓谷の複数の村落がヘリコプター2機とアブハジア側からのロケット弾による攻撃を受けた。テレビは倒壊した建物などの映像を流した。死傷者はいないという。グルジアのサーカシビリ大統領は12日、訪問先のカザフスタンから急きょ帰国し、調査を命じた。

 サーカシビリ政権は北大西洋条約機構(NATO)への加盟を掲げ、ロシアと関係が悪化。ロシアは昨年、両国を結ぶ交通網を遮断、ワインなど輸入禁止措置などで圧力を加えている。(23:54)
------------引用--------------
<参考>
------------引用--------------
http://www.kaho.biz/qajar.html
     イラン・ロシア戦争

 イランでカージャール朝が成立した1796年と言えば、ヨーロッパではちょうどナポレオンが台頭する時期である。ナポレオンは98年に海路エジプトに遠征し、そこからさらにインドをうかがっていた。1800年、ナポレオンの野望を阻止すべくイギリス(インドの支配者)がカージャール朝へと使節団を送り込んできた。それを迎えた時の君主ファト・アリー・シャーは軍需物資の供給と引き換えに領内のフランス人の追放を約束した。

 その頃のカージャール朝に対しては、地理的にすぐ近くにあるロシアからの圧力が強くなってきていた。両国の間にあるグルジア王国はキリスト教(東方正教会)の国であって南東からのカージャール朝(イスラム教)の圧力に苦しんでおり、1800年には同じ宗教のロシア皇帝に主権を移譲するという手段に出ていた。このグルジア等の領有をめぐり、カージャール朝は1804年からロシアとの戦争を開始した。これが13年まで続く「第一次イラン・ロシア戦争」である。当然イギリスに援助が求められたが、その時点ではエジプトのフランス軍が降伏していたことから、イギリスとしてはロシアと交戦してまでカージャール朝を助ける理由がなくなっていた。するとフランスの使節団がカージャールの宮廷にやってくる。その頃のフランスはロシアと交戦中であり、カージャール朝もまたロシアと交戦中であることから当然の動きである。ガルダン将軍の率いるフランスの軍事顧問団はカージャール軍に洋式の歩兵部隊の創設を試みたが、1807年にはフランスとロシアの講和条約が成立し、イギリスの外交攻勢が強まったこともあってフランス人は退去していった。

 しかし「第一次イラン・ロシア戦争」はまだ継続中である。カージャール朝の軍隊は……この戦争の時よりやや古い時代の資料によるが……騎兵は地方の遊牧部族の戦力に頼るもので、兵士たちは自分の部族の長のみに従い、歩兵は将校や地主が適当に徴募してきて満足な給料も与えないというものであった。装備は刀剣や弓矢、火器は概ね火縄銃であった。それでも戦争の前半はカージャール軍が優勢でロシア軍の南下を数次に渡って退けたが、12年のアスランドゥズの戦いはカージャール軍の敗北に終わり、翌13年の「ゴレスターン条約」にてグルジアやバクーを奪われたのであった。

 その条約締結の舞台裏は……ロシアは12年から再びフランスと交戦状態に入っていた(ナポレオンのロシア遠征のこと)のだが、そのフランスの最大のライバルであるイギリスがカージャール朝とロシアの和睦を仲介する(ロシアの負担を楽にしてやる)ことで間接的にフランスに打撃を与えようとしたのが大きく働いていた。
 しかしゴレスターン条約では帰属の不明瞭な地域が多く、両国間にて交渉が継続された。一方ではイギリスが14年カージャール朝との間に「テヘラン条約」を結び、イギリスが援助を与えるかわりにカージャール朝が他国と結んでいた条約を全て破棄するとした。

 ところでカージャール朝は官僚機構が非常に軽視されており、例えば外交については外務省があるにはあったが役人は大臣と数人の補佐・書記のみで、25年に先のゴレスターン条約の調印を行ったハージー・ミールザー・アボル・ハサン・ハーン・シラーズィーが外相に就任して外務省の機構充実が図られるという状態であった。そんなことをやってる間の26年、ロシア軍が動いて係争地帯を占領してしまった。

 こうして始まる「第二次イラン・ロシア戦争」も、最初はキリスト教徒に対するジハード(聖戦)という意識も手伝ったカージャール軍が優勢で前回の戦争の失地をほぼ回復した。26年にはカージャール朝の皇太子アッバース・ミールザーの率いる3万の軍勢でもってロシア軍を撃破しかけたが、しかし戦況判断の誤りから勝利を逃し、そのうちにカージャール軍の志気が緩んできた。司令官である皇太子アッバース・ミールザーと配下の将軍たちの仲が悪かったこと、装備面でロシア軍に劣っていたこと、兵士への給料支払いが滞って脱走が続出したこと……といった内情を掴んだロシア軍は強気の攻勢をかけて要地ダブリーズを占領、28年「トルコマンチャーイ条約」をカージャール朝に飲ませることに成功した。イギリスはロシアと事を構えてまでカージャール朝を助けようとはしなかった。ロシアはエリヴァーンやナフジャヴァーンを獲得し、カージャール朝はカスピ海に軍艦を持つことが禁止されてしまった。こうして現在の旧ソ連・イランの国境が画定された。

 カージャール朝はさらに賠償金支払い、関税自主権の喪失と国内のロシア人の治外法権を承認した。これがカージャール朝が半植民地化されていく本格的第一歩とされている。
------------引用--------------
 イランとの和平が達成され、イラク戦争が終結し、米軍が撤退した後のアメリカについて考えてみる。この点において、参考になるのは、ベトナム戦争後のアメリカ経済だろう。長期化したベトナム戦争と世界に展開したアメリカ軍の軍事費は巨額となり、アメリカの財政を圧迫していた。また、日本などの商品がアメリカに流入することよって、アメリカの対外貿易はつねに輸入超過であった。巨額の財政赤字と貿易赤字は「双子の赤字」と呼ばれて、アメリカ経済を圧迫していた。アメリカは軍事費の削減と外国製品の輸入削減を図らなければならなかった。これが、米中国交回復であり、ドルと金の交換停止であった。戦後世界を支えてきた「1ドル=360円」という固定相場制は、ドルの金兌換制によって成立してきたのであるが、これが崩壊したことによって、世界は変動相場制に移行することになった。日本においては、これは円=ドル交換比率の大幅な変化を生み出し、「円高」時代がはじまったのである。すなわち、ベトナム戦争の後遺症として、アメリカは世界の経済覇権を失ったのだ。

 イラク戦争の戦費負担もさることながら、米国住宅バブルが崩壊しつつある。世界経済は、新たな縮退期に入ったと考えざるを得ない。そして、それは、地政学上のパワーバランス変化の原因であると同時に、結果なのだ。すなわち、イラク戦争はベトナム戦争と同じ結果をもたらすということだ。イラン戦争が回避されたとしてもアメリカの覇権喪失、結果として、世界戦国化は避けられない。

私が兼ねてより予測していたドル暴落の日は近づいている。米軍のイラク撤退がその引き金になるであろう。

日本が自主的に安全保障政策を立案するために、環太平洋シーパワー連合を構築する日は、近づきつつある。その条件は、米国債棒引きと日本による第七艦隊租借だ。
つまり、米国債の担保は第七艦隊なのだ。

<参考>
------------引用--------------
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200703150005a.nwc

同時株安再び 背景に米住宅ローン危機
再び世界を襲った同時株安-。その震源となったのは、米住宅ローン市場の崩壊だった。多くの低所得者層が返済不能に陥ったことで住宅ローン大手、ニュー・センチュリー・フィナンシャル(カリフォルニア州)が破綻(はたん)の危機に直面。米国経済のエンジンの一つだった住宅投資が一気に冷え込む様相を見せている。日米の株高を支えてきた米投資ファンドも痛手を負い、金融市場への影響が長期化する懸念もある。

 米主要メディアによると、ニュー・センチュリーは不良債権の急増で業績が悪化。バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなど8行から新規融資打ち切りを通告され、13日にはニューヨーク証券取引所がニュー・センチュリー株の上場廃止を決めた。近く連邦破産法11条の適用を申請するとの観測も浮上。不正の有無についてカリフォルニア州の連邦地方検事や証券取引委員会(SEC)などの調査を受けているとの報道もある。

 ニュー・センチュリーは「サブプライムローン」と呼ばれる高金利の住宅ローン専門会社で、一般の銀行が相手にしないヒスパニックなど低所得者を主要顧客に業容を拡大。所得証明やクレジットカード利用履歴なしで借りられる半面、金利は焦げ付きのリスクを上乗せされ、年12%を上回るローンもある。

 借り手は審査の際に大幅に水増しした所得を申告するため「ライアー(うそつき)ローン」とも呼ばれる。ただ、返済負担が大きくても、住宅価格が右肩上がりで推移していた局面では担保の住宅の資産価値が上がり、信用供与枠も拡大するため返済に困ることはなく、住宅ローン会社も黙認してきた。

 このローン債権はニュー・センチュリーなどが証券化し、銀行経由でヘッジファンドや年金基金などに販売。高い利回りが人気を集め、ニューヨーク・タイムズ紙によると米国債市場を上回る6兆5000億ドル(約760兆円)規模に達している。

 このように、米住宅市場は日本のバブル期と同じように、借り手、貸し手、投資家がそれぞれ住宅価格の将来の値上がりを当てにしたいびつな構図が続いていた。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が昨年半ばまで続けた利上げで返済負担が増したことに加え、住宅価格の低迷で返済不能に陥る利用者が続出。FRBをはじめとする金融当局5機関は今月2日、連名でサブプライムの融資基準を厳格化するよう求めていた。

 ポールソン財務長官は13日のテレビ番組で「サブプライムの焦げ付き問題はほぼ封じ込められている」と述べたが、米国経済への影響は楽観できない。

 焦げ付き増加は同社に限ったことではなく、同業他社や同分野に積極的だった英大手銀行HSBCなどが相次いで事業縮小や撤退方針を表明。ニュー・センチュリーの経営悪化を機に新規融資停止の動きが同業他社に広がり、住宅市場の伸びを支えてきた低所得者ローン市場は壊滅する見込みだ。

 同時に銀行がこれまで不良債権の処分を急ぎ、競売にかけられる担保物件が急増。住宅価格の下落が加速し、持ち家世帯を中心に個人消費を心理面から冷やすことが懸念されている。

 住宅ローン債権への投資で多額の損失を抱えた投資ファンドが米国だけでなく、海外で株式や債券投資を手控えれば、日本市場への影響も避けられなくなる。(佐藤健二)

                   ◇
【用語解説】サブプライムローン

 移民など低所得者向けに金利を高く設定したローンで、米国の他、英国でも急増している。債権の証券化を前提とする「サブプライムモーゲージ(Subprime Mortgage)」と一般融資形式の「サブプライムレンディング(Subprime Lending)」の2種類がある。専門会社は小口化したサブプライムモーゲージを他の債券などと組み合わせた投資信託のような運用商品にして銀行に転売。新たな融資の原資を調達している。焦げ付きが出た場合は買い戻す条件が付けられ、ニュー・センチュリーは、取引銀行から多額の買い戻しを求められている。
     
イランとの講和でイラク戦争の出口戦略が見えた場合、経済の視点からは、地政学バランスの変化がアメリカに不利に働くのは間違いない。
------------引用--------------                                                   
以上
2007/03/18(日) 21:11 | URL | 孔明 #-[ 編集]
三輪さん、お久しぶりです。
貴ブログ休止中もほぼ毎日訪問させていただき、再開を楽しみにお待ちしておりました。
さて、以前の三輪さんと孔明さんが上記でコメントされております、金親子の名前のこと、金親子が関東軍の残党で、北の建国は帝国陸軍の残滓が深く関与していること、、、
これらのくだりがずっと気になっておりましたが、先日たまたま書店で元自衛隊空将 佐藤守氏の
「金正日は日本人だった」という本を新刊で見つけました。
三輪のレッドアラートを拝読させていただいてなければ、単なるトンデモ本として間違いなく
見向きもしなかったでしょう。しかし、今となってはこのようなタブーが書店で普通に並んでいるのに非常に驚きました。(三輪さんも孔明さんも、金正日が日本人だったとまでは言及されておりませんが)
現在は、これも三輪さんに消費税について大いに影響を受け、菊池英博先生の「消費税は0%にできる」という本を読んでおり、読了次第購入してみようと考えているのですが…
そろそろ、三輪さんがご存知のこと、種明かしをお聞かせ願いたく、非常に興味がございます。
知ってしまうと、もう本を買う必要が無くなってしまうかも知れませんが(笑)
どうか何卒、宜しくお願い申し上げます。

P.S. 三輪さんが以前よりよく紹介されておりました「マネーを生みだす怪物」は購入前に絶版になってしまい古本でもとてつもない価格となってしまいました… 痛恨の極みです…
2009/11/03(火) 22:29 | URL | Nob #qIFa0De.[ 編集]
お久しぶりです。

種明かし・・・ですか。
何の関係について?ととりあえず言っておきます。

消費税関係の事ならば、これから取りまとめて行くつもりです。
どうやら、政治家でも消費税の性質に関して大きな考え違い、逸脱したミスリードの影響を軒並み受けていると言う事が理解できて来ましたので。

それにしても、マネーを生み出す怪物を読み損ねましたか。
多分、大きな図書館にはありますよ。
探して見て下さい。
2009/11/07(土) 00:31 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
それでは本件、種明かしは江田島孔明様が復帰されるまでのお楽しみとしておきます。
しかし何れにせよ、三輪さんの古代から現代までの幅広い歴史に関する知識には本当に敬服しております。

消費税に関しては菊池先生の本はまだ半分程度しか読んでおりませんが、なかなか面白いです。三輪さんの記事を読んでいれば再確認的な内容が多いのですが、さすが国民新党の顧問をされてるだけあって、小泉構造改革批判(緊縮財政・新自由主義・市場原理主義・郵政民営化・フリードマン…etc)について前半かなりの紙面を割いております。
但し、三輪さんが主張されてました、消費税の企業の雇用抑制効果については言及されてないかも知れませんが。

マネーを生みだす怪物を読み損ねておいて誠におこがましいのですが、またオススメの書籍がございましたら是非「三輪の本棚」のように読者に教えてください。個人的には歴史や経済について特に期待しております。
今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
2009/11/07(土) 13:48 | URL | Nob #qIFa0De.[ 編集]
>Nobさん
では、ちょっとした頭の体操として「曽我氏の正体」とか「藤原氏の正体」と言う本を読んでみてはいかが?
日本書紀が改ざんされた歴史を書いている。
その事の一端がわかると思います。
2009/11/07(土) 13:55 | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
早速ありがとうございます!
大変有り難いです。
通勤の満員電車もこれで楽しみになりそうですw
2009/11/07(土) 14:19 | URL | Nob #qIFa0De.[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://klingon.blog87.fc2.com/tb.php/134-7c07d808
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
 読売新聞21日の朝刊:論壇(2007思潮2月)には  「仕事=自己実現」の洗脳
2007/02/23(金) 16:50:46 | Empire of the Sun太陽の帝国
国連でもイランが核開発していることを前提にしている。Reports shed new light on irrational Iran debateよりKoppel's two-hour documentary on the Discovery Channel was followed, quite coincidentally,
2007/02/24(土) 00:15:37 | 夢想飛行-伝統的保守へ
 心理学の本を読んでいると現代日本のさまざまな問題(イジメなども)がよく理解でき
2007/02/27(火) 16:04:48 | Empire of the Sun太陽の帝国
 禅は無の自由を説いているのである。禅の世界では、一切とらわれは否定され、一切のとらわれから自由な無の境地が尊ばれる。 外的要因である何か、つまり、財産、地位、身分等に一切のとらわれないのは勿論、内的要因
2007/03/06(火) 00:25:03 | 夢想飛行-伝統的保守へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。